週刊柏﨑 第405回_震災から早5ヶ月
全国的にお盆に突入し、京都では観光客が目立つようになってきました。街中はとにかく他府県ナンバーの車が多くなって清水周辺や嵐山周辺といった観光名所の近辺は交通渋滞で、この時期は余りであるかないようにしています。暑さも完全に去年並みに、なってきていて
昨日はなんでも1日だけで、熱中症のために病院に搬送された人が、全国で721人もいたそうであります。節電ということが、今、大切であることは十分承知していますが、なんといっても命あってのものだね、暑さを強く感じる時は、エアコンを使ってください。そしてクロワール茶
でこまめな水分補給をしてください。今年の初めに、クロワールの原料、アフリカカメリアシネンシスの産地、ケニアに行ったことは、このコラムをご覧の方はご存知であると思います。皆さんからは、ケニアという国は表にいるだけで、火傷するほど暑いでしょうと、言われるのですが、決してそんなことは無いのです。至る所に緑が有り、近代化されていないケニアは、日本に比べて驚くほど過ごし易い陽気であるのです。都市の近代化というのは、私達にとても便利で効率的な暮らしをもたらしました。その半面、今のような、家の中にいるだけで、命を落としてしまうような、環境になっているということを、忘れてはいけません。原発事故というのは、私達に環境面や安全面を再考するという必要性を暗示したのです。国を挙げての、都市の緑化ということ推進しなければなりません。長い目でみれば、日本という国の価値を必ず高めていくと考えます。
今週で震災から、早5ヶ月が過ぎようとしています。今なお、4500人以上の方が行方不明であります。被災地の方がたにとっては、全ての行方不明者の安否が解るまでは、震災は終わってはないと思います。このお盆期間、全国民で亡くなられた方を偲びたいと思います。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
京都在住の私にとって、全国の皆さん、とりわけ東北地方の方々にお詫びしなくてはならないことがありました。毎年お盆期間に開催される
大文字は、このシーズンの観光の目玉であります。京都は四方を山で囲まれている盆地で、その五山に、大の字や様々な形に火をともし
先祖の霊を送るのが、大文字五山の送り火であります。夜空に、火炎で描かれた字が、チラチラ浮かんでいるように見える様は、とても
神秘的で、京都を代表するイベントであります。この送り火に使われる薪に、陸前高田市産の薪を使おうとしたところ、放射能で汚染されている薪なんて洩ってのほかという、クレームが入り使用を中止したのです。まあ、最終的には、この陸前高田産の薪を使用することになったのですが、京都市民にとっては、後味の悪い決着となりました。「ガンバレニッポン」「東北に勇気を」とか、かっこいいこと口ではいいますが、本音はこういうことか、と思われても全く弁解できないような対応でありました。私個人としては、心からお詫びもうしあげます。
以前このコラムで書きました、セミが鳴かない夏は、大地震がくることがあるという話でありますが、あの文章を載せたとたん、京都では喧しい位の状態でありますので、あの話は無かったことにして下さい。それと、先週のアメリカ国債がデキレースで、格下げされなかったことでありますが、SPという格付け会社は確かに格下げを見送りにしましたが、ムーディーズという格付け会社がしっかり格下げを断行しました。その結果、今週の全世界の株式相場や為替相場はとんでもない事になってしまっています。新たにフランス、イギリスといったアメリカ同様、トリプルAという最高の格付けをされた国債の格下げの話が出ていて、世界経済は今後尚一層の混迷を極めると思います。
それでも、既に二段階も格下げされている日本国債や円がこれだけ買われるのですから、格付けといっても「なんだかなー」という感じです
さて、よく日本の食糧自給率が低い、先進国の中ではブッチギリの最下位だという話を聞きます。それでも、スーパーなどに買い物に行けば、並んでいる食材は圧倒的に日本産が多いのです。現在、日本の食糧自給率は39パーセントといわれています。まあ、確かに外食産業や総菜などは、どこ産か不明だということもありますが、それでも今は、結構外食産業でも、メニューにしっかり、産地を記載していることが多くなりました。そうすると40パーセント以下の自給率はいくらなんでも、私は低すぎると思うのです。
実はこれにもカラクリがあります。現在の食糧自給率はカロリーベースで算出されています。ようするに沢山のカロリーがある食品の自給率が低い、つまり輸入に頼っていれば、自然にトータルの自給率も低くなるのです。日本は小麦、甜菜、イモ類は輸入に依存しています。
肉類も含めこれら、高カロリーの食材の自給率が低いことで、日本の食糧自給率は低くなるのです。野菜や果物など低カロリーの物を
なんぼ頑張って作っても、日本の自給率は高くなることはありません。このところの日本の食糧自給率が下がっていたのは、日本人の米の消費量が下がっていたことが一番の原因です。
本来であれば、食糧自給率というのは、生産額ベースで考えるべきであります。ちなみに生産額ベースでいうと、日本の食糧自給率は、約70パーセント。これは、先進国の中でも結構いい数字です。こういう事実を国は、私達に全く説明しませんが、何か意図があるのでしょうか。私には、不思議でなりません。
QVCさんでの、TSV前には私は必ずお墓参りに行きますので、お盆には特別墓参りに行きません。元々親不孝者でありますので、親も余り期待していないと思います。それでも、今年は東北で被害に遭われた方に手を合わせたいと思います。
合掌
QVCで紹介されている、沢山の商品は皆さまのご支持次第で立派な役者に育つこともあるし、すぐさま忘れられてしまうこともあるのです。クロワールももっともっと良い商品になるように精進して、QVCの大御所と、いわれるように努力します。
