週刊柏﨑 第538回_アマゾンへアサイーベリーを探しに!行ってきました 3!

ようやく、時差ボケが収まって、朝、目覚まし時計なしで起きれる様になりました。
昼間にいきなり睡魔に襲われるのは、前からですからね。

テニスやジムでのウェートなども再開して、ようやっと私の体も平常運転になりました。

3月22日はいよいよバージョンアップしたウルトラクロワールアイネオのTSVであります。4月からの3%消費税アップと翌年の2%アップを控え、以前から申し上げているように皆さんに増税分の値上がりをご負担頂くのに2回の増税分以上の価値を新たに追加しました。このTSVがどこよりも早く新しいクロワールアイを購入出来るので、宜しかったらお願いします。まあ、このTSVをなんとか成功させたいが為にブラジルにアサイーの映像を撮りに行った訳でありますのですからね。皆さん、変わりなくお過ごしでしょうか。ここのところ、とっても寒くなっていて、犬共々、朝の散歩が苦痛であります。真夏のブラジルから帰国してから日本が結構暖かく、このまま暖かくなるんじゃないかと思っていましたが、やっぱり甘かったですな。昨日の晩には雪が降っていたし、もう少しで桜が咲くなんて信じられません。興味が無い人は分からない話題を。

今週、プロレスラーのビル、ロビンソンが亡くなりました。私は中学時代、物凄いプロレスファンでありまして、その頃の一番の贔屓がこのビル、ロビンソンでありました。G,馬場やA,猪木が所属していた全日本プロレスがメジャーだった当時、新興団体として発足した国際プロレスに招待された小柄なイギリス人プロレスラー、ビル、ロビンソンの切れのある技に、当時、三度の飯よりプロレスだった私は魅了されたのです。中学時代はずっとスポーツに明け暮れていたのですが、練習の合間には、友達とプロレス技を掛け合っていて、ビル、ロビンソンの決め技の人間風車、ワンハンドバックブリーカーは私の得意技でありました。この後、ビル、ロビンソンは、馬場や猪木と戦うのですが常に彼は私のヒーローであり、それは、体がたるんできた晩年まで続いたのです。中学時代は母に怒られながらもテレビの前で手に汗握り、時には涙を流すほどプロレスに首ったけであったのです。(バカですね。)今でも、アメリカのプロレス番組WWEはBS放送でよく視るのですが、今はショーとして冷静に観戦しております。私の心のヒーローがまた一人亡くなりました。享年75歳、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。そして有難うございました。

合掌

さて、ブラジル紀行第3話であります。ブラジルの北部アマゾン川の支流の河口に位置するベレンは漁港であります。毎日朝早くに漁で取れた魚が次々に水揚げされマーケットで売られていく様は万国共通、活気があります。まあ、魚はオール淡水魚でありまして、それも見たことが無いような魚ばかりで、大小を問わず大体がナマズの仲間であります。また、アマゾン内陸部で取れたアサイーやアセロラなどの農作物をアマゾン川や支流を船で運んでくる集積地でもあります。漁港には運ばれてくるアサイーや魚を食べさせる屋台が乱立していて朝晩を問わずかなりの人出です。アサイーは大きいかごに入れられて船で港につけられ、ここからトラックで陸路ベレンの冷凍工場に運ばれ、アサイーを絞って液体状にしたものを、フローズンにして日本やアメリカに輸出されます。アサイーは港のほとんどの屋台で食べることが出来ます。アサイベリーなんていうのだから、種の少し大きいブルーベリー的なものと予想していたのですが、なんのことはない、本当に紫色をした小さなヤシの実であり、どんぐりみたいです。アサイーには実は殆どというより全く無く、ほぼ皮と種でありますな。これを専用の圧搾機で少量の水を加えながら絞りますと濃い紫色のドロドロしたピューレ状の液体になり、これを現地では小さなドンブリに入れて食する訳であります。味ははっきり言って不味い砂糖をいれないお汁粉みたいです。現地の人はこれにタピオカの粉末をいれて食べるのですが、基本デザートではなく、ご飯と一緒に食べるスープとか味噌汁みたいな扱いです。私は、砂糖を入れないと、とても完食することは無理なので、テーブルに置いてある液体砂糖を入れると、それは少量で物凄く甘い、容器をみるとSAUCA、、、と「サッカリンって、私が子供頃さんざ食べていた人工甘味料、日本では発ガン物質として使用禁止となっているはず。」うん、ブラジルではポピュラーな甘味料であります。私は、普通の砂糖を貰ってひたすらアサイーボウルに投入しなんとか食べきりました。因みにこのアサイーボウル、産地のアマゾン、ベレンの街でさえ、1杯400円〜500円とここ5年で10倍に値上がりしているそうです。ですから地元の人は以前毎日食していたアサイーが現在は1週間に1回とか2回になっていて、かなり高価なものとなっているのです。実際、屋台でアマゾンナマズのフライを1皿とアサイーボウルを2皿、それとビールを何本か私とマルシオ、運転手のジャンと頼んだのですが、払いは5千円位、まあ、東南アジアと比べるとかなり高価でありますな。(ビールは安いです)このマーケットには得体が知れないアマゾンの薬草の店が多数あるのですが、元気が出るという不気味な葉っぱが入った液体(瓶入り)を500円で買いましたが、いまだ怖くて飲んでいません。

アサイーに関しては、クロワールアイを初めて出した2005年にアメリカの会社が大々的にアマゾンのミラクルフルーツとして売り出し、アメリカで大ブレークして、それを発端に日本だけではなく世界的に流行ったのですが、それがアマゾンの食の文化を大きく変えてしまったのです。当然昔に比べて10倍になっているのですから、至るところでアサイーが栽培され、流通量の格段に増えたのですが、殆どが海外に輸出されてしまい、結果アサイーが現地で気軽に食べられない食べ物になってしまったのであります。ベレンで息子に頼まれた、ブラジル代表チームのユニフォームを買いにスポーツショップに行ったのですが、なんと日本のほうが安いんだそうで、なんだかなーという感じです。

このベレンでは2泊しまして、アサイーの輸送とかアサイーボウルの屋台などの写真やビデオを撮影し、いよいよ、ジャングルのど真ん中アサイーの農園があるトモヤスに行くわけであります。片道5〜6時間、日本から入植者が多く、日系人がかなり住んでいる町であります。トモヤスには日系人が経営している農協みたいな組合があり、かなりアサイーに力を入れている模様です。夜はブラジル料理を避けて、結構美味しいイタリアンに2日続けて行ったのですが。4人で日本円1万5千円〜2万円と日本と変わりませんな。次回、トモヤスのジャングル農園と最後に2日滞在したサンパウロについて書きます。予定ではブラジル最終回にする予定でありますが、書いてみないと分かりません。

柏崎

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