治すことが難しいと言われる慢性じん臓病、完治を目指す治療法を公開

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 慢性じん臓病

慢性に進行するすべてのじん臓病のことを言う。発症率は1人/8人(20歳以上の成人)。初期症状がほとんどなく、気がついたときにはかなり進行してしまっている場合が多い。放っておけば、心筋梗塞を発症したりする。

重度になると、透析や腎臓の移植をする必要がある。

慢性じん臓病、と聞くと治せないのではないか?

付き合っていくしかないのではないか?

そうしたイメージがありますが、実際、完治を目指すことができるのでしょうか。

慢性じん臓病を専門とする医師にお伺いしてみたところ、早期発見し、適切な治療を受ければ治すことができるとのお返事をいただきました。

本日はその内容をご紹介していきます。まずは実際に治療をおこなって、慢性じん臓病が改善した。という高齢女性のケースを見ていきましょう。

長年糖尿病を患っていたこの女性は、治療をしても血糖値とコレステロール値(LDL)がさがらず、ついには尿タンパクが出ている状態で、かなり進行している慢性じん臓病だと診断されていました。

その後、専門の治療を受けた女性は約1年半ほどで状態が改善しました。

約1年半の治療で、進行していた慢性じん臓病が改善!その治療法を公開!

治療法をご紹介する前に、慢性じん臓病の方の治療目標値をご紹介します。

慢性じん臓病の人の目標値

血圧:130/80mmHg 血糖(HbA1c):6.9%未満
コレステロール値(LDL):120mg/dL未満

さて、先の女性がおこなった治療は以下のようなものです。

  1. 血糖・血圧を管理する
  2. 脂質異常症を治療する
  3. 食事は減塩・低タンパク食
  4. 運動はウォーキングなど、無理のない範囲

①・②については、ほとんどの疾患に効果が出ることです。女性の場合はそれに加えて、③・④生活習慣を正す治療をおこなっています。この治療法を続けて約1年半ほどで女性は目標値に達し、健康的になりました。

慢性じん臓病の方は、上記の数値に達すれば 元気になれます!目標値目指して、気長にがんばっていきましょう!

次回の記事では慢性じん臓病の方にありがちな誤解をご紹介していきます。

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