週刊柏﨑 第630回_2016年、明けましておめでとうございます。

謹賀新年、本年も宜しくお願い申し上げます。今年が皆さんにとって飛躍の年になるように祈願する次第であります。まあ、毎年同じようなことを年頭に書き記すのですが、私としては平々凡々、清貧に暮らしていければなと思っております。

この週刊柏崎も、630回足掛け13年以上書き連ねてきた訳であります。最早私のライフワークとなっていますのでこの命続く限り書いていこうと思います。(そんな大層なものではありませんが。)60歳代になって初めての正月でありまして、何も変わった訳ではないのですが、あと何回正月を経験出来るかなんていう妙な感傷に浸っております。

日本の平均寿命は女性は勿論、男性も80歳を超えようとしています。しかしながら自分自身で自立が可能である健康寿命はようやく70歳になったばかりです。その差が約10年、要は長生きしても最後の10年は自立出来ない誰かの介助を必要になる可能性が高いということであります。老齢期にさしかかってきた今、私達は真剣にそのことを考えなければなりません。運動、食生活、人との交流などほんの少し心がけることで、老後は全く違ってくると思います。エーエルの製品はそのお手伝いをすることを一番の目的に作っています。その考え方は今年も変わりません。今年はクロワールアイのバージョンアップとDHA,EPAのサプリを出そうと思っております。

 

暖冬であります。堪え性のない私には有難い限りであるのですが、景気後退が叫ばれている折り、暖冬は景気にとっていいことは何もありません。こんな陽気では、暖房機器や冬服を買おうとは思いませんからね。それに消費が底堅いと言われている食料品にしたって、この陽気では、冬の定番「鍋」をすることも減るだろうし、新年早々景気に関しては良くなさそうですね。と思っていた矢先、東京株式市場の発会での日経ダウはいきなり600円近い値下がりであります。なんでも中国上海株式市場でいきなりのサーキットブレーカー発動だそうで年初から波乱万丈ですな。

サーキットブレーカーというのは、株式市場が大きく下がりだすといきなり殆どの銘柄を売買停止にしてしまうという中国特有の掟破りのルールでありまして、まあ、株式投資を許可している国に於いて換金を不能すると言う絶対にやってはいけないことなんです。それでなくとも全世界の株式市場が不安定の中、こんな中国のルールの為に世界の株式が暴落したら、そりゃ堪ったものではありません。もうすぐ貰えることになる年金だっていきなり半分とかなるかもしれませんし。まあ、今年は慎重にいきましょう。

 

みなさん、お変わりなくお過ごしでしょうか。久しぶりに、年末から年始にかけて天気が良く、街中は三が日かなりの人出であったようです。私も、今の家から歩いていける西本願寺に初もうでに出かけました。例年、元日には下鴨神社に初もうでに行っていたのですが、ここは人が少なくて案外穴場ですな。今年は、娘も息子もいなくて、少々寂しい正月だったのですが、その分嫁とちょこちょこ近所に出歩きまして、日数的にはあっという間でありましたが、ゆっくりした正月を過ごす事が出来ました。

私は、結構テレビっ子でありまして、何も視たい番組が無くてもBGM代わりにとりあえずテレビをつけています。そんな感じでありますので、暇な時はボォーとテレビを視ていることが多いのです。年末から年始にかけてテレビを視ていて思ったのですが、本当にテレビ、面白くないです。同じようなタレントがくだらないことを延々と喋る番組や同じネタを披露するお笑い番組ばかりで全く興味が湧きません。

唯一例年楽しみにしている箱根駅伝も今年は、青山学院が余りにも強すぎて、3区の途中でもう勝負が決まってしまって出かけてしまいました。私と息子の母校は、最後まで襷をつなげず(来年は予選会から箱根駅伝を目指す)早々に下位に沈んだのも興味が無くなった原因です。QVCも洋服のセールばっかりで私には用無しですしね。

 

テレビ業界の劣化ということについては、多分私と同じ意見の人は結構いるのではないでしょうか。まあ、余暇を過ごす、要は時間をつぶすツールというのが、以前はテレビが断然であったのが、今はゲームとかインターネットとか広がったのが原因と言われています。テレビというのは、とても受動的なものであって、私達に対して一方的に番組内容を流すだけであって、私達に出来る番組の否定は、テレビのチャンネルを変えるという手段であったのです。しかしながら、テレビ番組が劣化することによりどのチャンネルに変えても、そこでは同じような人間が同じような番組をやっている、これではテレビ自体を拒絶するようになるのですな。唯一スポーツ番組というコンテンツが、筋書きのないドラマとして時として大きな流れになるのです。

一昨年のテニスの錦織選手や去年のラグビーワールドカップの五郎丸選手などは、その流れが生んだスターであります。ただ以前は人気があったプロ野球放送の人気が無くなったようにスポーツ番組というコンテンツ自体が飽きられてきているという現実もあります。そして、私的に一番テレビから離れていく理由が、テレビから流される情報がとても恣意的になっているということがあります。テレビの番組内容がくだらなくなっていると感じることには、私自身がそれなりに年を取って感覚が合わなくなっているということがあると思います。しかしながら、バラエティー番組などにも結構好きな番組はあります。私がテレビ対して最低限守って欲しいルールは、ニュースや情報番組が政治や経済の話を正しく、公平に放送して欲しいということであります。

近年、政権与党に批判的なコメンテーターが次々と番組を降板させられていること、政権がやっていることをフォローするような追随番組ばかりになってきたこと、これってテレビの存在意義自体を危うくすることだと思いませんか。政権がやっていることを肯定することは別に悪い事ではありません。しかし、それに対する否定的な意見も必ずあるのですから、テレビの使命を鑑みれば両方の意見、考え方を放送するのはメディアとして当然の義務であります。世間で言われているのが、メディアに対する政治の介入です。確かに、「長い物には巻かれろ」、強い政権のいう事を聞くことにより、権力の覚えめでたくなる。ということを考えているのでしょう。しかし、そういうことがいずれテレビそのものの存在意義を失くしていくことに気付いていないのですかね。だとしたらテレビ界の経営者には、危機管理能力が無いといっても可笑しくないです。何故なら、今はインターネットというツールがあり、スマートフォンなどでオンタイムに情報を検索出来るのです。こういう便利な機器によってテレビが報道する情報が現実と乖離したものであれば、誰も報道を強いてはテレビ自体を信用しなくなると思います。

今の視聴率が取れないテレビ業界のジレンマは、自らが作りだしているのです。それはメディアとしての存在価値の放棄ということに他ならないということに気付くべきであると思います。まあ、私が言ってもどうなることでもありませんが。

 

あと、その行動に賛否両論がある山本太郎参議院議員でありますが、大晦日に路上生活者支援の炊き出しに参加したそうであります。それに賛同する人、スタンドプレーと非難する人といるみたいですが、私はたいしたものだと思います。大晦日の夜に中々出来ることでなないですよ。今は色者扱いでありますが、なんか期待しています。テレビが面白くないので、三が日は映画三昧でありまして、スターウォーズとOO7を連荘で観たのですが、それなりに面白かったです。

 

まあ、そんなこんなで平常運転になりましたが、今年も何卒ご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。健康に留意して今年も頑張っていきましょう。QVCさんでのクロワールシリーズの今年初めてのオンエアーは、9日AM10時よりウルトラクロワールアイネオをご紹介させて頂きます。宜しかったらご覧ください。週柏name.GIF

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