週刊柏﨑 第570 タバタプロトコルダイエットとジャパンプレミアム


近年で最大と言われた台風19号がこの連休、日本列島を縦断した訳でありますが、流石、元都の京都、先週末同様殆ど被害はありませんでした。特にこの台風の対策として全国各地で早めの避難の徹底とか、電車の運休などをしたために、日本列島を直撃したにしては、被害は多くなかったようであります。台風は、地震や噴火などと違って、あらかじめ規模やコースが分かるのですから、こういった備えることは必要であります。それでもこれだけの規模の台風でありますので、被害は当然出ている訳で、被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。台風一過、今週に入りいきなり冷え込んでいます。昨日、犬の散歩で朝外に出ますと、息が白いのですね、このままいきなり冬になるとは思えないのですが、霊が生息すると言われる寒い私の部屋では、毛布を出しました。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
先週に引き続きノーベル賞についてであります。もしかして「日本国憲法9条」が受賞するかもと注目のノーベル平和賞でありましたが、イスラム過激派タリバンに襲撃されながらも祖国のパキスタンやナイジェリア、シリア難民の教育、援助活動をする17歳のマララ、ユスフザイさんとインドで貧しい子供や若者に教育機会を作る活動をするカイラシュ、サティヤルティさんが選ばれました。恥ずかしながら、私はこの二人の受賞者を知らないのですが、ダイナマイトという爆弾を造ったノーベルさんが世界の発展や平和を願って設立したノーベル賞の主旨からみるとふさわしい受賞者であると思います。特にマララさんは、イスラム教徒でありながらその中の過激武闘派と闘っているのですから大したものですね。「憲法9条」に関しては、平和を願う素晴らしい憲法ですし、当然平和賞を授かれると思いますが、今現在、その憲法9条を放棄しようと政治家や国民がしているのですから、まあ受賞は難しいでしょう。しかしながら、これでもし「憲法9条」がノーベル平和賞になれば、受賞の「憲法9条」を変えて、集団的自衛権の行使を出来るようにしちゃった安倍内閣は焦ったでしょうね。

皆さん、タバタプロトコルという言葉を聞いたことがありますか。実はタバタプロトコルというのは、立命館大学の田畑教授が考案したダイエット方法でありまして、海外で爆発的人気があるダイエット方法なのだそうであります。何故かというと、まず非常に簡単であること、そして何よりも非常に短時間で出来ることが挙げられます。方法は皆さんが自分自身「やや辛いと思われる運動」(飛び跳ねたり、スクワット、腕立て伏せなどなんでもOK)を20秒行います、20秒したら終わり10秒休みます。これが1セット、これを8セット連続行います。かかる時間はわずか4分間、これだけであります。また、このトレーニング、毎日やる必要は無く、週3回でいいそうであります。なんでもこれで、自転車に1時間乗ったのと同じカロリーを消費出来るのです。しかも、心臓が一回で送り出す血液量が増えて持久力を高め、結果として心臓が強くなるのだそうです。イギリスの大手新聞では「驚異的な結果が得られるダイエット法」として紹介されています。インターネットのYouTubeでタバタプロトコル、観ることが出来ますので、興味がある方はどうぞ。私が見る限りは、結構しんどそうです。家に帰ってきてチョットやばいことになっている娘と実践してみようと思っていますので、来週また報告しますね。個人差は当然ありますが、2か月で10キロ位健康的に落とせるらしいですよ。お金もかからないし。せっかくだから食事のコントロールもして効果的にやりたいですね。

さて、近年の日本人の消費について考えてしまうことがあります。昔から、買い物をするとき、良いものを安くといいますが、私達のように物を売る商売をしていますと、良いものは高いし、安いものは悪いのが当たり前と考えているのであります。ですから、私は、スーパーなどに行って魚や肉がむやみに安かったりすると、逆に何かあるんじゃないかと疑ったりする訳です。まあ、消費税が上がって、個人消費は確実に落ち込んでいる中、消費者が価格に敏感になるのは当然でありますが、余りに無防備に価格主体に商品を選んでいるような気がします。中国の鶏肉問題はまだ記憶に新しいですが、実際あの100円そこそこの価格で売られていた鶏肉のナゲットの原価を考えれば、どんな原料を使っているか分かるでしょう。商売というのは、お金を稼ぐことが必要でありますので、いくら安価で売られていても原価はそれよりも絶対低いのです。消費者が支払った対価で品質や安全性が担保されていることを忘れてはなりません。

QVCさんの本社は海浜幕張にありまして、オンエアーの度に行くのですが、駅を降りますと、すぐアウトレットモールがあります。時間がありますと中を覗くのですが、近年中国人観光客が多くなっているのですね。ご存知の通り彼らの消費行動というのは、凄まじいものがありまして、ブランド品や電化製品などを何十万、何百万円と平気で買っていきます。先日、ある有名スポーツブランド店で複数の中国人と一緒になりました。彼らは衣料品のタグを確認して、それが中国製と知ると興味を持たず、全く買おうとしないのです。中国製の商品を買う日本人をもの珍しそうに眺めていましたが、彼らは結局何も買わずに出て行ってしまいました。中国人は海外旅行に来て、免税店で安く買い物をすることだけを求めている訳ではないのですね。衣料品だろうが電化製品、食品だろうが品質や機能、デザインに優れた上質品を買い求めようとしているのです。そしてそういう商品は高価であるのですが、彼らはそれを高いとは考えず適正価格と考えているのです。彼らは日本製と中国製が並んでいれば、日本製を選ぶ、それだけジャパンプレミアムを高く評価しているのですね。現在、外交的には日本と中国は微妙な関係であり、少なくとも良好とは言えません。日本人の中には、中国の事を悪く言う人も居ますが、多分そういう人だって中国の品物は使わざる得ない位日本には浸透しています。何故か、そりゃ安いからであります。日本人も日本企業も長いデフレ環境と個人所得の伸び悩みの中、余りにも低価格品にシフトしてしまったと感じます。冒頭書いたように、低価格品というのは、低価格に見合う価値しかないということに気付いて欲しいです。価値ある商品と認識しているからこそ、企業は、それに見合った価格で販売するし、消費者は納得して購入する。それが本来の日本の姿であると思います。中国や外国人の方が、ジャパンプレミアムを高く評価しているといっても過言ではありません。それは、ちょっと寂しいですね。私はいつも言っていますが、健康食品は味がありませんし、高いものも安いものも外から見分けはつきません。エーエルの商品は、機能、安全性、品質などジャパンプレミアム満載であります。是非ともお試し下さい。

柏崎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする