週刊柏﨑 第692回_葛根湯は風邪薬、飲んでも痩せません。

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5月に入ってから天気が良く、ここのところ過ごし易い日が続いています。

街を歩くと、山々の新緑の淡い緑が日を追うごとに濃くなって、私はこの季節が一年を通して一番好きです。

今週、京都では三大祭の一つ葵祭が行われ、市内は観光客で賑わいました。

葵祭は雨が降ることが多く、結構順延とかになるのですが、今年は珍しく天候に恵まれました。

葵祭が終わりますと、京都は梅雨入り、祇園祭で梅雨明けとなります。

6月の初めまでQVCさんでのオンエアも無く、久方ぶりにゆっくりとした日を送っています。

娘が、初任給でTSVのプレミアムクロワールアイネオを買ってプレゼントしてくれました。

まあ、プレミアムクロワールアイネオは売るほど沢山あるのですが、素直に嬉しいです。ハイ

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

巷では、色々な話題が、出ては消え、出ては消えという状態で、ちょっと前までの北朝鮮のミサイル問題はどうしたんだという感じであります。

あの森友学園問題があの籠池さんのキャラでまだ取りざたされていますが、今週新たに加計学園問題が出てきましたので、これもどうなるのか分かりませんね。

ただ、一般市民としては森友も加計学園も異常の話でありまして、もし報道されていなかったら、何十億というお金が私達の知らないうちに安倍首相の知り合いに、役人や政治家の忖度で流れていくというのですからそりゃ許されることではありません。

それに当の安倍首相や夫人がもし関与していたら総理大臣どころか政治家を辞めるというのですから、一般市民としては、じゃぁ、何故辞めないの?というのが素朴な疑問であり、それだけ安倍首相は完全にアウトであると私は思います。

あそこで、森友学園問題に関しては、「とても良い教育者と思っていたのですが、騙された。済みません」と言っていればなんともなかったのに、それだけ人に頭を下げるのが嫌なのでしょうな。

でも加計学園の方は、あれだけ度々会ってゴルフや食事に行っていれば、それも多分奢っていたんでしょうから、私だったら、絶対お願いします。

だって12年も獣医学部造りたかったんですから、それもお金がかからないように、補助金で造れたら最高です。

誰しもおかしいと考える問題なのですが、当事者が勘違いしていることがあって、元々国民からみたら森友学園問題も加計学園問題も基本限りなく黒に近い訳であります。

本来ならこれを無実だ潔白だというなら国民に対して政治家や役人が納得するまで説明するのが彼らの義務であると考えます。

知らない、覚えていないと言い張って、後は時間が経ってというコースに私達はうんざりしています。

ただ、そんな政治家を多くの国民が支持しているというなら、少なくとも自浄作用があった韓国の方が民度は高いと言わざるを得ません。

機能性表示食品としてダイエットに良いと言う葛の花を配合したサプリメントが人気であります。

少し前に甘草から抽出したグラボノイドというダイエットの機能性表示食品が高めのBMIを改善するという機能を謳って人気であったのですが、今やこの葛の花にその座を取って代わられましたな。

何故ならこの葛の花は機能として「高めのBMIを改善する」という効能だけではなく、「ウエストを細くする」だの「内臓脂肪を減少させる」などと複数の機能を謳っているからであります。

そもそもこの葛というのは、その根っこが葛根という漢方薬でありまして、皆さんも風邪薬で「葛根湯」という名前は聞いたことがあると思います。

この葛根は薬効として体温を上げて、発汗を促すことでありまして、エフェドリンや麻黄と同じようなものであります。

エフェドリンと聞いて思い浮かぶのがアメリカで多くの方がその副作用で亡くなったダイエットサプリの主要成分です。

今やアメリカではエフェドリンが入ったサプリはほぼ販売禁止なってしまったようです。

葛の花というからには、恐らくこの葛根と同じ成分が入っていて、これを機能性関与成分としていると思います。

ただ消費者庁が認可していますので、葛の花は葛根に比べて安全性が高い、それは花にはその成分が余り入っていない、要は薬効がかなり低いと思います。

機能性表示食品も今やかなりの種類の商品が出ています。

ただ大きく分けると、2つのタイプに分類することが出来ます。

一つがエーエルジャパンが拘る体内にあって加齢に伴って減っていく成分を補うもの、減ることにより体調不良になります。

体内で創ることが出来ないので摂った成分はそのまま身体の不足する場所に運ばれます。

それだけに成分の品質、安全性、配合量そして実用試験は重要です。ルテインとゼアキサンチンやDHA,EPAなどは正にこれに当てはまります。

これらを機能性関与成分する商品は不足する成分を一定量摂ることで、これらの成分が体内で元々果たしてきた役目をすることを機能として謳っています。

ルテインとゼアキサンチンなら眼の中でブルーライトから目を守るとか、DHA、EPAなら血液をサラサラにするとか)本来のサプリメントの役割であります。

2つ目が、機能性関与成分に薬のような身体の改善を期待するもの、しかしながらこの痩せるとか、眠れるとかいう機能は正に薬にしか出来ない薬効でありまして、もし、そんな薬効を期待するなら、それは先程のエフェドリンのように副作用があるものなのです。

ですから、食事代わりにいつでも好きなだけ摂ることが出来るサプリメントからすれば、そのような機能を謳う事が私は、サプリメントしての主旨を逸脱していると思いますね。

まあ、様々な生活習慣病の改善とかをサプリメントはもとより、薬だって頼りっきりにするべきではありません。

誤った生活習慣よって生じた生活習慣病を改善するために一番大切なことは、その生活習慣を改めることが何よりも優先されることです。

私もこういう仕事をして20年近くになりますが、これさえ摂っていれば何をしても大丈夫という感じでサプリメントを使っている方が多いのです。

そういう意味では、機能性表示食品という効果をいうこと許されたサプリメントはどうしても安全な薬みたいなイメージを皆さんに与えてしまうような気がします。

日本各地で早くも熱中症で倒れるかたが出ています。クロワール茶で抗酸化と共に水分補給をして下さいね。

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