週刊柏﨑 第374回_お正月と言えば箱根駅伝
新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いします。ということで、2011年になりました。京都では昨年大晦日に5年ぶりという大雪が降りました。なんせQVCさんのオンエアが年末まであったためにろくに買い出しにも行っていなかったので、大雪の中、四条に車で出かけて行った訳です。近年京都では、雪らしい雪が降っていなかったので、タイヤもノーマルタイヤです。宝ヶ池から下るいつもの温度計がある狐坂では、早速軽自動車がスリップ事故を起こして、ガードレールに突っ込んでいます。私も下鴨神社付近でブレーキをかけた際、若干スピードを出しすぎたようで、ハンドルがロックして数メートル横滑りをしてしまいました。早くも車で来たことに後悔してしまったのですが、買い物後の帰り道はさながら八甲田山状態で、時速15Kmという安全運転で無事帰宅することができました。家の庭には、高校生の息子が作った雪だるまがありました。ニュースでは鳥取で大雪のため、1000台もの車が立ち往生してしまい、多数の方が車中に閉じ込められてしまい、車で新年を迎えたということであります。この地方では、年末から新年にかけて停電した地域もあるようで、近年の温暖化と言われる中、雪に対する対策というのは誰しも軽んじてしまっているようです。なんせ、鳥取の港では、雪の重みで沈没してしまった船が200船以上というのですから、まあ想像を絶するような雪であったと思います。
皆さん、どのような新年をお迎えになったのでしょうか。年末から正月は、まあテレビを観るくらいしかないのですが、今年のように大雪が降ってしまうと、ことさらであります。どのチャンネルをつけても、同じようなタレントさんが同じような番組をやっていて、すぐあきてしまう訳です。多分、私の知っている限り、正月をこんなに祝うというのは、日本が一番なんじゃないかと思います。私が海外赴任をしていた香港や台湾も、アメリカやヨーロッパ(住んでたことありません)も確かにカウントダウンは盛大にやりますが、新年が明けてしまえば、1月1日が休日というだけで、2日からは平常運転に戻りますので、三が日みたいな日本の正月気分はありません。まあ、中国人社会では1月下旬から2月初めのチャイニーズニューイヤー(旧正月)がメーンであって、その間の1週間から10日間ぐらいは日本の正月を上回るぐらいの盛り上がりであります。ですから、中国社会では、日本の新年会シーズンの1月か、忘年会シーズンであります。
今日、会社に来る途中、コンビニには早くも恵方巻き・節分のポスターが貼られていました。エーエルジャパンもクロワール・アイネオと、クロワールプラスのQVCさんでのTSVを例年通り4月と7月に予定しています。すでに3か月先、半年先の仕事に取り掛かっているのです。1年過ぎるのがあっという間なのは、こんな1年の過ごし方に起因しているのかもしれません。
新年にいつも観ているのが、スポーツ番組、とりわけ箱根駅伝であります。2日間をかけて東京⇒箱根を往復10区間を走るのですから、日本一、いや世界一の駅伝大会といっても過言ではありません。なんせ、1人で1区間20数Kmを走るのですから、何があるかわからないところが他の駅伝と違うところであります。昨年もニ昨年も、1日目の最終区間、箱根の山登りで4分以上の大差(1キロ半)を東洋大学の柏原君が逆転して、総合でも東洋大学が2連覇しています。今年は、やはり柏原君が山登りの5区で早大を逆転して、往路では優勝したものの、体調があまり芳しくなかったようで、思った程の差を2位の早大につけられなかったことから、2日目の往路で再び早大に逆転され、早大が18年ぶりに優勝しました。レースは非常におもしろかったし、長野の佐久長聖高校出身の選手は、どの大学でもエースですごいとか、見どころはたくさんあった訳ですが、テレビ放送の選手やレースのあおり方がなんかとってもわざとらしく感じるのです。これは、同時に開催されている高校サッカーやラグビーや、甲子園大会でも同様であります。選手達が一生懸命プレーしたり、走っている姿は本当に素晴らしいと思いますが、それを形容するのに美辞麗句を絶叫するのはかえって興ざめであります。本来は個人競技である長距離走をタスキをつないで団体で競う駅伝、特に箱根駅伝のように1区間、20㎞以上を走る駅伝は非常にリスクのある競技であると思っています。20㎞以上のロードレースというのは、本来ハーフマラソンと同じで厳しいレースであります。当然、体調が悪かったりしたら、簡単にできるものではないのです。
しかしながら、駅伝はタスキをつなぐことが最優先される競技であり、本来だったらレースを棄権するような状態でも無理して走るだろうし、おのれの限界以上のスピードで走ろうとしたりするのです。その結果、箱根駅伝のレースや練習で、故障していった選手が数多く存在するのも事実ですし、実際、日本の男子マラソン界には、箱根駅伝症候群なる言葉もあるそうです。これは、箱根駅伝で無理をしてマラソンに出場する頃にすでに燃え尽きてしまう選手の状態をいいます。実際、大学生時代はあんなにすごかったという選手がフルマラソンに出場すると、大きく活躍できないということがあるのです。かと言って、今の箱根駅伝が続く限りどうしようもないことですが…
まあ、そんなこんなで今年も始まりました。今年も頑張ってよりよい品を提供していきますので、皆さんよろしくお願いします。
早速ですが、来週からクロワールのルーツ、アフリカカメリアシネンシスの畑の視察でアフリカ、ケニアに行ってきます。1週間を予定しています。アフリカに行くのは初めてで、結構ビビッていますが、気を付けて行ってきます。次回のコラムはそんな訳で少し遅れると思います。
昨年暮れから私が動画でお得な商品を紹介しています。一回ご覧になって下さい。