昨日はなんでも1日だけで、熱中症のために病院に搬送された人が、全国で721人もいたそうであります。節電ということが、今、大切であることは十分承知していますが、なんといっても命あってのものだね、暑さを強く感じる時は、エアコンを使ってください。そしてクロワール茶
でこまめな水分補給をしてください。今年の初めに、クロワールの原料、アフリカカメリアシネンシスの産地、ケニアに行ったことは、このコラムをご覧の方はご存知であると思います。皆さんからは、ケニアという国は表にいるだけで、火傷するほど暑いでしょうと、言われるのですが、決してそんなことは無いのです。至る所に緑が有り、近代化されていないケニアは、日本に比べて驚くほど過ごし易い陽気であるのです。都市の近代化というのは、私達にとても便利で効率的な暮らしをもたらしました。その半面、今のような、家の中にいるだけで、命を落としてしまうような、環境になっているということを、忘れてはいけません。原発事故というのは、私達に環境面や安全面を再考するという必要性を暗示したのです。国を挙げての、都市の緑化ということ推進しなければなりません。長い目でみれば、日本という国の価値を必ず高めていくと考えます。
今週で震災から、早5ヶ月が過ぎようとしています。今なお、4500人以上の方が行方不明であります。被災地の方がたにとっては、全ての行方不明者の安否が解るまでは、震災は終わってはないと思います。このお盆期間、全国民で亡くなられた方を偲びたいと思います。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
京都在住の私にとって、全国の皆さん、とりわけ東北地方の方々にお詫びしなくてはならないことがありました。毎年お盆期間に開催される
大文字は、このシーズンの観光の目玉であります。京都は四方を山で囲まれている盆地で、その五山に、大の字や様々な形に火をともし
先祖の霊を送るのが、大文字五山の送り火であります。夜空に、火炎で描かれた字が、チラチラ浮かんでいるように見える様は、とても
神秘的で、京都を代表するイベントであります。この送り火に使われる薪に、陸前高田市産の薪を使おうとしたところ、放射能で汚染されている薪なんて洩ってのほかという、クレームが入り使用を中止したのです。まあ、最終的には、この陸前高田産の薪を使用することになったのですが、京都市民にとっては、後味の悪い決着となりました。「ガンバレニッポン」「東北に勇気を」とか、かっこいいこと口ではいいますが、本音はこういうことか、と思われても全く弁解できないような対応でありました。私個人としては、心からお詫びもうしあげます。
以前このコラムで書きました、セミが鳴かない夏は、大地震がくることがあるという話でありますが、あの文章を載せたとたん、京都では喧しい位の状態でありますので、あの話は無かったことにして下さい。それと、先週のアメリカ国債がデキレースで、格下げされなかったことでありますが、SPという格付け会社は確かに格下げを見送りにしましたが、ムーディーズという格付け会社がしっかり格下げを断行しました。その結果、今週の全世界の株式相場や為替相場はとんでもない事になってしまっています。新たにフランス、イギリスといったアメリカ同様、トリプルAという最高の格付けをされた国債の格下げの話が出ていて、世界経済は今後尚一層の混迷を極めると思います。
それでも、既に二段階も格下げされている日本国債や円がこれだけ買われるのですから、格付けといっても「なんだかなー」という感じです
さて、よく日本の食糧自給率が低い、先進国の中ではブッチギリの最下位だという話を聞きます。それでも、スーパーなどに買い物に行けば、並んでいる食材は圧倒的に日本産が多いのです。現在、日本の食糧自給率は39パーセントといわれています。まあ、確かに外食産業や総菜などは、どこ産か不明だということもありますが、それでも今は、結構外食産業でも、メニューにしっかり、産地を記載していることが多くなりました。そうすると40パーセント以下の自給率はいくらなんでも、私は低すぎると思うのです。
実はこれにもカラクリがあります。現在の食糧自給率はカロリーベースで算出されています。ようするに沢山のカロリーがある食品の自給率が低い、つまり輸入に頼っていれば、自然にトータルの自給率も低くなるのです。日本は小麦、甜菜、イモ類は輸入に依存しています。
肉類も含めこれら、高カロリーの食材の自給率が低いことで、日本の食糧自給率は低くなるのです。野菜や果物など低カロリーの物を
なんぼ頑張って作っても、日本の自給率は高くなることはありません。このところの日本の食糧自給率が下がっていたのは、日本人の米の消費量が下がっていたことが一番の原因です。
本来であれば、食糧自給率というのは、生産額ベースで考えるべきであります。ちなみに生産額ベースでいうと、日本の食糧自給率は、約70パーセント。これは、先進国の中でも結構いい数字です。こういう事実を国は、私達に全く説明しませんが、何か意図があるのでしょうか。私には、不思議でなりません。
QVCさんでの、TSV前には私は必ずお墓参りに行きますので、お盆には特別墓参りに行きません。元々親不孝者でありますので、親も余り期待していないと思います。それでも、今年は東北で被害に遭われた方に手を合わせたいと思います。
合掌
QVCで紹介されている、沢山の商品は皆さまのご支持次第で立派な役者に育つこともあるし、すぐさま忘れられてしまうこともあるのです。クロワールももっともっと良い商品になるように精進して、QVCの大御所と、いわれるように努力します。
クロワールカフェ:http://www.al-japan.com/movie/index.html
楽珍堂:http://www.rakuten.ne.jp/gold/al-japan/movie/index.html