30歳以降は要注意!老化、200種の病気原因になる活性酵素
活性酸素は別名、毒性酸素とも呼ばれています。その強い酸化力が体内の正常な細胞を破壊、老化や多種の病気の原因となります。
活性酸素は、体内に蓄積していくので、30歳以降はどうしても体内の酸化と抗酸化力のバランスが悪くなってきます。
何も健康的なことをしていなければ特にです。これを放置していると、老化が急速に見た目に現れていきます。
活性酸素が影響する病の例
糖尿病
私たちが甘いものを食べた時、血糖値(血液中の糖分の量)が上がることはご存知だと思います。その上がった血糖値を下げるために通常、私たちの体内ではすい臓でインスリンが作られ、その働きによって血液中の糖分が細胞に取り込まれる流れになっています。
糖尿病はインスリンが正常に機能しない、または糖分を受け取る受容体に異常をきたすことによって起こる病ですが、インスリンを分泌するすい臓の細胞や受容体は活性酸素に弱く、害を受けやすいのです。
高血圧
活性酸素が、血中の不飽和脂肪酸と結びつくと、ドロドロとした過酸化脂質に変化します。これが、血管の内壁にこびりつき、血流が阻害され出すと高血圧が始まります。
老化(サビ)
増えすぎた活性酸素は全身の倦怠感や新陳代謝の低下を促します。これは活性酸素の影響で、酸素の運搬能力が下がるからです。
前回でもご紹介しましたが、活性酸素はこのほか、がんやアルツハイマー、アトピー性皮膚炎など、カラダの至る所の病の発端になります。
活性酸素が増える要因
- ストレスを感じた時
- 過労
- 睡眠不足
- 過食・過度な飲酒
- 喫煙
- 生活習慣
- 紫外線
- 息が上がるような激しい運動後
- 電磁波
- 呼吸
- 塩素
活性酸素は 主にこれらの原因などにより、体内に蓄積されていきます。また、細胞がエネルギーを生み出すときにも活性酸素は放出されるので、まったく出現させないようにすることは不可能です。ただ、活性酸素は悪い面だけ持っているわけではありません。活性酸素は体内に侵入してきたウイルスや細菌をやっつけてくれる存在でもあるからです。
問題は、増えすぎること
増えすぎた活性酸素はカラダの細胞を傷つける存在になってしまいます。なので、この活性酸素をうまく定期的に除去していきましょう。
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