週刊柏﨑 第550回_早いもので6月

30度を超す気温になる日も度々あるにも拘わらず、私的にはそんなに暑いとは思えない陽気が続いています。まあ、皆さんご存知の通り我が家でも私の部屋は夏場でも寒いので、気温の上昇を私が気づいていないだけかも知れませんね。以前霊感が強い人が我が家を訪れた時、すぐさま私の部屋に霊がいると言われたので、それも影響しているのでしょう。確かに、娘が私のベッドで寝ていて金縛りにあったり、ダメ犬が誰もいない私の部屋に向かって吠えたり、それらしい兆候はあるのですけど。まあ、その霊能力者の方がおっしゃるには、私の部屋に住んでいる霊は女性で、私を気に入っているそうなので、私には危害を及ぼさないらしいのです。私は何も感じないのですけどね。

京都は先日葵祭が終わり、7月の祇園祭の準備に入っています。日曜日に、うちの社員さんの結婚、披露宴が祇園でありまして、本当に久しぶりに祇園に出かけたのですが、外人旅行客が目立ちます。エーエルは、消費税増税の影響で大変なのですが、京都の景況感は、観光業や飲食が結構好調のように見えて、良いことであります。皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。会社の前の畑にこの時期になりますと、野生の花が咲いて、さながら大きな花壇のようになるのですが、とても綺麗で気に入っています。よく色々なブログで写真を載せているので、皆さんにその花畑をお見せしたいのですが、済みません、私には出来ません。(頑張って覚えます)

来週は、早6月であります。今年も、半分が終わろうとしている訳ですが、この歳になりますと本当にあっという間でありますな。今年は、2月にブラジル行ったりしてそれなりにイベントがあったのですが、凄く遠い昔のような気がするのです。ということは、本来であればこの期間が長く感じなければならないと思うのですが、そうではないのですね。6月7日8日はQVCさんで恒例となりました上期ベストセラーのイベントであります。皆さんのおかげで、今年もウルトラクロワールアイネオが選出されました。

早いもので9回目の受賞になります。
本当に、皆さんには厚く御礼申し上げる次第であります。

先週触れました集団的自衛権と解釈憲法の改正について、私が安倍首相としたら今後どのようなことをするかと書きたいとおもいます。あくまで、私としたらといういい加減な推測でありますので、気にせず目を通して頂けたらと思います。今の憲法では、国民を救えないとかフリップまで使って集団的自衛権の必要性を説明したのですが、あんまり国民には響かなかった訳であります。日本には個別的自衛権というものがあり、これを拡大解釈すれば、まあ殆どことは出来ちゃうのですね、これは、現行の憲法では認められています。今の処、与党自民党は野党側の自滅行為により敵はいない状況であります。それなのに身内や同志の公明党にもわざわざつっかかって暴走するのかというと、一応建前は、アメリカとの安保で責任を果たすとか、国民の安全を守るとか言ってるのですけど、本当は違うのですね。安倍首相が集団的自衛権を得て何をやりたいというかというと「中国との戦争」であると考えています。

これは、お祖父さんの頃から続く彼のメンタリティー、まあ、血であります。それであるなら、あの靖国参拝や、国内、海外での発言も頷けるのです。今の世論を見る限り、マスコミを味方にしても、憲法改正どころか、なんとか憲法改正論者で考えた解釈憲法改正も多分今のままでは上手くいかないことが濃厚であります。ここで安倍首相がとるのは、彼の師匠小泉さんが郵政民営化の時に反対派を封じ込めた戦略、そう解散総選挙であります。与党の敵が見当たらない今、選挙で勝てば、国民の民意を得たと言って、これが国民投票と同じと言い張れば、集団的自衛権は容認される可能性は高いですね。そうなれば、何も出来ないとたかをくくって中国が尖閣あたりで仕掛けてきたとき、ドカンといきますね、多分。

実際、アメリカやヨーロッパでは安倍首相のことを危険人物と考えている有識者が多いのです。その時日本国民の自浄作用は働くのでしょうか、問われることであります。あくまで、推測でありますので話半分以下で読んで下さい。

さて、添加物の危険性については、このコラムで長きに渡って訴えてきたのですが、皆さんも分かっているとは思うのですが、日常生活において避けては通れないものだけに、まだまだ認識出来ているかというと、首を傾げざるを得ないのが実情であります。私達は、生活を送る過程で、沢山の化学物質のお世話になっています。農薬や芳香剤、殺虫剤、防腐剤、まあ余りイメージが良くないものから、化粧品や調味料など毎日意識せずに使用しているものなど多種多様です。こうした化学物質は私達の生活を非常に便利にしてくれた反面、時と場合によっては健康や環境に悪影響を及ぼしたのです。食品の裏側という本を書いて、食品業界と私達消費者に衝撃を与えた、安倍司氏は、食品添加物のエキスパートとして、食品添加物こそ私達の周りにある化学物質うち、最も分かりやすくかつ防ぎ易いと言っています。例えば、放射能、危険であるのは分かっていても全ての人が原発の無いとろに引っ越し出来る訳ではありませんし、PM2,5が中国から飛んできても空気ごととっかえれる事もできないのですね。その点、食品添加物は自分の努力次第で自分の身体に入る前に食い止めることが出来るのです。それなら皆さん、本気で食品添加物をなるべく摂らないという生活を考えませんか。確かに、食品添加物は、国で認められたものであります。しかしながら、その安全性が100パーセント確認されてはいません。

基本、「使用量が微量なので大丈夫でしょ」というレベルのものと理解して下さい。そして私が一番危惧するのが、私達が複数の食品添加物を同時に摂取していることであります。食品添加物ではありませんが、漂白剤として使われる次亜塩素酸ソーダとトイレ洗剤やカビ取り剤に使われる硫酸や塩酸、これを混ぜると毒ガスが発生します。このガスによって亡くなられた方もいるのです。化学成分は、一緒混ぜることによって化学反応を起こす可能性があるということです。要するに添加物の食べ合わせですな。添加物については、まあ、監督するところがないので、個々の添加物についての安全性はある程度あっても、これらを混ぜるともう全く分からないのですね。

化学物質というのは、生産者と消費者になんらかのメリットがあると思います。しかしながら、食品添加物というのは、色を良くするとか、日持ちをよくするとか、コストを安くするとか、生産者の思惑が圧倒的に高いと思わざるをえないのです。また、あまり話題になることはありませんが、添加物を合成する時に不純物が同時に混じってしまうことがあるそうです。数年前に問題になった健康油エコナですが、油を分解し再び合成する過程で不純物が出来てしまい、それが不幸なことに発ガン物質であったのです。これも発覚するまでに相当な月日がかかったのですね。この添加物の不純物には規制が出来て、基準値が制定されたようですが、基準値があるというのは、ある程度は含まれているという事でありますから。

まあ、これを安全とみるか不安とするかはこれはもう皆さんの判断しかないのです。私も知らなかったような事実が安倍司氏の本を読むと沢山あるのです。国は私達消費者よりも企業サイドに立っていることは明白ですな。自分や家族の健康は皆さんの意識に架かっているのですよ。

柏崎

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