入浴剤         週刊柏﨑 第174回

昼間は冬であるのを忘れるほどの小春日和の日が続いています。
新しく宮崎県知事になった、そのまんま東氏こと東国原英夫氏が、TVで見ない日はないくらい登場しています。宮崎県を売り込むセールスマンというマニフェスト通りの活動をしていますが、彼の行政手腕という点については、まだまだ未知数であって、今後に期待したいと思います。
しかしながら、今の日本においての政治への国民の期待度は、限りなく低くなっていて、無党派層がアクションを起こせば、必ず日本は変わることができると考えています。これは昔からいわれていることですが、今は自民・公明の与党から、民主・社民という野党に至るまで、既成政党の支持者が支持政党離れしているからです。現に、もしビートたけし氏が東京都知事選に立候補すれば、かなりの確立で当選するのではないでしょうか?
そのくらい私たち国民は、今の日本の運営に対して怒っているのです。
 
というアカデミックな話題にふれましたが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
 
日本人の入浴好きというのは、おそらく世界一と思われます。
私がいつも行く銭湯で会う米国人の版画の先生は、銭湯や温泉こそが、日本で一番すばらしい文化だと言っていました。
確かに欧米のようにシャワーだけというよりも、ゆっくり浴槽につかった方が、リラックス効果も高いですし、体が温まることによる血行改善であるとか発汗効果も高いものがあります。
その温泉大好きの日本において、自宅で気軽に温泉気分が味わえるという、うたい文句で人気商品となっているのが、入浴剤市場です。「○○の名湯」などという商品で、ドラッグストアでは、定番の商品となっています。
効能書きには、疲労回復のほかにも「湿疹、腰痛、肩こり、冷え性、リウマチ、あせも、しもやけ、神経痛」などに効くということで、まさに現代人の悩みを風呂に入るだけで解消してくれるすばらしい商品なのです。
私の家にも何種類かありまして、風呂に入れてみるのですが、なんか色のついた香り湯というだけで、これらの効能があるとは、とっても思えません。
成分を見ると、確かに温泉から抽出した成分はほとんど入っておらず、主成分が炭酸水素ナトリウムと硫酸ナトリウムがほとんどで、それにトウガラシやみかんの皮(チンピ)など薬効成分を少し加えてあるのです。
ちなみに炭酸水素ナトリウムというのは、重曹のことで、洗濯などによく使われており、危険性はありません。これら主成分は問題ないのですが、あのピンクとか青色のこんな温泉の色は、ありえないだろうという合成着色料は、アレルギー物質です。そしてあの香料はかえってリラックス効果を減退させてしまいます。同様に保湿剤とか、殺菌防腐剤などは、全てケミカルなもので、これら入浴剤は気分的なものであるにもかかわらず、実際は健康を害するものであることが多いのです。
それに対して当社で扱っている「ごくらく日和」という入浴剤の成分は、天然ひのき水、酒粕、米こうじ、米、塩、とこの入浴剤を飲むこともできるくらい、体にやさしい成分です。無添加、無香料、無着色ですので、肌が弱い方、アレルギー体質の方にもおすすめですし、酒粕、米こうじの力で保温、保湿効果も高いです。ひとつひとつ手作りですので、手間ひまがかかりますが、大手メーカーでは、絶対に作ることができない入浴剤なのです。私は、この「ごくらく日和」と、「ごくらく日和」の社長のお客様と商品への思いとこだわりに対し、深く感動し、取り扱わせていただくことしたのです。値段は高いですが、ぜひ、使ってみてください。
はっきりいって、入浴剤の常識が変わると思います。

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