週刊柏﨑 第297回_マンガ記念館について

暑い日が続いています。毎日普通に30℃を超えているので、梅雨という認識がありません。子供の頃、30℃を超える気温て、もっとすごく暑かったような気がするのですが、今は体が暑さに慣れてしまったということと、家でも会社でも冷房漬けになってしまって、長時間暑い中に身を置かないのが、余り暑さを感じない原因かもしれません。
それにしても皆さん、定額給付金て何にお使いになりましたか?
私は今週、交通違反で15000円罰金をとられ、しっかり利子をつけて国庫に返納してまいりました。
何もこんな未曾有の大不況で、ボーナスも出ないとか住宅ローンも払えない方が増えている中、勘弁して・・・という他ございません。(嫁に頼まれてスーパーで買い物をしてるたった5分の間の駐禁です・・・)
 
皆さん元気でお過ごしでしょうか?
知り合いによると、ボーナス前は交通の取締りが厳しくなるとのことなので、皆さんも充分注意して下さい。
 
さて、今週ビックリのニュースは何と言っても、自民党の古賀選対委員長による東国原宮崎県知事への衆院出馬要請であったと思います。麻生首相では、自民党がこの衆院選挙で下野する可能性が高いというなか、なりふりかまわぬ出馬要請であった訳です。東国原知事だって古賀さんだって、はっきり言って私と違ってとても忙しい方々だと思うのですから、お二人が20分程度会話して、「総理候補としてなら出る」なんていう発言はあくまでパフォーマンスとみるべきで、実際の交渉はかなりウラで進んでいるのだろうと考えています。実際その後料亭で数時間、古賀・東国原会談は行われているので、本当に大事な話はそこで行っていたんだろうと思います。
それにしても自民党というのは、どうしてこんな政党になってしまったんだろうと考えさせられてしまう出来事でありました。でももし東国原知事が自民党の顔になって、衆院選挙に突入するような事があったら、民主が橋本知事を引っ張り出して、もうしっちゃかめっちゃかになる気がします。
私はその時点で、本気で将来の海外移住を考えると思います。
でも東国原さん、国政に出るより今の宮崎を何とかしなくちゃ。110万人位の人口で、毎年400人以上の自殺者とか、地方交付税をもらわなくては真っ赤かな財政とか、就任してからマンゴーや地鶏の販売以外、何をしたのかあまり印象がないんですが、1期4年はしっかり勤めて欲しいです。
私が知るかぎり、タレント知事としては、田中康夫元長野県知事が6年位務めています。彼は任期中に長野県の財政赤字を失くし、新しい雇用事業を作りました。しかし惜しいことに、彼には東国原知事の人気はありませんでした。しかし、こういう地方での実績を持って、国政に行くべきであると思います。
まあ古賀さんがこれでビートたけしに頼みに行ったら、本当にバラエティですね。
嫁に逃げられたお笑いタレントが、苦労を重ねて50過ぎに知事になるというジャパニーズドリームを果たした東国原さん、焦ってはいけません。実績を残し力をつければ、こういう時代、総理の座も夢ではないのかもしれませんから。
 
前フリが長くなってしまいました。国民だけではなく、野党・政党にいたるまで、否定的な方が多いマンガ記念館。
実は私はこの事業に対し、賛成の意見を持っております。そりゃ箱物込みで117億円かけることは問題外ですが、マンガというソフトは、いま外国に向けて胸を張れるコンテンツである訳です。
ドラえもんであるとかドラゴンボールは、海外の子供だけではなく、大人達も夢中になっていたのです。タイでは勉強が苦手で弱虫な子を「ノビタ」といい、頭が良くて利発な子を「一休さん」と言っていた位ですから。
私はマンガというものを、ただのコンテンツということから、今の若者に対する「新しいビジネス」、即ち新雇用事業に育てるべきであると考えています。
箱物は、この不況時に空いているビルは山ほどあるのですから、そういう中古ビルを買ったり借りたりすれば、多分数億もあればこのマンガ記念館は出来るのです。
私は小さいながらも企業経営者ですから、この位の投資で国をあげてマンガ事業を推進すれば、本当に将来性のあるビジネスになると思っています。

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