週刊柏﨑 第628回 本年もあと二週間

師走も半ばになってきました。今年も残すところ2週間弱となり、それなりに忙しい生活を送っています。このところ暖かい日が続いていまして、銭湯までのチャリンコも余り苦にはなりませんね。ただ、景気の面から考えると、やはり冬は寒い方が暖房具や冬服が売れる訳でありまして、それなりに冬は寒い方がいいのです。先週末からこの日曜日までは、QVCさんでのファン感謝デーというイベントでありまして、その期間は送料無料であったこともあり、かなり盛況であったようです。

エーエルジャパンでも土曜日の朝7時と昼の2時にウルトラクロワールアイネオの増量セットをご紹介させて頂きまして、ほぼ売り切ることが出来ました。また、同時に出しましたクロワール茶の関しては早々に完売しまして、皆様には厚くお礼申し上げる次第であります。今年はあと24日の深夜と28日の2回、クロワール歯磨ジェルとワハハ歯ブラシをご紹介させて頂きます。今回新たに歯磨きのコーティングの実験をしますので、宜しかったらご覧下さい。

 

皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。年末にかけてご多忙とは思いますが、お体ご自愛下さいね。

 

フィギュアスケートの羽生結弦君、本当に凄いですね。現役最強であることは、誰しも認める訳でありますが、それどころか歴代のフィギュア界で最強であるのでなないかと思います。まあ、採点方式が変わったかもしれませんが、世界最高得点を何回も叩きだすあの演技は他の選手をぶっちぎっていますな。

先日のグランプリファイナルをテレビで観ていて、羽生君が滑っていたリンクの周りの企業宣伝、キャノンやシチズンなどの国際企業からパチンコ屋のマルハンとかJRA中央競馬会など殆どが日本企業ものであります。でも、のけ反ってしまったのですが、グランプリファイナルの会場はバルセロナなんですね、海外の会場とは思えない日本企業の宣伝ばかりのリンクでJRAの「12月27日有馬記念」という宣伝はひときわ目立っていました。

外人には絶対に意味不明であると思いますね。女子フィギュアのエース浅田真央さんは、残念ながら最下位に沈みました。演技スキルは高いのですがどうしてもムラがあります。今回の結果で引退危機とか言われていますが、ミスさえしなければ、まだまだ世界ナンバーワンであると思いますので、納得のいくまでやって欲しいです。

 

恒例の今年を表す漢字一文字でありますが「安」という字になりました。これを「安心、安全」の「あん」と読むか、「安い」の「やす」と読むか人によって分かれることとは思いますが、私にはとても良いイメージで決まったようには思いません。ただこの「安」は話題になった安保法制や「安心して下さい、履いてます」のとにかく明るい安村、そしてあの安倍首相にも共通する文字ですから、まあ妥当であるのでしょう。このところ、一気に株価が下がっているのですけれど、これも「安」を連想させますしね。

ただ、アメリカで予想通り金利が引き揚げになりまして、それを好感して株価は戻り基調であります。私が株屋時代は、金利高、円安は株安に、原油安は株高に振れるのが常でありまして、今は全く逆なのが妙な感じがします。まあ、日本も含めて世界中が混迷を極めているのであって、一寸先は闇、どうなるか全く分かりません。そう考えると「安」という漢字もその前に「不」という漢字をつけて「不安」とした方がしっくりきますね。

 

機能性表示を謳う健康食品が、目につくようになってきました。ドラックストアーなどに行きますと、ファンケルやアサヒなどの大手企業が販売するこの手の健康食品が並んでいるのですが、正直期待していたような展開にはなっていません。唯一、ファンケルの眼のサプリ「えんきん」が人気になっている模様ですが、あれだけ宣伝をして安売りすれば、売れない方がおかしいです。機能性表示食品というのは、健康食品や生鮮食品に含まれる栄養素が体内で及ぼす効果、効能を謳って良いというのが売りでありますが、やはり今の処その成分の量や質に統一性がなく、消費者を惑わせるばかりであるのが問題であります。

