週刊柏﨑 第491回_4/8TSV

4月に入り我が家の周りはやっとこさ桜が満開になりました。新しく会社員や大学生になられた人達はさぞかし期待に胸ふくらませていることと思います。
先日お知らせしたとおり、先週末から息子の引っ越しで、車で東京に行き無事引っ越しも終わりまして、初めての一人暮らしが始まりました。まあ、次に息子に会う時は、どのように変化しているのかちょっと楽しみです。
今週末は毎年恒例のQVCさんのバースデイイベントであります。
皆さんにお会い出来ることを楽しみにしておりますので、見かけた時は気軽に声をお掛け下さいね。そして、4月8日は、いよいよスーパークロワールアイネオのTSVであります。初めての増量セットであり、最安値でのTSVです。本音をいうと、かなりきつい価格でありますので、皆さんには是非とも宜しくお願いする次第であります。そんなこんなで、今期もスタートした訳でありますが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。

今週開幕したメジャーリーグでありますが、期待のダルビッシュ選手の投球は衝撃なものでした。何しろあと一人の段階までパーフェクトピッチング、一人の走者も許さなかった訳であります。最後の27人目の打者にヒットを打たれましたが、彼は確実に世界ナンバー1の選手に近づいていますな。前にも言いましたが、彼の素晴らしさは頭脳と自制力であります。チーム力は落ちましたが去年を上回る成績を残すことは間違いないと思います。
野球界から王貞治氏、衣笠祥雄氏に続き長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞が贈られるそうであります。今頃何故と思うと同時にどうして長嶋氏と松井氏が一緒にという印象が強いです。野球界では、以前、イチロウ選手と福本氏がこの国民栄誉賞を打診されて断っていますが、多分、松井氏が一人受賞であれば彼の性格上間違いなく断っていたと思います。近年受賞した高橋尚子さんや吉田沙織さん、なでしこジャパンなど直近の実績で評価されれば解りやすいのですが、先日亡くなられた大鵬親方や今回の長嶋氏など条件は充分で誰しも納得する方であるのですが、少し選考基準が解りません。当然松井氏が選ばれれば、400勝の金田氏は、色々な記録を持つ野村氏は、という話になるのは当たり前のことであります。それでなくとも国民栄誉賞のありがたみが薄れるのは仕方ないことかもしれません。辞退する可能性がかなり高いと思いますが、将来の国民栄誉賞の候補になるよう、ダルビッシュ選手には頑張って欲しいと、考えております。

先日、旧ライブドアの粉飾決算事件で証券取引法違反で有罪になり禁固刑に服していたホリエモンこと堀江貴文氏が仮釈放になりました。記者会見に現れた堀江氏のあまりの変貌に飲んでいたクロワールを吹きだしそうになりました。服役していた一年半程の間に約30キロの体重減で見たところ肌ツヤや顔色も良くITバブルでぶいぶい言わせていた頃と違って、非常に健康そうでありました。
なんでも、毎日21時就寝、6時50分起床という規則正しい生活を送り、食事も薄味の質素なものだったというし、もちろん酒も飲めない訳です。有り余る時間に腕立てや腹筋などのトレーニングを毎日、欠かさずしていたと言います。そこまで節制しないと中々、堀江氏並みに変貌は出来ないと思いますが、まあ、どのくらいで堀江氏がリバウンドするか、不謹慎ながらちょっと楽しみです。そして、娑婆にいてお金もなんでも手に入れられる環境にいながら野球の為にストイックに節制しているのがダルビッシュ選手です。どちらにしても、相当しんどい思いをしないと、ホリエモンやダルビッシュ選手のような体は手に入りません。

さて、このところの日本は株や不動産の価格が値上がりして、ミニバブル状態であります。私の周りでは相変わらず不景気感満載なのですが、新聞やテレビの報道を見る限り、なんかとっても景気が回復しているような感じがする訳であります。確かに、マンション業界や建設、建築関係の友人はだいぶ良くなったと言いますが、それはバブルと消費税増税が重なった季節的要因がかなりあるような気がします。それにこの時期、景気が有る程度改善しなくては、消費税を上げる事が出来なくなるし、夏に行われる参議院選挙にも影響が出てしまいます。ただこのバブルの原因になっている金融の緩和でありますが、なんか緩和すると国民の口座にお金が降りこまれるような錯覚するような凄い政策のような感じがしますが、基本お金を借りる時の金利が下がるだけです。
それも日本の場合はそれこそずっと低金利政策を取ってきているのですから、下げたといっても知れているのです。日銀にお金をジャブジャブ供給させても、それは市中の銀行に積み上がるだけで、銀行は絶対危ない会社には融資はしませんよ。今月から電気料金や食糧品の価格が上がります。円安が原因であるのですけれど、うちの様な零細企業は円安になっても全くという程メリットはありません。消費税が倍になって、様々なコストが上がって、それを売価に転嫁できなければ、間違いなく零細企業はやっていけなくなります。
そもそも、私は今の景気回復感が作為的に創られたように思えるのです。なぜなら、私が経験してきた景気回復、インフレというのは将来に対する楽観と期待が高まり、金利が徐々に上がって来るものなのです。実際、今のアメリカはそうなっています。ところが、日本は国債の金利は逆に最低に近づいているのです。推測するにこれは、無尽蔵に資金を与えられた銀行が、お金の持って行きどころに困り、国債を買っているとしか考えられないのです。要は、金利を下げても、お金は全く廻っていないということです。なんか、今期はとってもしんどくなるような予感がします。

それでは、バースデイイベント、スーパークロワール・アイネオのTSVと頑張ります。

柏崎

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