週刊柏﨑 第378回_ケニア珍道中【part4】

1月が終わり、2月に入りました。週後半になって日中はなんぼか暖かくなりましたが、前半はこの冬で一番の冷え込みでありました。なんせ、いつもの宝ヶ池の狐坂の温度計は、午前9時過ぎでマイナス3℃でありました。
昨年の夏も本当に異常な猛暑であった訳ですけれど、この冬は、その夏に匹敵するような異常な厳寒であります。日本海側では、引き続き雪の被害がとどまることを知りません。
15年前の冬、新潟で仕事をすることがあったのですが、地元の人が雪が本当に少なくなったと言っていました。しかしながら、今年の雪は、その往年の豪雪を上回るのですから、豪雪を忘れた地元は雪対策も何もあったものではないでしょう。
かたや、九州霧島では、新燃岳の噴火であります。なにやら、こぶし大の火山石が降り注いでいるようで、こちらは雪と違って当たれば、命の危険まであります。私は初めて知ったのですが、「空振」(カラブリではありません)なるドラゴンボールのカメハメ波のような現象も結構、恐ろしいものであります。あの厚いガラスを割ってしまうような空気の振動が人に当たったら、どうなるのでしょうか。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
昨日の節分は、例年通り恵方巻きを家族で食べました。今年の方向(鬼門)は、南南東でありました。「鬼門を向いて笑いながら願ごとをして太巻きをまるごと一気のみする」というのが正しい恵方巻きを食する方法であるのですが、この風習が始まったのは、1973年と、結構新しい風習であり、しかも大阪や京都など近畿の一部に限定されていました。10数年前、京都に移り住んだ東京生まれの私は、全くこの風習をしらなかったのですが、(九州生まれの妻も知りません)今や全国的な行事になったような気がします。まあバレンタインデー前のノリ屋とすし屋の陰謀で広まったような、巻き寿司を食べるという風習でありますが、豆を撒いて年の数だけ豆を食べるというオーソドックスな節分の行事と比べると、掃除をする必要もないし、この歳になると豆もそんなに食べる気がしないので、これはこれでありじゃないかなと思います。それでは、ケニア出張part4であります。
ケニア滞在3日目、商社の社長スウェさん(フランシスの兄さん)と、山岳高原部にあるケリチョのカメリアシネンシスの畑を視察に行きました。今回の出張はここでQVCさんのオンエアに使うビデオを撮ることが一番の目的であります。QVCさんのオンエアで、薬事法の縛りで言えることがどんどんなくなっているので、まあいうなれば、バラのサプリの川島さんをまねてケニアの畑に実際に行っているというイメージビデオであります。ケニアという国は、こういう商業目的の為には、ほとんどのことに国から許可をもらうことが必要で、簡単にいえば外国人の行動はほどんどのことにお金が要ります。この畑は、実際には外国資本の所有地なのですが、それでも許可書を持っていなければ畑に入ることも許されないのです。畑の入り口には、数人の警備員がいて、すべての人間をチェックしています。中に入って、それは驚いたのですが、見渡す限りお茶畑であります。畑の敷地は5,000ヘクタール以上、ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積の50倍以上であり、至る所で現地人がお茶を摘んでいるのです。敷地中には、学校も病院もあります。地区ごとに摘まれた茶葉は、中央の工場に集められそこで加工されていきます。クロワールプラスに使われるカメリアシネンシスのお茶は、この加工によって使われる特別な部位を特別な焙煎方法で作ります。ここの茶畑では、昼間の気温は30℃近くまで上がりますが、朝方の最低気温は8℃位になり、寒暖差がかなりあります。日差しは、かなり強く実際に私もかなり日焼けをしてしまいました。ここのカメリアシネンシスのすごいところは、新芽が出るスピードが恐ろしく速いということです。ですから、新芽を摘んだ後、一週間もすると、新しい芽が出てくるのです。要は、常に新茶だけを摘む事ができる訳です。お茶の木の育て方には2種類、差し木で育てるタイプと、種から育てるタイプがあります。差し木で育てるタイプは、葉がやわらかく、黄緑の葉をしています。種で育てるタイプは、緑が濃く、しっかりした葉をしています。この葉をブレンドしたものを原料にしています。そういった意味では、私達が知っているお茶とは同じ種類でありながら、こういった環境によって全く違うお茶になっています。そして、その厳しい環境下で育つことによって、驚異的なSODの数値を出すクロワールシリーズの原点になっているのです。お茶農園では、この会社の幹部と昼食を摂ったのですが、とても友好的でありました。しかしながら、この農園内でもこういった幹部達とお茶を摘む従業員は、同じケニア人で同じ外資系企業に所属にいるにもかかわらず、天と地ほどの格差がありました。なにせ幹部は、以前白人が住んでいた大きい芝生付きの洋館に住んでいるのですが、ほとんどの一般従業員は、電気もないような掘立小屋に住んでいます。多分、一般の従業員は、幹部には絶対なれないのだと思います。まあ、無事にこの広大な農園とクロワールの原点カメリアシネンシスの映像を撮ることができた訳です。
これで、ケニア出張の目的は達成できたのですが、最後に地球創世の原点のマサイ・マラ、簡単にいうと、ものすごくでっかい自然のサファリパークに行ってこの出張を終えるのですが、このマサイ・マラに最後の試練が待っていたのです。
次回に続く

私が動画でお得な商品を紹介しています。今回はクレールソープ・ゼロをとってもお得な価格で紹介しています。是非一度ご覧ください。

クロワールカフェ:http://www.al-japan.com/movie/index.html
楽珍堂:http://www.rakuten.ne.jp/gold/al-japan/movie/index.html

まだ、あまりこの動画を観てもらっていませんけれど、実際は本当にお安いプライスで商品を紹介しています。(半分ヤケです)

柏崎

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