機能性表示を謳うためには、その成分を使った製品のメーカーが消費者庁に申請をして認可されることが必要です。ここで問題になるのは、メーカーと言っても先程のファンケルやアサヒのような大企業とエーエルのような零細企業があることです。大企業であれば、独自に成分の効能の臨床データーを作成し、その有効データーを消費者庁に申請することが出来ます。当然、多額の費用と長い年月を費やさなければなりません。そういう余裕のないエーエルのような会社が、どうやって機能性表示食品を作れるかというと、簡単にいうと有効成分を作っている原料メーカーの有効データーを使わせてもらうのです。

分かり易く説明します。この機能性表示というのは原料メーカーにとっても大きなビジネスチャンスであります。その原材料の成分を使った機能性表示食品が売れれば、当然売り上げは飛躍的に伸びますし、知名度もアップするのです。ですから、自社の原材料の成分の臨床データーを自行ら行い、有効データーを作成して、その成分を使用しているエーエルのような零細企業に使わせるのです。そのことによってそのメーカーのデーターさえ使えば、どんな会社でも機能性表示が謳える訳であります。でもここで先程の消費者庁への申請条件に全くの統一性が無いいう問題が生じます。どういうことかというと、クロワールアイに含まれる目の成分ルテインで具体的に説明します。

ルテインというのは、眼の水晶体や黄斑部、網膜などの存在するカロテノイドという成分で、紫外線や青色光から眼を守っています。そしてこのルテインを含むサプリは機能性表示として「眼のピント調節をします」とか「視力の回復をはかります」とか謳うのです。クロワールアイには皆さんご存知の通りケミン社のフローラグローというルテインを使用しています。ケミン社はこの機能性表示を謳うための臨床データーをどの位の含有で取っているかというと、フローラグロールテイン10ミリグラムと同じケミン社ゼアワンというゼアキサンチン2ミリグラムであります。ケミン社はルテイン10ミリ、ゼアキサンチン2ミリでそれはもう膨大な臨床データーを取り、そこから眼の機能の改善に繋がる様々な有効データーを作成しています。ですから、ケミン社のルテインを入れて機能性表示食品を作ろうと思えば、ケミン社のルテイン10ミリとゼアキサンチン2ミリは絶対の条件となります。ところが大企業が自社で臨床データーから有効データーを作る場合、例えばルテインだけ6ミリとか10ミリとかでも作れてしまうのです。それは確かにケミン社のように、綿密で多種多様ではないかもしれませんが、基本有効データーさえ作れれば、消費者庁は認可をします。要は、原料メーカーが機能性表示を謳えるように作成するデーターは、そりゃ原料を沢山買って欲しいのですから、含有量を多くにして、これでもかという豊富な有効データーを作成します。方や、大手企業が独自に作る有効データーは、なるべく原価を上げたくないのですから、含有量をそれなりにして作成するのですな。そうなると、同じルテインを含む機能性表示食品でも、その機能性には開きが出来るのは当然の話であります。消費者サイドからみれば、同じ機能性を謳いながらその効果、効能には差があるというのは、余りにも不誠実であると言わざるを得ません。

まあ、効果、効能を謳わせるのに管轄が厚労省ではなく消費者庁であるというのにも違和感があります。これは、今人気になっているDHA,EPAに付いても同様で1日の摂取量が全然違うのに同じ機能性表示食品って可笑しいと思いませんか。私は、こういう皆さんが知っているポピュラーな成分はそれなりの統一性を計るほうがいいと思いますね。それでもこの機能性表示は新しい成分については、大きな期待感があります。QVCさんでも人気になっているダイエット成分、グラボノイドなど、これからも研究を重ねた新成分が登場するのでしょう。だからという訳ではありませんが、来年早々クロワールアイネオはプレミアムクロワールアイネオとして、ケミンのルテイン10ミリ新成分ケミンのゼアキサンチン2ミリを入れ、更にアサイー、カシスにビルベリーを入れてバージョンアップします。機能性表示食品として申請出来るのですが、これも機能性表示食品の理不尽な決まりでルテイン以外の説明が皆さんに出来なくなるので(栄養機能とかSODとかDHAの説明は出来ません)暫く機能性表示は申請しません。まあ、最後は効くか、効かないか、要は皆さんの体感が一番大切であると思います。

週柏name

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