週刊柏﨑 第668回_スポーツの秋とノーベル文学賞
近年の傾向から言って、束の間なのかも知れませんが、本当に秋らしい日が続いています。
ただ、今日は日中28度まで気温が上がるそうで、一日の寒暖差が大きく体調を管理するのが難しいですね。
私は、毎週修業と思って2時間ほどテニスをするのですが、汗かきの私にとって気温が下がるのはとても有難いことです。
かと言ってそれでテニスが上手くなる訳ではありませんが、バテ方が違います。
ここのところ、暫く止めていたゴルフも再開し、週一のジム通いと共に、私はスポーツの秋を謳歌しております。
こうやって結構体を動かしているのですが、体重は殆ど変化が有りませんな。
まあ、その分食欲は有るし、毎晩の晩酌も美味しく頂いております。
このコラムで何回かに渡って糖質制限について述べてきましたが、私も軽い糖質制限を心掛けています。
ビールをハイボールや焼酎のクロワール割りに変えるとか、清涼飲料水をクロワール茶にするとか簡単なものですけど。
お酒が好きな方は是非お試しください。
さて、皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
先日、友人からいつも飲んでいると言う眼のサプリを貰ったのですが、うちのプレミアムクロワールアイとは全然違います。
あくまで私の個人的体感でありますが、うちの方が遥かに凄い、と言うかそのサプリに私は全くの体感を得ることが出来ませんでした。
そりゃ、身びいきはあるのでしょうが、あれは目隠しして摂っても分かると思いますな。
この頃、余り興味が無くなってしまった感がありますプロ野球もクライマックスシリーズが終わり、今週土曜から広島カープと日本ハムファイターズの間で日本シリーズが始まります。
今はCS放送やBS放送で気軽に米メジャーリーグの試合が観られますので、どうしても力的に見劣りする日本プロ野球を観る気がしないのです。
それにメジャーにダルビッシュ選手やマー君などのスター選手が移籍してしまったのも観なくなった理由の一つです。
しかしながら私は、今一人の選手を観る為毎試合テレビにかじりついています。
その選手が日本ハムファイターズの大谷翔平選手であります。
私が昨今日本のプロ野球を観てきて、間違いなく大谷翔平選手がナンバーワンであると断言出来ます。
確かに王選手や金田選手、イチロー選手など名選手は多いと思います。
ただはっきり言ってアスリートとしての身体的なポテンシャルが全く違うのです。
王選手にしてもイチロー選手しても元々は投手ですが投手では大成出来ないから野手になった訳であります。
その点、大谷翔平選手は投手でも野手でも日本だけではなくメジャーで通用すると思います。
それを可能にするのが、あの筋肉と身体のバランスです。
筋肉が大きくて柔らかい、まるでゴムボールのようです。
更に可動域が広いからあれだけ大きいのに身体のしなりが使えるのです。
要は無理な力をこめなくても最大限力を使える、そして故障しないということで す。
2メートル近い身長で、あれだけ素早くしかもダイナミックな動きが出来るのですから、野球選手としてというよりアスリートとして理想的であると思います。
もしテニス界に行っていれば私は間違いなくナンバーワンプレイヤーになれると思いますね。
当然、メジャーリーグに行っても、日本プロ野球同様ナンバーワンプレイヤーになる確率は高いと思っています。
大谷翔平選手を見るだけでも試合観戦に行きたいくらいです。
彼の力が高いうちにメジャーに行って欲しいです。
多分、複数年契約で200億円位の値段がついてもおかしくないと思いますな。
実は大谷翔平選手、うちの息子と同じ年でありまして、比べれば、只々ため息を付くだけです。
大谷翔平選手、見て月並みでありますが「うちの息子であれば」、何か前に石川遼君やマー君の時にも同じことを書いた記憶がありますな。
注目していたノーベル文学賞ですが…
やっぱりというか予想通り村上春樹氏は今年も受賞を逃しました。
それで選ばれたのが誰しも驚くボブ・ディラン氏であります。
まあ、今迄歌手が選ばれたことは無かった訳でありますが、私の主観としては、歌詞が文学賞に選ばれると言うのは、ちょっと主旨が違う感じがします。
何故なら歌詞と言うのは楽曲と共にあって私達に相乗的に感動を与えるのであって歌詞を文学として捉えるのはどうしても無理があるからです。
それに歌である以上、決められた楽曲の中に入れなくてはならない歌詞と物語として長さの制限なしに表現できる小説などの文章と同じ文学作品として競わせることは可笑しいと思います。
ノーベル文学賞の結果を待っていた所謂春樹ニストの方々は、村上春樹氏が選ばれなくても代わりに選ばれたのがボブ・ディラン氏で良かったと語ったのも、彼ら自身が所詮歌詞と小説は違うと言っているのと同じであり、明らかに文学性は小説の方が上でしょという考えであると思いました。
ただ、そうは言ってもボブ・ディラン氏の功績は偉大なものがありますし、今回の受賞に対しいちゃもんをつけている訳ではありませんから。
ボブ、ディラン氏の歌には私も好きなものもありますが、まあ当然何を言っているか分かりません。因みに、私が歌の歌詞で一番好きというか深いなと感じる歌詞が、奥飛騨慕情の「君はいで湯のネオン花」というフレーズであります。
(何のこっちゃ)このボブ・ディラン氏、ノーベル文学賞の受賞が決まっても全く連絡が取れないそうです。
反戦をテーマにした歌が多いディラン氏でありますから、ダイナマイトで儲けたお金を原資にしているノーベル賞なんか要らないと言うのでしたら、寧ろノーベル賞をボイコットすることに「アッパレ」であります。
これでディラン氏がノーベル文学賞を辞退してしまったらどうなるのでしょうね。
もう一度選考して、もし村上春樹氏が選ばれたらちょっと複雑でしょう。
近年、日本は理工系分野でのノーベル賞を立て続けに受賞していますが、本来経済立国として発展してきた日本が経済分野で一度も受賞したことが無いというのも「なんだかなー」という感じです。
まあ、今の日本の経済状況を打開するためのマイナス金利や日銀の国債の買いあさりなどの経済政策を見る限り、日本が経済分野でノーベル賞を受賞出来ないというのも妙に納得してしまう今日この頃であります。