週刊柏﨑 第612回_クロワール茶のTSV有難うございました

週半ばにまとまった雨が降りまして、京都は、先週の猛暑日続きの状態から比べると、かなり過ごし易くなっています。まあ、いつまでこれが続くか分かりませんが、還暦を迎える老体の身からすると有難いですな。日本全体がお盆真っ盛りでありまして、多くの方が、行楽地や帰省先でお盆休暇を過ごしていると思います。私どもは、365日24時間生放送を売りにしている会社と深いお付き合いをさせて頂いていますので、お盆は全くの無関係の平常運転であります。当然、ひまです。

週末には、京都の夏の風物詩、大文字焼きの送り火が行われます。京都の市内にいれば、どれかの字なり模様を見れますのでかなりの広範囲で見物客が出ます。20時位に始まってあっという間に終わります。夜空にゆらゆら炎が揺れるのは、中々風情がありまして、お薦めです。どうぞ、お出掛け下さい。

先週このコラムでお伝えした通り、この日曜日は、QVCさんでベストセラーTSVイベントが開催されまして、午前3時半という真夜中になんとびっくりのクロワール茶をご紹介しました。実はクロワール茶としては、とっても久しぶりのオンエアーであり、不安もあったのですが、一日を通して完売することが出来ました。お買い求め頂いた方々には、厚くお礼申し上げる次第であります。皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

夏の甲子園大会、早稲田実業の噂の1年生スラッガー清宮君がマスコミを賑わしています。この清宮君を初めて見たのは、何年か前何気に眺めていた衛星放送でやっていたリトルリーグの世界大会でした。当時は、ピッチャーをしていまして、「随分デカイ子が投げてるな」という位、頭一つ抜けた大きさの子がプレイしていたのを覚えています。その時小6か中学1年で180センチ以上あったみたいですから、そりゃ目立ちます。お父さんは、早稲田のラガーマンです、私より少し下ですが、良くラグビーの早明戦に行っていましたから覚えています。お母さんも運動選手だそうで、身体の大きさは私の経験上男の子は、お母さんの影響を受けますね。今の身長を見る限り中学では余り伸びていませんし、バッティングとかみても、ちょっと騒がれ過ぎかもという感じです。私の個人的見解ですよ。現時点では清原選手とか松井選手の高校時代の方が大分上のような気がします。小さなころからリトルとかシニアでやっていると、小さくまとまってしまうところがありますね。変化球でも崩されずバットの芯にあてるのは凄く上手いです。でも思い切り振っていないので迫力を感じませんし身体も出来ていませんな。まだ1年生ですので、更に精進して名選手になって欲しいと思います。その位の素材であることは間違いありません。この大会、東海大相模の戦力が1枚も2枚も上でしょう、余り一生懸命観ていませんが、優勝候補筆頭であります。まあ、プロ野球よりは、確実に面白いですね。

週初めに九州川内原発が再稼働しました。原子炉内の核分裂制御棒を抜いて、原子炉を起動させると12時間ほどで核分裂が安定して「臨界」に到達し、これでスタンバイ、9月初めから発電出来るようで、とっても簡単なものです。こんな具合に日本には、今でも直ぐに稼働できるようにスタンバっている原発が沢山ある訳で、多分数年の内に大部分の原発が何もなかったように再稼働されるのでしょう。政府は、世界一の厳格な審査による安全規制とおっしゃりますが、立地している日本自体が、世界で類を見ない地震大国であり、これだけ狭い国土に火山はわんさかあるは、四方を海に囲まれどちらからも津波のリスクはあるので、そんな人の手で造った安全基準など自然の力の前では何の役にも立たないのは明白であるでしょう。浜岡原発の海岸に津波対策の防波堤を造ったらしいけど、高さが15メートル位あるらしいです。でももし20メートルの津波が来たら、可能性はゼロではありません。費用は、新国立競技場も真っ青な3000億円です。そんな感じで、多分沢山の原発の再稼働にはこんな莫大な費用をかけた安全対策がなされるのでしょう。聞いた話でありますが、新基準の対策費用は、総額で2兆5000億円にもなるということです。日本は、これだけ暑いのに電力が不足している話はありません。火力発電の燃料も値段が下がって電力会社はどこも利益を出しています。だから、電力会社が原発に拘るのは、今よりもっと利益を出したいか、どうしても原発を動かす理由があるからとしか考えられません。原発の再稼働には、国民の半数以上が反対であります。しかしながらそれなりの原発再稼働に賛成する人たちもいるのですから、もっと情報を開示して、ちゃんとした議論をする必要はあると思います。今の秘密のベールに覆われた国と電力会社のやり方では、リスクに晒される国民として納得は出来ないでしょう。それは、現在問題になっている安保法制と同様であります。今週、安保法制をめぐる参院の国会審議で、共産党の議員から、驚くべき事実が明らかになりました。それは、自衛隊の内部資料で、安保法制が決まったことを前提にした、南スーダンでの自衛隊PKO行動を運用するという、(早い話、戦争も出来る自衛隊活動)ものであります。要は、今の法律では自衛隊として出来ない行動を、安保法制を決まったものとして、集団的自衛権の行使=戦争出来るものとして考えられているのです。まあ、多分自衛隊内のリークであると思われますが、国は戦争する気が満々でありますな。こういった決めるまでは、色々やるのですが、きまったらもうなし崩しというのは、昔からの政府の得意技であります。原発の再稼働や安保法制、沖縄の米軍基地問題など時代が変わり、状況が変わることにより今迄のやり方が変わらなければならないのは、しょうがないことであると思います。ですから、何が何でも反対するのではなく、時代に則した形に憲法、法律や形態が変化するのはむしろ当然と考えなくてはなりません、しかし、それは情報を国民に提供し、国民が責任を持って決めていかなくてはならないことです。国会議員の多数決では、決められるものでは無いと思いますね。

柏崎

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