週刊柏﨑　第642回_健康に過ごしましょう。

４月に入りました。朝晩は、まだまだかなり寒いのですが、日中は完全に春モードです。一気に桜の花が開きまして、京都は完全に春の観光シーズンに突入であります。毎年このコラムで書いていますが、桜の花は普通の花と違って太陽を向いて咲くことなく、地面を向いて咲きます。桜の花が、見る人を包み込むように感じさせる所以であります。パッと咲いて、パッと散る桜でありますので、その潔さも日本人気質に合っているのでしょう。車を運転していますと他県のナンバーを本当に見かけます。その中には北海道や沖縄なども、京都まで車で来るだけでも大変でしょうに、帰ることを考えたら、まあ、それだけ京都は魅力ある場所なのですかね。

この時期、京都市内の車の渋滞は凄まじいので、正直、車で来るのはお薦めできないのですが。特に、車を避けた方が無難なのが、嵐山、清水、伏見稲荷ですな。これらの観光名所は人気があるのに道が狭く、駐車スペースが少ない場所なので、普通だったら２０〜３０分位で行ける処が、平気で２〜３時間位かかったりします。地元民はこの時期、絶対に傍に寄りませんね。急増している外国人旅行者ですが、欧米諸国からの旅行者が目立つような気がします。外人さんが、沢山貸衣装の着物を着て錦あたりを闊歩しているのですが、誰かが着せているのでしょうね。着物の柄から着付けまで、とても我々が知っている着物ではありません。まあ、室町辺りの貸衣装屋さんは、どこもウハウハ状態だそうで、そりゃ一枚２〜３千円位の着物を１日２〜３千円でかしているのですからね。なんでも２０２０年には外国人観光客が４０００万人になるって話ですから、京都で商売をするなら宿泊関連か貸衣装でしょうな。

さて、皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

春の選抜高校野球も佳境に入ってきました。ベスト４まで京都代表の平安高校が勝ち抜いてきています。（準決勝で残念ながら敗退しました）私が、ここまで来たかと驚いてしまったのが、同じベスト４に入っている九州の学校であります。今迄東北や四国、九州などの野球強豪校で、関西や関東といった県外の中学硬式野球リーグのシニアやボーイズの有力選手をスカウトしてくることはよくあったのですが、なんとこの高校は監督からベンチ入りしている選手殆どが同じ大阪の強豪ボーイズチームというもの。当然、試合に出ている選手はほぼこのボーイズ出身者でスタメンに県内出身者はいません。確かにスポーツといっても勝負でありますから、勝つことが大事なのは分かります。しかしながら、県外の強豪ボーイズのチームを監督ごと連れてきて「はい、このチームが我が故郷の代表です」と言われても私だったら違和感あります。県外からの有力選手は言わば助っ人でありますので、一チーム何人と決めた方がいいのではないかと思います。実際、和歌山の強豪校は一学年県外選手を２名までとしていると聞いています。高校野球はあくまでアマチュアの世界でありますから、その精神は忘れて欲しくないです。

