過酸化脂質 週刊柏﨑 第150回
朝晩少しは涼しくなっていますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。
先日、大阪では1時間に100ミリ以上の雨が降ったらしく、東京の友人に「そっちは大丈夫?」と聞かれたのですが、なんせ京都はほとんど雨が降っていません。
まったく今の日本の気象状態は過剰という感じで、このまま日本がタイの様な夏ばかりの気候になってしまうのかと思うくらいです。(あと数ヶ月で冬になるのが、信じられない気がします。)
という厳しい環境の中、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
甲子園は、東京の早実が優勝しましたが、ピッチャーの斉藤君が汗を拭いていた青いハンカチが、今とても話題になっていて、インターネットのオークションでは、1万円近い値段が付いているそうです。
ご存知の方はご存知だと思いますが、私はとっても汗かきで、QVCのオンエアでもいつもハンカチで汗をぬぐっています。当然、私の場合は斉藤君の様に清々しくはないのですが、お客様に対し一生懸命さは伝わる様です。(懸命ということは事実です。)
少々前置きが長くなりましたが、今回は過酸化脂質と食事について書きたいと思います。
過酸化脂質というのは、コレステロールや中性脂肪が活性酸素によって酸化されたものです。
当然、体の中でも出来ますし、油を使った食物を放置しておくことでも発生します。
特に私も好きな揚げ物は、少し時間を置いただけで、多くの過酸化脂質が発生します。
揚げ物というのは、150度以上の油の中で材料を加熱する調理法です。そういう高温で加熱を続けた油は、炒め物の油よりも酸化しやすく、過酸化脂質になりやすいのです。
油を使って放置しておくと嫌な臭いがするので、皆様もわかると思います。
実際にラットを使った実験では、活性酸素(ヒドロシキラジカル)を発生させて、ラットの体の中にわざと過酸化脂質を作ると、活性酸素が細胞膜を傷つけて動脈硬化になったという結果も出ています。
弊社では、クロワールプラスを大学病院の研究機関に依頼して、クロワールの成分(SODやポリフェノール)が、実際に活性酸素(過酸化脂質)を封じる力があるかを調べてもらっています。
今までは、SODやポリフェノールの含有量で活性酸素除去能力を推し量っていたのですが、本当に動物の体の中で、活性酸素をおさえるのかどうかを実証したいと考えています。
これだけ、多くの方々に様々な効果を実感して頂いているので、活性酸素に対する力は持っていると思います。このことを証明できる実験結果が出ることを、私としても非常に期待をしています。
追伸.
今日、厚生労働省は人の胎盤エキス(プラセンタ)を美容の為に注射している人の献血を禁止することを決めたそうです。
私は、何年も前から気をつけてください、と言ってきたのですが、このことも含めて、人間のエゴの為に自然の摂理を崩すことは、私達人間では計り知れないリアクションが有ると思います。