「胸を大きくしたい」と願う女性たちの定番の飲み物…と聞くと、なにを思い浮かべますか?
から揚げ?プエラリア?
…いえいえ、やはり定番と言えばやはり「豆乳」ではないでしょうか。
そして、多くの人がもつ疑問と言えばこれです。
本当に胸が大きくなるのか?
「いくらなんでも特定の食べ物を食べるだけで、胸が大きくなるなんて信じがたい」
「豆乳業界の策略なのではないか?」
そう思っている方も、意外と多くいらっしゃるかも知れません。
今回は全国の淑女の皆様のために、豆乳の「育乳効果」について触れていきたいと思います。
2年間、毎日3Lの豆乳を飲み続けた男性(40代)のお話
中国浙江省在住の劉さん(男性)は健康おたく。
今年で40歳代とのことで、周りの同年代の友人同様、健康をかなり意識した生活を送っていました。
健康を意識した生活を送っている人はしばしば、自分ルールというものをもっています。
劉さんもそのひとりで、彼の自分ルールは「お酒や水の変わりに豆乳を飲む」というものです。
朝、目覚めの一杯はもちろん豆乳。
それがたとえお酒の席であったとしても、お酒の代わりに豆乳を飲んでいました。
彼が1日に飲む豆乳の摂取量は、およそ3Lにもおよんでいました。
そんな生活を2年ほど続けていた、ある日…
彼は自分のカラダにある異変を感じ始めていました。なんと、だんだん胸が大きくなっているのです!
彼の胸は、さらにすくすくと成長し、ついには自分の妻をも超えました。
診察した医師によると、その原因は「大豆イソフラボンの摂りすぎによる乳房の発育」だったとのことです。
イソフラボンを飲むと、胸が大きくなるは本当だった
この話を聞いて、明日から豆乳を水代わりに飲もう…!
なんて思いがちな人もいらっしゃるかも知れませんが、やはり「過剰摂取は危険」です。
彼を診察した医師は次のようにコメントしています。
「女性のカラダは元々女性ホルモンが多いので、過剰にイソフラボンを摂りすぎると乳房の腫れや痛み、しこりなどの原因になることがあります。大豆イソフラボン(女性ホルモン)の過剰摂取は、女性のカラダに良いとは言えないということです。」
とは言え、胸を大きくしたい女性は大豆イソフラボンの力を借りたいところ
そこで浮かび上がる疑問がこれです。
大豆イソフラボン(女性ホルモン)は、一日にどのくらいであれば摂取してもいいのか?
食品安全委員会の発表によると、大豆イソフラボンの上限摂取量は「70〜75mg/1日」となっています。
先の男性の大豆イソフラボン摂取量はどのくらいだったんでしょうか?
豆乳1日3L、というとかなりの数値になることが予想されますが…ちなみに胸が大きくなってしまった男性は切除手術を受けたとのことです。
大豆イソフラボンには育乳効果は確かにある、と言えますが…
発表されている1日の上記摂取量を遵守するのであれば、人にもよるでしょうが、「育乳効果はさほど期待できない」と言えそうです。
豆乳はあくまでも育乳のサポート役、といった解釈が適切ではないでしょうか。
中には、「毎日豆乳を飲んでいるけれど、胸が大きくならない…」とお悩みをもっている方もいらっしゃるようですし…
ここで浮かび上がる、大豆イソフラボンに関するもう一つの疑問
『毎日豆乳を飲んでいて、胸が大きくなる人とならない人がいるのはどうして?』
豆乳を毎日飲んでいて、胸が大きくなるケースもあれば、変わらないという人もいます。その差はどこからきているのでしょうか…?
先の男性をベースに考えてみましょう。
一番大きな要因はおそらく、「大豆イソフラボンの摂取量の差」だと思われます。
あの男性も1日3Lも飲まなければあそこまで大きくならなかったでしょうし。
そしてもう一つの差があるとすれば、「健康に対する姿勢」でしょうか。
ご存知のとおり、胸の大きくなる、ならないにはホルモンバランスが密接に関わってきます。
これは生活習慣によって乱れたりするわけです。
彼は健康おたくとのことでしたから、普段から健康を意識した生活習慣を送っていたのでしょう。
ホルモンバランスの乱れもなかったことが考えられます。
つまり、ただ豆乳を飲んでいるだけでは満足する育乳効果を得にくいということです。
ホルモンバランスを整えつつ、豆乳を飲んでいきましょう。
次回の記事では、「豆乳の効果を最大限得るためのホルモンバランスの整え方」をご紹介していきます。
出典
男子喝豆浆2年长出D罩杯 医生:姑娘可别这么干
http://www.chinanews.com/sh/2014/06-21/6305644.shtml