亀田一家        週刊柏﨑 第210回

1ヶ月前はなんだったの?ってくらい、涼しいというかむしろ寒くなってきています。
めったに風邪をひかない柏崎一家の中で一番体が強いと思われていた息子が、一人風邪をひいてしまいました。この陽気の中、はだかで扇風機をつけて寝ていたのが原因と思われますが、クロワール茶を飲んでいたといっても、無茶をすれば病気にはなるわけです。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

今週の話題といえば、ボクシングの亀田一家一色状態といえます。亀田次男の世界タイトルマッチでのチャンピオンに対する反則行為に世間からのバッシングが集まったわけなのですが、それはもうTVをつけるとこればっかりで、やれ親父が悪いとか、マスコミが悪いとか、国民がこのことに対しては総評論家という感じです。まあ、朝青龍状態の亀田次男を見ると少々気の毒とは思いますが、未成年とはいえ、身から出たサビ、年長者や他人に対する礼儀や気配りを身につけて一から出直して欲しいと思います。
ただ、私の場合、今回の件で、一番印象深かったのが、会見に登場する協栄ジムの金平会長の異常と思えるやつれ方です。亀田長男がデビューした頃の金平会長は、40歳にしては完全にメタボリックという感じだったのです。それが、今回の件が原因かどうかは、計り知ることができませんが、多分15kg~20kgくらいは、お痩せになったのではないかという感じなのです。
朝青龍の親方である元朝潮大関の高砂親方は、マスコミに追いかけられ、しかも行きたくもないモンゴルまで同行させられたにもかかわらず、外観はまったくといっていいほど、変化はなかったのですから、金平会長は、よほどのことがあったのか、または、大病をお患いなのか、といらぬ心配をしてしまいます。
協栄ジムは、古くはSチャンネルでダイエットサプリを大々的に販売していたり、最近では、サウナスーツを扱っていたりと通販業界では、ダイエット分野の大手として知られています。会長自らこれらの自社商品の効果によって、ダイエットしたとは誰も思わないだろうし、なにか、不健康的というか、ストレスとか、病気なんだろうなと感じてしまう印象があるのです。と私も含めた付和雷同型の日本人はいつもワイドショーネタに振り回されているのですが、本当は、もっと国民全体が考えなくては、いけないことがあると思うのです。
特に今の物価上昇については、国民すべてが直面する問題です。いままで、給料が上がらないとか愚痴を言ってはいても、ガソリンが上がったくらいで、食料などの生活必需品があがらないというデフレ状態でなんとかバランスをとっていたのです。元々、原油がここ数年で上がりっぱなしということもありますが、私が株屋の頃は、原油高はイコール、インフレといって、不安要因だったのですから、今までの経済面というのは、不思議な状態だったのです。それがここにきて、様々な商品の値上げが目につくようになってきました。
日本が恐れるのは、不況下の物価高、即ちスタグフレーションという状態です。政府や金融界の責任は重く、これからの私たちの将来に対する問題です。ワイドショーの話題も興味を持つことは、良いことだと思います。しかし、それは自分とは関係ないのです。こういう物価や年金などの問題は、我々全ての日本人が直面しなくてはならない問題です。
しっかり考えていきましょう!

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