週刊柏﨑 第569回_私59歳になりました。


早いもので、今年も10月に入りました。6日に私は59歳になりまして、来年はとうとう大台が変わり「赤いちゃんちゃんこ」を着る歳となる訳でありますが、気持ち的にはまだまだ永遠の厄年42歳であります。但し肉体的には、やはりそれなりに衰えを感じざるを得ないですね。出張でかなりの頻度で新幹線に乗るのですが、気が付くと下半身の股関節周りが固くなるのですね。相当入念にストレッチをしないといけません。
それと、物忘れが結構ひどくなっていると思います。先日もスーパー銭湯に風呂セットを忘れてきたり、地下鉄の入口を間違えてレストランに入ったり、まあ、そそっかしいのかもしれませんが。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。週末から、今週にかけて日本を襲った台風でありますが、実は京都では、台風の影響は拍子抜けするほどなく、心配された雨も殆ど降りませんでした。しかしながら、他の場所では、雨や風の為、かなりの被害が出たようで月曜日にQVCさんのオンエアーの為に東京に移動したのですが、かなりダイヤが乱れていましたし、静岡から神奈川にかけて至る所で道路が冠水していたので、ちょっと驚きました。今週は人によっては、3連休となりますが、またまた大型の台風が来ているようなので、気を付けましょうね。
何でも、この台風19号は数年に一度という位勢力が大きく、アメリカの天気予報で報道しているのですよ。瞬間最大風速が85メートルって想像つかない位の規模だと思います。休みの度の台風というのは、8月後半と同じであって、景気にはしんどい状況であります。

ノーベル物理学賞に、青色LEDの発明に携わった赤崎氏、天野氏、中村氏の3名が選ばれました。久々に喜ばしいことであります。ノーベル物理学賞や科学賞は、その性質から基礎研究に授けられるケースが多く、今や大きなビジネスとして巨大な利益を生み出している青色LEDが受賞したのは、稀有なケースであります。実際、以前受賞した宇宙からのニュートリノとか自然界の対称性の破れなど私のような人間からしみれば、「一体何のこっちゃ」というレベルの研究でありますし、それが商業ベースに乗ることはありません。
また、将来に於いて商業化的に無限の可能性を持つIPS細胞でさえ、現段階では実用化のめどはたっておらず、果たしてIPS細胞の特許期間があるうちに医療利用出来たらいいという話であります。受賞者の3人の先生方の功績はとても大きいと思いますが、この青色LEDをこれだけのビジネスに育てたことは、中村氏の力なくしては不可能であったと思います。その過程で、中村氏が特許訴訟で当時の所属企業ともめたのですが、当時日本企業の社員に対する成果報酬に関して大きな議論を呼びました。なにせ、市場規模が兆円を上回ることが間違いないと言われた青色LED、この特許を開発した中村氏に在籍していた会社が払った報酬はなんと2万円、うーん、こりゃお金に執着が無い私でも怒りますな。中村氏は正当な報酬約200億円を要求したのですが、裁判所が下した判決は「中村氏の会社への貢献度は604億円」というもの、それぐらいの発明であるのですよ。結局お金が目的ではなかった中村氏は、会社側の示談に応じた訳であります。こういったノーベル賞を受賞するような研究者は、研究体制のサポートや報酬、待遇面でアメリカの大学や研究機関に在籍しているケースが多いのですが、中村氏もそうですね。多分これからも、こういう研究者がアメリカに行ってしまうのでしょうね。それにしても、一番の高齢であります赤崎氏、85歳という年齢でありますが、とてもしっかりしていて年齢を感じさせませんな。あの歳まで頭を使うことは大切であります。私も見習わなくっちゃ。

さて、消費税率が5%から8%に引き上げられ、約半年が経過しました。政府や日銀などの大本営の見解は、まだまだ楽観的でありますが、様々な景気指標が発表されればされるほど、国民の生活がどんどんしんどくなっているように感じます。これで、来年更に増税しようとしているのですから、何回も言っていますが正気の沙汰ではないですな。基本、多くのメディアが、現状を「消費を抑えて、節約している」と表現しているのですが、違いますな「使えるお金が無い」のです。その証拠に日本の家庭の貯蓄は減っています。消費税を5%から8%に上げて見込める税収増は約5兆円であります。(まあ、実際は消費が落ちて税収は減っているのですけどね。)以前の約束はこれを社会保障費に全額使うものでした。ところが、政府が今やろうとしているのは法人税を10%減税することなんですね。この法人税減税による減収が約5兆円であります。それだけでも納得がいかないのに、もっと酷い無駄遣いがあることを、あるブログで知り、マジに国民は怒らなくてはならないと感じる訳であります。安倍首相が就任以来暇さえあれば外国に出かけているのは、皆さん良くご存じであると思います。安倍首相が外遊した国は49か国にもなるのですが、このブログによりますとその間、世界各国にばら撒いてきた金が、桁違いなのですね。
主に、アジア、中東、アフリカを中心になんと約68兆円以上、日本の一年間の税収よりも多いです。そりゃ、全てが無駄遣いとは言えないし、日本として必要な支援があるのは理解しますが、68兆円ですよ。国民がこれだけヒーヒー言っているのに、そりゃ余りにも多すぎませんか?という話であります。それも、こういった外遊には、いつも大企業のお偉方が同行しているのも特徴でありまして、そのばら撒いたお金で新幹線を造らせたり、ダムや原発を造らせたりして、これって税金を使って大手企業へ便宜を図っているんじゃないかとこのブログは言っています。それに、外遊する時に使用する政府専用機に歴代総理として初めて大手企業のお歴々を乗せているっていうし、そりゃ、財界側からみれば、こんな素晴らしい首相は、いないだろうし、いつまでも続いて欲しいと思うでしょうね。

また、2014年の国家予算は、どんどん増え続ける財政赤字などなんのその、初めて前年度の補正予算と併せて100兆円を突破するのですけれど、まあ、国は全く節約する気はないようであります。集団的自衛権の行使も取りあえず出来るようになるからか、防衛費はなんだかんだで、初めて5兆円を超えるということで、戦争する気満々でありますな。こんな現状を知れば知るほど、消費税なんか全く上げる必要はありません。本来なら、こういう事実を国民に伝えるのがメディアの仕事であります。全てとは言いませんが、殆どのメディアはこの仕事を果していません。今、日本がどこに向かおうとしているか分からなくなっています。前回、香港の若者の民主化を求めたデモのことを書きましたが、国が間違った方向に向かうのを阻止するのは国民であることを忘れてはいけません。今の日本人の民度は、非常に低いと言われても仕方ないのかも知れませんね。          

柏崎

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