筋肉治療         週刊柏﨑 第155回

秋が次第に深まってきました。
夜はちゃんと上下ジャージを着て寝る様になってきましたが、我が家の息子はあいかわらずパンツ一枚で扇風機をつけて眠っています。
電池で動いている子供は、すごいなといつも思っていますが、皆様、お変わりございませんでしょうか?
 
先週から今週にかけて、数日間京都から岐阜に通っています。
というのは、我が家の嫁が、無謀にも自転車で犬の散歩に出かけ、犬のいきなりの進路変更(他の犬がいきなり出てきたらしい)により、大きく転倒し、右足が動かなくなってしまったからなのです。
嫁は、学生時代より、腰から足にかけてヘルニア的な持病をかかえており、それが転倒の際の筋肉収縮により再発したらしいのです。嫁の今までの経験上、この状態が出て、整形外科に行けば、即入院となることは間違いなく、今週末のQVCのTSV出演と月末の超多忙状態で、家事や子供の世話と会社の経理をしている嫁が、長期入院してしまうと、大変なことになるのです。
それが、なんで岐阜と関係があるの?と思われるでしょうが、実は、岐阜には、私が親しくしている、おそらく筋肉治療ということでは、日本で1~2位の接骨医がいるからなのです。
 
皆さん、もし腰とか肩などが、我慢できないくらいに痛くなったら、どこに行きますか?
まあ、大半の人は、整形外科医に行かれるのではないでしょうか。
でも、その病院で長い時間待たされて、何をされるかというと、まずレントゲンです。
人間の痛みの80%は、筋肉が起因しているといわれています。
レントゲンに筋肉は写りません。骨や関節に異常がなければ、皆さんのつらい痛みは、整形外科では、原因不明の痛みとなります。原因不明なのですから、当然、治療法はありません。お医者様から言われることは、「湿布をして、安静にしていて下さい。」
どうしても我慢できないのなら、ブロック注射。
でも、これは、治療ではなく、応急処置なのです。
痛みは、筋肉が固まって「コウケツ」になることでおこります。
これをほぐして柔らかくすることが、唯一の治療方法なのです。
よって、ベッドで安静にしていれば、痛みはやわらいでも、奥の「コウケツ」は、広くなり、硬くなります。
よって外から適度の刺激を正確な部分に入れることが、必要となります。これが、普通の接骨医の人には、非常に難しいことなのです。
 
この先生は、筋組織を勉強する為に大学病院で解剖に立ち会ったりして、人間の筋肉の隅々まで研究しています。施術の技術も卓越したものがあり、右手の親指が左手の倍近くあるのも経験の豊富さを物語っていると思います。
実費治療の場合は、1回数万円かかるのにもかかわらず、予約は一杯ですし、皆さんも驚くような女優さんとか政治家がわざわざ岐阜に来ている程です。
 
我が家の嫁も、数回で80%程度まで回復し、入院の必要はなくなりました。
(私もやってもらったことはありますが、悪い箇所の治療は、声が出ないくらいに痛いです)
 
皆さんも、骨折やリュウマチ、関節以外の痛みであれば、筋肉をみることができる、接骨医や医学療法士(PT)、カイロプロティクス、鍼灸士に診てもらうことをお薦めします。
(数は少ないですから、ちゃんと確認してくださいね)
 

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