TSVと税金

日本中がゲリラ豪雨でとんでもない事になっています。特に今週は西日本、九州、中国地方での被害が甚大であります。今は、皆さんご存知の通り梅雨の時期であります。いつから梅雨というのがこんな状態になってしまったのでしょうか。なんせ、ニュースで報道されるのは一日で一年分の降水量が降ったとかそんな雨の話ばかりです。中国や欧米の或る地域では気温が45℃とか、全くもって普通の陽気ではないのです。気温が体温を越すような環境では、一般に人間は生息することが出来ません。地球温暖化の対策が全世界規模で講じられて久しいですが、全く改善しているようには思えません。今後世界はどうなってしまうのでしょうか。
くれぐれも山を背にして建っている家屋では、寝室や居間は山から離れた場所に移動するようにしてください。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
7月13日のQVCさんのクロワールプラスのTSV、本当に皆様の多大なご声援のお力によって、大成功に終える事が出来ました。当日、ご用意したクロワールプラスの特別セットと、クロワール・アイネオのアイマスクセットは全てソールドアウトとなりました。(最後の22:00のオンエアでは、予約注文を承りました)あれだけクロワールプラスの商品説明に対し、色々な制約がある中、私が一番驚いてしまいました。クロワールの女神こと、田代ナビの本当に熱いナビゲーションを初め、日比野さん、筧さん、川口さん、朝倉さん、と全てのナビがクロワールの愛用者であったこともあり、皆様に商品の良さが伝わったのだと思います。
当日は、QVCさんでお会いしたほとんどのスタッフが「買ったから!」という有難いお言葉をかけてくれました。スタートの0:00の回で、ご自分の息子さんのエピソード話を教えてくれて、注文を頂いたジュエリーのタッキー、携帯の留守電に応援メッセージを入れてくださった千代の一番の西田社長、パピリオの稲田社長、そして、TSVの1日を通してエーエルジャパンに励ましのお電話を頂いたクロワールファンの皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げる次第であります。
2セット購入の方に、送料を無料にするサービスは、正直ウチにはなかなかに辛いところがありましたが、皆様が喜んでくださったと思うと、決断をして良かったと思います。
QVCさんのような通販と、今迄のTV通販との大きな違いというのは、やはりリピーターさんの数であると思います。それだけたまたまテレビを観ていたらやっていたという従来のTV通販と、QVCという番組を見るという目的意識を持ったTV通販は全く別物である訳です。ですから、QVCさんで生き残る為には、お客様がリピートしたいという商品、私達が携わっているヘルスのカテゴリーで言えば、使った方の体感に他ならないのです。そういった中、クロワールの商品が皆様に受け入れてもらっているのは、私達の商品作りの考え方が、皆様に実感となって現れているからだとしたら、本当に嬉しく思います。
さて昨日、家に帰ったら息子がブツクサ言いながら作文を書いているのです。さらっと頭の方を眺めてみると、なんとお題は、「税金について」というもの。こんな税金というものがどういうものかも知らない小僧には、とてもじゃないが難題であるのです。息子に何を書いているのか尋ねてみると「消費税の増税について反対だという事を書く」というのです。私が息子に「ウチのお父さんは自営で通販をしています。リーマンショック以降、日本の景気が低迷していて・・」という風に書けとアドバイスしたのですが、「ウルサイ」と一蹴されてしまいました。息子によると、クラスのほとんどの子が作文のテーマを消費税の増税にしているそうです。まあどちらにせよ、消費税の増税というのは、こんな高校生レベルでも議論されているのです。
昨日の新聞で、IMF(国際通貨基金)から日本は消費税を15%に引き上げるべきであるという記事を目にしました。要するに今の日本は、入りより出が多いのだから、入りを増やしなさいというわけです。少し前のこのコラムで、私は今の日本の経済状況での消費税の増税はするべきではないとの考えを述べましたが、今も全くその考えは変わりません。事業仕分けでほんの少しの税金の使い方を節約したのですが、そんなものでは到底足りないし、余りにも私達一般国民が知らないこと(特別会計など)が多すぎるからです。それに日本は、まだまだ金融などによって出来る事があると思うのです。菅総理は「消費税を10%程度に上げる」と言って、この参議院選挙で大負けしてしまったのですが、この消費税を上げる理由というのが「日本はこのままではギリシャになる」というものでした。しかしながら、日本の為替、円の価格は全ての国際通貨に対して円高であります。ギリシャのように財政破綻する可能性がある国の通貨がこれだけ高くなるものなのでしょうか。現在の日本の米国債の保有額は約1兆ドル、民間の銀行などとあわせると、8兆ドルになるといわれています。即ち、ここのところの円高100円から88円になったことで、日本は米国債だけで民間をあわせると、100兆円近い損を出しているのです。従って、金融当局の政策によって円安誘導すれば、日本はある程度の改善が図れると思うのです。
円安になれば、輸出で生きている日本の産業界は潤うでしょうし、国外に出て行った工場も再び日本に帰ってくるのです。それに1ドル200円になれば、米国債の益だけで約800兆円。なんと、日本の借金が全部返済できるのです。なんてったって、今の日本がどんなにしんどい状態なのか評価してもらえれば、円安なんてすぐになるでしょう。現に、韓国はこの為替に極端なウォン安で、破綻から数年で生まれ変わったのです。こんな状況で円高であることを不自然と感じない方がおかしいでしょう。要は、何かの力が働いて、不自然な円高である事を認識しなくてはなりません。マスメディアは全く報道しませんしね・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする