週刊柏﨑 第631回_ アメリカに行ってきます

正月から続いている冬とは思えないような穏やかな日々は、一月二週目に入っても変わりません。流石に週末にかけて冷え込んできて、関東では雪が降ったようですが、それでも例年に比べれば明らかに暖冬であります。それから、私的には長年住んでいた京都市の北の果て国際会議場付近から街中に引っ越したのも尚更冬が暖かく感じる大きな理由です。まあ、気温差は確実に3度位あるでしょうね。やっと正月気分が抜けまして、身体的にも平常運転になってきてそれなりに忙しい日を送っております。

 

一月九日はQVCさんでの今年最初のオンエアーでありまして、ウルトラクロワールアイネオの特別セットと歯磨きジェル、ワハハ歯ブラシをご紹介したのですが、有難いことにクロワールアイと歯磨きジェルはあっという間にソールドアウトとなりました。本当に皆さんには厚く御礼申し上げる次第であります。今年も良いスタートを切ることが出来ました。

 

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。実は24日からアメリカのデモインという場所にあるケミンの本社に行くことになりました。欧米各国でテロ危機が叫ばれている折り、アメリカの3番目の都市シカゴ経由で行くことが嫌なのですがスケジュール的にここしか調整がつかないので、意を決して行ってきます。ケミンのフローラグロールテインは、今話題の機能性表示を謳うための配合値をルテイン10ミリ&ケミンのゼアキサンチン(ゼアワン)2ミリとしています。これは自然界に存在する緑黄色野菜に含まれるルテインとゼアキサンチンの比率5対1による配合比率から導き出されています。ケミンはこの配合で医療品に勝るとも劣らないデーターを揃えています。ルテインに関しては様々な原料メーカーが機能性表示を謳えるようにデーターを作成していますが、ケミンの機能性表示を謳う根拠データーはその量、効力と他を圧倒していると思っています。ですから、クロワールアイネオは次のステップとして含有するフローラグロールテインを6ミリから10ミリに増やし、ゼアキサンチンも目に存在するゼアキサンチンと同じフリー体のマリーゴールド由来のゼアワン2ミリにバージョンアップを予定しています。

それに伴い、初めてルテインの抽出に成功したケミンの研究者の先生と会うことになったのが、この訪米の目的であります。原価的にはまたコストアップでありますが、世界一の眼のサプリを目指す為には絶対に必要なことだと思っています。

 

株式市場の下落が止まりません。今日(14日)の時点で、上げたのが1日だけであとは、全部大幅な下げ、サイコロジカルラインは1勝6敗完全な下降トレンドですな。先日何気に新聞を見ていたら、持っていると思われる銘柄が年末から8倍近くなっていて、慌てて調べてみると確かに凄く上がっているんです。まあ、やられた分を考えると焼け石に水ですけどね。それで少し真面目に値段をチェックしようかと思った矢先の暴落で、こんなもんです。

大体、年金の運用を株でやるという事自体に問題があるのですけど、絶対にやってはいけないのが、株価を維持するために年金のお金で買い支えるということであります。これってそもそも年金を運用する目的は、利益を出すと言う主旨からみれば完全に逸脱していますな。気が付けばマーケットプレイヤーは年金だけという最悪な事態に、大量な高値つかみした株式を抱えて何も出来ず大きく下げていくのを見ているだけということになりかねません。正にそれが現実になっているのかもしれません。

 

今年の正月は、2日と3日に映画を観に行ったのですが、それなりに楽しく鑑賞することが出来ました。先ず、2日に観たのが、ダブルオーセブンシリーズの「スペクター」であります。まあ、私の世代は007ゼロゼロセブンでありますな。やっぱり日本人としてサイボーグ009と区別するのには、ダブルオーセブンの方がいいのかも。この24作目のシリーズでスペクターが出てきたのには私の世代は感慨深いものがあります。