６０年間と長い期間生きてきますとそれなりに色々なことを経験する訳で、その経験に基づく意見やアドバイスを娘や息子にするのですが、全く聞こうとしません。まあ、こちらとしては、老人とは思っていないのですが、完全に老人の言う事には聞く耳もたんという感じで、親に対する恩というものを完全に忘れていますな。私の周りにいる若者というと娘（息子はカナダに留学中）と社員さんと接骨院の従業員くらいで、それも話は私が一方的にしていますが、ちゃんと聞いているかどうかは定かでありません。祇園界隈では若い綺麗な女性が、お酒をお酌してくれて話を聞いてくれますが、それなりの対価が必要な訳で、確かに、老人の言う事を一生懸命聞き、話をするなんていうのは、オレオレ詐欺か怪しげなセールス位であります。ですから、私の話をちゃんと聞いてくれているクロワールのお客様は本当に素晴らしい人たちなんです。社員さんや接骨院は本音を言いませんが、娘に言わせると、同じことを何度も繰り返すからだそうです。そして娘の言い分として、同じことを何回も言うということは、「言ったことをすぐ忘れるー物忘れが激しいーボケ老人」ととんでもない飛躍理論で私をボケ老人と認定するのです。それでいて、嫁も娘も同じ小言を繰り返し言うのですね。「何度も同じことを言わせないで。」「聞いてるの」これが一番言われることです。まあ、その時は聞いているのですが、すぐ忘れます。長い間生きてきて変わらないものはそう簡単に変わりません。でも「あっ、いけない」というちょっとした物忘れは、問題はありません。まずいのは、物忘れをではなく、全てを忘れてしまうことであります。これを予防しようと「緑のDHA,EPA」を創りました。粒が小さいのに４粒でDHA４２２ミリ、EPA１７８ミリ合計６００ミリを摂ることが出来ます。本当に調子がいいのですが、普通のDHA,EPAもこれくらい体感があるのですかね。違うメーカーの物を買って検証してみます。「緑のDHA,EPA」は藻由来のDHA,EPAの濃度が高いことが安全性と共に売りなのですが、一緒に配合した、鉄分、銅、亜鉛という酵母由来のミネラルの相性がいいのと、SOD値を高含有するクロワール茶のエキス末は体感を高めているのではないかと思います。

更に、亜麻仁油、エゴマ油というαリノレン酸を加えオメガ３脂肪酸の栄養機能食品です。勿論鉄、銅、亜鉛と３つのミネラルの栄養機能食品でもありますよ。

なんか、Nアセチルグルコサミンプラスとプレミアムクロワールアイとクロワール茶に加え緑のDHA,EPAで私の健康寿命は万全ではないかと自負しています。日本はご存知の通り世界有数の長寿国であります。平均寿命は女性８６，８３歳で世界１位、男性８０，３歳で同３位でありまして、私も平均寿命までいけるとあと２０年は大丈夫なのです。ただいつまでも元気で自立が出来る健康寿命は男女とも７０歳を少し超えたくらいで、平均寿命と１０歳以上の開きがあるということは、８０歳を超えて長生きしても健康で自立出来ていない可能性が高いということです。前からこのコラムで書いてきましたが、ストレスを貯めない生活、バランスのよい食事、適度な運動は健康寿命を高める上で絶対に必要な条件であります。これらを怠ると生活習慣病になる可能性が高くなります。生活習慣病は悪い生活習慣がもたらした結果でありまして、その原因である生活習慣を改めなくては治ることはありません。それを怠って薬や健康食品を摂ることで治そうと思っても困難であると考えて下さい。世の中、これを摂っていれば大丈夫なんてものはありませんよ。悪い生活習慣を出来る限り改善するよう努力する、その上で、食事で摂り切れないDHA,EPAやルテイン、SODなどを補うことが大切であって、それを痛切に感じる時が、健康寿命が終わりそうな時なのでしょう。後悔したくないです。

現在、１００歳以上の長寿のお年寄りが増えています。１９６３年には男女で１５３人であったのが、２０１５年には、男性７８４０人、女性５万３７２８人の計６万１５６８人になっています。将来、１００歳以上のお年寄りは増々増えることは間違いないでしょう。ただ、１００歳以上ともなると認知症もなく寝たきりでもない元気な長寿者は２０％に満たないとの話であります。これからは、ガンや糖尿病、心臓や脳の病気にならなかったら１００歳以上が普通になることが見込まれる訳であります。果たして、寝たきりや認知症で１００歳以上の寿命を授かっても幸せかどうか？私は、少なくとも家族に迷惑はかけたくないと思っています。老年期を迎えるに当たって未来への投資はしていきたいと考えます。それと大切なのが楽観的に気楽に生きることです。どんな嫌なことがあっても時間は過ぎていきます。決して悲観になることはありません。私は、周りから余りに楽観過ぎると言われますが、それだからこそ、昔の苦しい時を乗り越えられたと思っています。私の座右の銘は「何とかなる」であります。