焼成カルシウム 週刊柏﨑 第143回
梅雨中といっても日本各地では、正に台風のような降雨量で、九州で土砂崩れがおき、死人が出たと思ったら、今度は東北地方で記録的な大雨という具合で、毎年毎年、訳のわからない陽気であることは間違いない様です。
京都でも朝は天気が良いなと思ったら、昼頃から前も見えない様な雨が降ったりと、安定しない日が続いています。
皆様、お体お変わりございませんでしょうか?
今週、橋本竜太郎元総理が亡くなられました。色々な問題を残しての死去でしたが、ご冥福をお祈りいたします。
それにしても、政界を引退された(引退させられた?)政治家というのは、なぜ、あんなにも年をとってしまうのでしょう。宮沢さんなんかはもうハムナプトラ状態で見るのもかわいそうだし、中曽根さんにしても体から明らかに油気が抜けていると思いませんか?
やはり、先生、先生と持ち上げられて、世間から注目されていると気が張っているのか、政治家でいる間は、銭儲けばかりで生ぐさいから若い、とかでしょうか?
いつまでも若く生きるコツは、いつまでも現役ということだとすると、私のめざす早期リタイアについては、考えものという訳です。
今、エーエルジャパンで扱っている、「元気!おやさい」という焼成カルシウムから作った野菜を洗浄する商品があります。
この焼成カルシウムの粉を水に溶かして、その中に野菜、果物を入れると、あら不思議、野菜、果物からにごった油膜がバアーと出てきます。
これが、農薬と共に表面に付着した油汚れです。
以前、O-157菌が世間を騒がせた時、厚生省はこの焼成カルシウムで野菜を洗うことを推奨したのです。
現在、大手スーパーや食品業界で、野菜、果物を洗う時は、次亜塩素酸ソーダを使うところがほとんどです。(大手では、ダイエーが焼成カルシウムで洗浄している)
次亜塩素酸は、値段的に安価ですし、手軽に大きなプールにザバーっと野菜をひたして、殺菌できることが利点です。しかし、その次亜塩素酸ソーダーは、確かに国に認められている食品洗浄剤ですが、その反面、危険性も指摘されているものです。
今年に入り、前にもふれましたが、ポジティブリスト等で、農薬及び添加物に対する一般消費者の目が厳しくなっており、この焼成カルシウムなど、コストは高いが、安全性が高い洗浄剤を使うところが少しずつですが、増えてきています。
これは、日本だけでなく、中国にも言えることで、実際、弊社から中国の農場へ数kgのサンプルを出荷していて、評判も高いのです。
この様に日本だけでなく、以前だったら農薬などについては意識の低いといわれていた中国まで、安全性ということが食に対する大きなテーマになっているのです。
食品を購入する時、値段というのは確かに大きな基準です。
しかし、これからの健康や予防ということを考えて長い目でみると、安全というのが選択の一番のポイントなのかもしれません。