週刊柏﨑 第505回_熱中症にはご注意を!

いやはや、日曜あたりからとんでもない陽気になってきました。
関東から西の地域では、あったかどうか定かでない梅雨があけ、各地では毎日体温並みの暑さであります。京都でも例年なら祇園祭あたりが梅雨明けでありますが、今年は大分早い梅雨明けでした。なんせ、これだけ暑いと体調を維持するほうが難しいです。
実は私、この日曜日にプレイしたテニスの最中、いきなり意識が薄れそうになりまして、「これが熱中症か」という体験をしました。幸いすぐに回復しましたが、私のような体力があるアウトドア派でさえそうなのですから、本当に気をつけて下さいね。私のテニスのコーチによると、高校生のプレーヤーでも20~30分位でバンバン熱中症で倒れるらしいので、各自の体力というより今の陽気が異常なのかもしれません。
あれだけジャンジャン雨が降ったので、水不足とはこの夏は無縁であると思っていたのですが、とんでもない話で、各地の貯水池は満杯には程遠いということであります。このまま真夏に突入すれば、また深刻な水不足になることは間違いなく日頃からの節水が必要です。かと言って瞬間的降るゲリラ豪雨の増水で被害に遭われる方が数多くいることも事実で、本当にどうしていいのか分かりません。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしようか。
大体気温が40度近いって、頭まで銭湯の湯の中につかっているようなもので、とてもそんな環境下生活が出来るとは思えません。この暑い夏はなんでも3ヶ月位は続くらしいので、本当に陽気をなめていたら命を落としますな。
今年、気候が日本とは逆のオーストラリアでは最高気温が45度を超えたと言う事ですので。当然日本でもこの位の気温はありえるということであります。どちらにしても今年の夏は最高気温を更新することは間違いなさそうです。
今年の夏でちょっと気になることなのですが、セミの声をほとんど耳にしないと言う事です。
関東大震災があったのは1923年の9月であるのですが、7月~8月にかけてやはりセミが鳴かなかったそうでありまして、他にもセミが鳴かない夏には大きな地震が起きているという少し不安になる記録が残っています。
まだ夏は始まったばかりですので、分かりませんけどね。
このところ、新聞やテレビで日本の景気が回復しているとの報道を見たり聞いたりしているのですが、全然そんな感じはしません。自民党(今はじたみとうというらしいです)安倍総裁は盛んにこの景気回復はアベノミクスのおかげと吹聴しています。基本最後は私のおかげで株価が上がったということに行きつくのですが、経済を少しでもかじった人間ならそんなものはすぐまやかしであることが分かる訳であります。
株価というのは長期間ならいざ知らず短期間で経済状態を反映するとは言えないからです。それだけに一国の首相なる方が短期間の株価の上昇を持って景気回復したというのは問題です。確かに上がらんよりは上がった方がいいことは間違いないのですが、日経ダウのようなユニクロなど特定な株価を上げる事で操作が可能な指標を景気回復の証にするのはどうかな、と思うのです。
私が株屋として経験したバブル相場、約39,000円近辺まで日経ダウは上がったのですが、最後の頃はまさに外資系証券が日経ダウに採用されている品薄株(少ない株数で株価を上げられる株)を意図的に操作して造り上げたまさに砂上の楼閣であったのです。その後、日経平均の先物と現物株の売り込みによって日本は株式市場だけでは無く、浮かれていた経済まで外人によって叩き壊されたのです。(当然私の生活もです)
今回の上げ相場も外人主体の相場であり、ここにきて選挙対策で意図的な動きを見せていますが、皆さんには決して怪我をしないようして下さいね。多分、この参院選挙で自民が過半数を獲得し、来年は消費税が上がり、原発が再稼働するのでしょう。
私はある記事を見て驚いてしまったのですが、あの六ヶ所村の人口一人当たりの村民所得がなんと1,417万5千円ということらしいのです。そりゃ、村民あげて原発に賛成しますな。まあ、逆にそれだけたまげるようなショバ代を出さなければ、原発を造る所は無いということなのでしょう。それに、国民が誤解していることがあります。原発を廃棄したらその地域の産業が無くなってしまうということ。原発は廃棄するのに何十年という期間を要します。それと共に造ることよりはるかに大きいコストが要るのです。よって、原発で働く従事者の方々の雇用は無くなることはないし、今よりもむしろ多くの雇用が生まれるのです。50年100年先は分かりませんが、目先、原発の廃棄は大きなビジネスであります。
私は自他共に認める機械音痴であります。まずあの沢山並ぶボタンや画面を見ると全く操作できる気がしなのです。ITと言われたのは多分2000年頃からだと思いますが、私の生活はほとんど変わらなかった訳で、携帯でメールを打てるようになったのも最近のことです。実はこの週刊柏崎も10年という長きに渡って続けてきたものの7年位はレポート用紙に文章を手書きしていて、社員さんに打って貰っていたのですよ。ここのところパソコンをやっと使えるようになったのですが、日進月歩、新しい器具は私の様な人間のことなどを待ってくれるはずもなく、スマートホンなるどうやって電話するかも不明の携帯がでたのです。
今や我が家では私を除く全員がスマートホンになり、LINEなどという全く意味不明の機能で他人と交流をしています。景気が悪くなって久しいのですが、基本こういう画期的な器具が出る事によりドンドンそれが原因で景気を悪化させていると思います。パソコンが出たことにより管理部門の人員は劇的に削減されました。スマートホンにより、テレビ、パソコン、ゲーム機などの代用になったのです。要は技術の進歩は人手や今までの器具を不要にしています。まあ私のような人間が本当は必要であり大切なのですよ。

柏崎

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