週刊柏﨑 第618回 医療にもとめるもの

朝晩の気温が一気に下がってきました。日中はそれなりに暑くなるのですが、それでも体感的には完全に秋であります。京都の秋と言えば紅葉であり、実際嵐山や大原などの紅葉の名所は秋になりますと観光客で溢れかえります。

今年は雨が多くあまり色づきが良くないのでは思われていたのですが、これだけ朝晩と日中の寒暖差が大きいと、案外今年の紅葉、期待できるかもしれませんな。

ただ、ここのところ、日本を襲う台風の勢力が近年に無い規模でありまして、チョット想像もつかないような被害を各地で引き起こしています。北関東から東北地方に洪水や浸水被害をもたらした台風などは、半端でない大雨だった訳でありまして、天災被害があまり起こらない京都であっても何があるか分かったものではありません。

現在、沖縄に来ている台風は、これまたトンデモナイ風が吹いている模様でありまして、何せ車が宙を舞っているというのですから恐ろしいですね。幸い、進路は日本から逸れているようですが、それでも台湾に上陸しそうなので、台湾の方はくれぐれもお気を付け下さいませ。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

皆さんにお知らせを、「魔法のワハハ歯ブラシ」を考案した鹿児島の吉留先生の「吉留デンタルキッズクリニック」が日本一の歯医者を決めると言われている歯科医の甲子園大会D-1グランプリで見事金賞を受賞し優勝しました。その地域での歯科医療に対する貢献度や取り組みの姿勢、患者さんの満足度、そして当然治療技術のスキルを問われるD-1グランプリでありますが、この優勝により名実ともに日本一の歯科医として認定された訳であります。

日本一の歯科医が創ったこの「魔法のワハハ歯ブラシ」どうぞ皆さんの口腔ケアーにお役立て下さいね。

今週一番驚いたのが、ラグビーワールドカップで、日本が南アフリカに勝ったということです。ちょうどその日はQVCさんでのオンエアーがあったためテレビを観れなかったのですが、まあ、普通に日本の完敗と思っていましたので、別に何とも思っていなかったのですね。それが、最後の最後で逆転と奇跡の番狂わせがあったのですから、今となっては残念です。

日本の力が上がっていたのは事実ですが、サッカーや野球と違ってボディーコンタクトが多く、最後は体格差が出るラグビーは上位チームと下位チームの力の差がハッキリしていて番狂わせが出にくい競技であるのですね。娘が、「ネットで桐谷美玲が吉田沙保里に勝ったようなものって書いてあったで」と言っていましたが、そこまでの開きはありません。

でも野球で早実がソフトバンクに勝つ位の開きはあります。まあ、再放送で観たのですが、日本チーム、何か外人ばっかりで良く分かりませんな。

女優の川島なお美さんが肝臓の胆管ガンの為に亡くなられました。先日、御主人と会見を開いた際のやせ細った姿が、正直痛々しく、同じくガンでやせてしまってその後亡くなった今井雅之氏とどうしてもオーバーラップしてしまったのですが、54歳とまだまだこれからという歳で帰らぬ人となってしまいました。「食べることは生きること」人間食べ物を受け付けなってしまうと、身体から生気というものが失われてしまいます。それを承知であの腕や首筋を隠すことなく会見の際にあらわにしたのですから、多分覚悟の上のものであったのでしょう。川島なお美さんはQVCで化粧品のゲストとして登場したこともあり、何回かスタジオで見かけたことがありまして、綺麗な人だなという印象がありました。まだまだやりたいこともあったでしょう。今でもガンは日本の死亡率1位の恐ろしい病気であります。これだけ化学が進歩していてもガンを完全に克服することはできません。

しかしながら、ガンを早期に発見する技術は格段の進歩をみせています。例えば、寄生虫を使った尿検査や特別な血液検査は安価に早く確実にガンを発見出来るといいます。こうしたことで、一日でも早くガンに対する処置を施すことは必要であると思います。確かにガンを治療することに関しては様々な考え方あり、近藤先生理論のように放置するということも一つの選択肢でありますし、抗がん剤治療や外科手術、放射線治療など従来のガン治療を受けることも当然選択肢であるのです。人間である限り全ての人が同じということはありえないことですので、この方法しかないという考え方は良くないと思います。ですから、患者さんや周りの方が後で後悔しないようなガンとの対処法を選択して欲しいと思います。

ただ我々患者サイドはそんな治療に対する情報が無い訳で、どうしても医者など専門家に頼るしかないのでしょう。ただ言えるのは、どうせ治療するなら早い方がいいということですな。ガンに罹るという運命は多分どうしようもないことなのかも知れません。ただ、私はガンは生活習慣病であると思っていますので、生活習慣に気を付けることである程度の予防は可能であると考えています。添加物や農薬をなるべく摂らないバランスの良い食生活、ストレスフリーな生活、十分な睡眠、適度な運動などどれも簡単の様に見えて中々難しいことなのかもしれません。ご存知の通り私は以前ガンになりました。幸運にも今でも割と元気に過ごさせて頂いています。ガンになった時は、ショックでしたし、夜病院のベッドで泣いたこともあります。あの時のような気持には絶対なりたくありませんが私の身体は今でも普通の人よりガンになり易いのです。

何故ガンに罹ったかということを考えてみると、酒は毎日朝方迄飲んでいたし、タバコは吸っていたし、好きな食べ物しか食べなかったし、毎日胃が痛くなるようなストレスだらけの仕事をしていた訳であります。当然運動も殆どしなかったし、睡眠も短かったです。まあ、ガンというか怖い病気にならない方が可笑しい生活を送っていました。本当に良く今迄生きていましたな。今では、酒以外は全部変えました。これでガンになったらしょうがないと思いますね。ただ私の経験上、絶対に気を付けて欲しいのは、「喫煙」と「ストレス」、これさえ気を付ければかなりリスクが減るのではないかと個人的には考えています。かと言ってこれで大丈夫という訳ではないのですけど。

川島なお美さん、今少し前の写真を見ると、やはり相当黄疸症状が出ているようですし、かなり辛かったでしょう。私は、中学の頃医者だった父を肝臓ガンで亡くしたのですが、やはりやせ細っていましたし他人事には思えません。心からご冥福をお祈りいたします。合掌

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