スペクターはショーンコネリー演じる1作目から登場する悪の秘密結社(古いか)で、私が高校時代ごろには、都内にスペクターという暴走族のグループが有った位です。スペクターはどこからこんなお金が有るのかという位、お金持ちの悪党で、日本が舞台でボンドガールに浜美枝、共演に丹波哲郎がでた「007は2度死ぬ」では熊本阿蘇山のカルデラの火口に大秘密基地を作ったくらいであります。007シリーズは、主人公のジェームズボンドを演じていたショーンコネリーの作品が一番多いのですが、ショーンコネリーから違う俳優がジェームズボンドになると、いつのまにか主敵スペクターがいなくなってしまったのですな。それにともなってダブルオーセブンシリーズは大分内容が変化していってどちらかというとコメディータッチのアクション娯楽路線になってしまった感がありました。ただ今のダニエルクレイグがジェームズボンドを演じるとかなりリアリティーな現実的な路線に変化して、昔のダブルオーセブンシリーズに回帰するような印象を受けていたのですが、今回の24作「スペクター」はまさにダニエルクレイグが今迄戦ってきた敵は全て悪の秘密結社「スペクター」に帰するという結末を迎えるのです。今迄ジェームズボンドを演じてきた俳優ロジャームーアとかピアーズブロズナンとかは、男前で色気があってカッコいいというタイプだったのですが、ダニエルクレイグが演じるジェームズボンドは男臭く、傷だらけで、しかも老いを感じるという今迄のジェームズボンドのイメージではないのが印象的であります。しかしながら、それがカッコいいのですね。そして主敵スペクターはあのタコのロゴやボスのマオカラー服や白のペルシャ猫も復活させ昔の世代には堪らない演出でありました。話は嘘くさいですけどね。

 

そして、3日目は「スターウォーズフォースの覚醒」であります。この映画の売りは飛び出す画面、3D映像です。昔デズニーランドで、マイケルジャクソンが演じる「キャプテンなんちゃら」という短編映画で観た3D映画が初めての体験であったのですが、それを2時間以上の上映時間見せるのですから技術の革新は凄いです。3D映画は初めの頃は目への負担が半端でなく、長時間の視聴は困難であったのですが、全く大丈夫です。内容的には、今迄の6部作をそれなりに観ていないと、なんのことかさっぱり分からないストーリーであること、そして観ていても訳の分からない展開が多すぎて、印象に残るのが飛び出す映画の迫力だけという、かなり微妙な映画であります。ある映画評論家が興味深いことを書いていたのですが、それには、スターウォーズの生みの親ジョージルーカスの成功しながらも屈折と葛藤があった人生に起因しているのではないかという文章であります。実はスターウォーズというのは、史上最大の自主映画であり、1作目で最後に勲章を受けるルークスカイウォーカーはわずか33歳でハリウッド映画で大成功を収めた自分を重ねているといいます。その後、スターウォーズシリーズが華やかでありながら寂しさを禁じ得ない結末に終始するのは、最愛の妻が愛人を作って離婚したのが大きく影響していたそうであります。スターウォーズシリーズというのは、77年の第1作目から83年の3作目でとりあえずストーリーが完結するのですが、実はそれはストーリー的には4作目から6作目であり、16年経って発表された4作目(ファントムメナス)から6作目(シスの復讐)が本当は1作目から3作目だったという前後が逆の訳の分からない映画であったのです。確かに全編を通じて必ずハッピーエンドとはならない展開(1作目はハッピーエンドであります)は成功しながらも幸せになれなかったルーカスの心を描いていたのでしょうね。実はこの最新作「フォースの覚醒」にはジョージルーカスは全くタッチしていません。彼は2012年にスターウォーズの権利をディズニーに売ってしまったのです。それは、再婚したのですね、げんきんなおっさんであります。何せ超お金持ちでありますから。今回では訳の分からないストーリーも屈折していたルーカスから離れたことで、明るい映画に変貌するかもしれませんね。次回期待です。

 

16日〜17日はセンター試験です。頑張って下さい。風邪とかひかないように親御さんはクロワール茶飲ませて下さいね。

週柏name.GIF

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする