注目の「紫根」、その美肌効果

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前回は今話題のムラサキ草の根、「紫根」について少し掲載しました。

第二回目となる今回は、紫根が我々の肌にどのような効果をもたらしてくれるのか?ということを掲載していきます。

多くの方が紫根に期待する薬効と言えばやはり、美肌効果ですよね。

肌を美しくする成分は数あれど、薬として肌疾患への治療にも使用されてきた成分はなかなかないですから。

もしかして凄い効果を発揮してくれるのでは…と、その「薬効&美肌」のW効果にどうしても注目が集まります。

紫根は他と比べてどんな効果に優れているのか?

紫根に期待できる要素は細かく分けると5つ。

①抗酸化活性

②抗アポトーシス活性

③細胞移動性の調節

④コラーゲンの分泌

⑤異常なタンパク質の除去、および細胞増殖の促進


①抗酸化活性はみなさんご存知の通り、肌の老化を促進させる活性酸素を除去する働き

②抗アポトーシス活性は、分子レベルの細胞死を防ぐ働き

③細胞移動性の調節は、細胞の活動調整

④コラーゲン分泌は肌のハリや関節の動きに関係

⑤異常なタンパク質の除去、および細胞増殖の促進は、細胞死をひきおこす異常タンパク質の除去、および肌のターンオーバーの促進です。

紫根にはこのように細胞レベルで美肌を作れそうな5つの特性があるわけですね。中でも注目されているのがズバリ、⑤肌のターンオーバー促進です。

化粧品などでよく、「シミを漂白して白くする」「シミ原因になるメラニンの生成を抑える」「肌のターンオーバーを促進する」などの単一効果が謳われている成分はよく見かけますが、紫根は「ターンオーバーを促進して、メラニン色素を排出してくれる」というWの薬効があるので、湿疹、皮膚の火傷および凍傷の治療薬でも使用されているわけですね。

「治療後の肌をすばやく綺麗な状態にしたい!」

「黒ずんだ肌を明るくしたい!」

紫根がもっている美肌&アンチエイジング効果は、このような悩みを持っている方にまさにうってつけの成分だと言えますし、炎症性アレルギー疾患であるアトピーにもいい効果が期待できる、と…まさに一石三鳥の肌成分です。

ということで次回、紫根の美容効果にさらに迫ります。

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