加齢臭          週刊柏﨑 第200回

甲子園で夏の高校野球も始まり、夏はまさに真っ盛り状態になってきました。しかし、思うに毎年の猛暑ということに体がなじんできたのか、「夏はまあ、こんな感じでしょ。」という具合で、それほどしんどいとは思いません。
そういえば、うちの会社でも夏バテという社員はいませんし(クロワールのおかげという話もある)、皆様も夏の対処方法を色々考えているのかもしれません。
今日、ネットでニュースを見ていたら、あのビリーが100万セット突破という記事が出ていました。金額にして、150億円、通販商品としては、あのアブトロ●クス(電気でお腹をゆする器具)にせまる勢いです。
くれぐれも無理をして腰痛などにならないように・・・
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
私は、今週末、子供の野球の広島遠征に同行を義務付けられて、ゲッという状態です。
 
先日週刊誌をながめていたら、加齢臭についてのコラムが載っていました。
皆さんは自分や他人の臭いについてどういう感覚をお持ちですか?
いわゆる体臭というものですが、この頃、その体臭の中でも、加齢臭というものが皆さん、気になってきているようです。
まあ、確かにQVCさんでも、バラのサプリが放映されていて人気商品になっていることを考えても、臭いということに敏感(過敏ともいう)になっている証だと思います。バラのサプリを販売されている方から、「柏崎さんもうちのサプリを飲んでくださいよ。」と言われて、サンプルをもらうのですが、私がバラの臭いをさせていたら、かえって気味が悪いので、すみません、飲んでいません。
しかし、私としてもこの加齢臭というものが気にならないわけではありません。そもそも加齢臭という言葉自体は2000年12月11日に資●堂研究所が発見したもので、歴史は浅く、資●堂が名付け親です。
体臭の一種ですから、初めはカレーの臭いと間違えられたくらいで、やっとのところ、世間に認識された臭いなのです。
昔々、私が子供の頃、オヤジに抱きついたりした時にした、あきらかに自分達とは違う臭い。タバコやアルコール、整髪料などが入り混じった臭い。その「大人の臭い」が、今思うと加齢臭だったのです(当時オヤジは40歳くらいでした)。ここで、この加齢臭というものを考えた時、焼肉屋に言った後のニンニクや、煙の臭いや、風呂に数日入らないといった臭いなどと違い、加齢臭というものは、どうやら「当人にはわからない臭い」という性格を持っているらしいと週刊誌では述べられています。
しかしながら、私が思うに、他人の加齢臭は、はっきり解るし、自分の加齢臭についてもなんとなく若い時の臭いとは違うとわかるのです。
あと娘や嫁からあびせられる「オヤジくさ!」という言葉。この場合の「オヤジ臭い」という臭いは、私達の年代にとって、誰しも気になる臭いです。「オヤジくさい」というのは、臭いだけではありません。加齢臭も含む私達の行動や服装に対して、あびせられる、あきらかにバカにした言葉であります。
犬の散歩や近所のコンビニへパジャマで行くとか、外へ食事にジャージとサンダルで行ったりすると、娘からは必ず「オヤジくさ」という言葉をあびせられます。娘や嫁とデパートに買い物に行ったとき、女性下着売り場で、ニヤニヤしている時も、たいていこう言われます(キショイとも言われます)。
確かにそのコラムでも書いてある通り、私だって、レストランにジャージにサンダルでとか(ホテルのレストランで入場を断られたことがあります)、パジャマで外出とかは、おかしな格好だとは理解できるのですが、この歳になると、面倒くさくなってしまうのです。まわりの目が気にならなくなるというか、どうでもいいやという投げやりな考えになってしまうのです。
そして、そのコラムはこう結んでいます。
「加齢臭やオヤジくささは、他の人からどう見られても良いという思いから生まれるのではないだろうか。それは、『脳内に自分の姿を映す鏡を持っていない』心がかもし出す臭気である」
しかしながら、私は加齢臭を含むオヤジくささたっぷりなのですが、きれいな女性の目は気になります。
娘に言ったら、「それはオヤジくさくて、スケベなだけじゃん」と言われました。

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