週刊柏﨑 第330回_マスコミと野菜
今週に入って、本当に暖かくなりました。先週の後半には、我が家の庭の桜の樹に紅い花がちらほら咲いてきたのですが、今はもう五分咲きくらいになっています。なかなか春めいて、趣のある風情であります。
もう一度くらい、寒くなることはありそうですが、今年も早2ヶ月経過してしまいました。遅くなりましたが、2月14日のQVCイベントデ―でのクロワール・アイネオ特別セットですが、出来る限り商品を用意したのですが、あっという間にSoldOutとなりました。本当に有難うございます。クロワールの女神こと、田代ナビが16時の放映をわざわざ担当してくださいました。次回は4月中旬に弊社にとっての、一大イベントを予定しております。皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
テレビや新聞の報道だけが、熱くなっているバンクーバー冬季オリンピックでありますが、昨日、フィギュアスケートの浅田真央選手が登場して、やっと私のまわりでも、オリンピックの話題が出るようになりました。
初日の競技を終えて、韓国のキム・ヨナ選手に次いで2位でありますが、がんばってフリーでの逆転を期待しています。
それにしても、朝のワイドショーは全てのチャンネルが浅田真央選手のことで、どれを観ても全く変わらない内容でありました。これは少し前の小沢一郎氏の政治資金規正法違反問題と全く同じであります。この金太郎飴のような番組作りというのは、私は考えものだと思います。特に小沢氏の問題のように、検察とマスコミがタッグを組んで問題となっている人物を攻撃したら、どんな人間だって犯罪者に仕立て上げることが可能になってしまいます。
特に小沢氏の件については、あの麻生政権時に副官房長官の「捜査は自民党に及ばない」との発言があって、実際その通りになっていることもあり、尚更邪推してしまいます。確かに小沢氏にも全く問題はないとは思いませんが、その話とは別次元の力が恣意的に介在しているような思いがあるのは、私だけではないはずです。
さて、最近家庭菜園など土をいじる楽しみに目覚める人が増えている模様です。このコラムでも書いていますが、私も自宅の庭で無農薬野菜を作っています。
毎朝、畑の野菜が少しずつ成長していくのは、本当に楽しいものですし、成長した野菜を収穫して食すると、なんだかとっても地球に良いことをしているような感覚を持つことができるのです。それに、ここ数年残留農薬や産地偽装などの事件が相次いで起こり、食の安全に対する意識が高まったところに、実益を兼ねた趣味として家庭菜園に注目が集まったのは、当然の流れだったのかも知れません。
このような家庭菜園をされる皆さんが言うには「何より採れたての野菜は新鮮でみずみずしいく、味が違う」ということです。
私も庭で野菜を作っているので、よくわかります。しかしながら、家庭菜園で作った野菜の形は不揃いであるし、色もそんなにきれいではない。更に葉っぱが虫に食われて穴があいていたりします。
そこで皆さんに質問があるのですが、もしスーパーの野菜売り場にこのような野菜が並んでいたら、買いますか?たぶん、この家庭菜園をしている人たちも買わないと思います。実は、日本人というのは世界でも有数の食材に対する美意識を求める国民なのです。
スーパーで売っている野菜は、どうしてあそこまで色も形も大きさも均一なのでしょうか?多分いくら新鮮でおいしい野菜でも、私達が作ったものは規格外で売り場に並べてももらえないでしょう。キュウリはまっすぐで大きさが同じものが3本袋に入っています。人参も同じです。インゲンは同じくらいの直径で長さも均一です。
これらの野菜を私達のように自然に作っていたら、きっと収穫量の半分以上を捨てなくてはならないでしょう。だから農薬や化学肥料、添加物を使わないとやっていけないのです。私達の常識では、中国やアメリカはこんなにも農薬や添加物をまみれの野菜を作って海外や自国に流通させていると思っていますが、実際はそうではないのです。なぜなら、中国やアメリカの人達は、野菜のサイズや色や形にあまりこだわりがないからです。それゆえに、カビ防止剤が付いて着色した果物や、農薬や添加物まみれの野菜は、あくまで日本に輸出するものであって、自国では食べないのです。
中国やアメリカの残留農薬事件が数多く起こっていますが、日本は農薬の使い方や管理がきちんとしているからであって、決して国産物に農薬が使われていないわけではないのです。ですから、日本の要求通りに農薬や添加物を使用して、日本のニーズに合った商品を作っているのに、農薬に対するクレームを入れる日本という国は、本当におかしな国だと思われていると思います。
家庭菜園でできる色や形も悪い野菜がおいしいと、園芸ブームになっているにも関わらず、安くて形や大きさがそろっていて、見た目がきれい、ということが消費行動にとって一番重要視されています。
これでは、農薬や添加物で育てられた野菜を、好んで食べていると思われてもおかしくないのです。皆さんにはこういった不揃いであっても、本当においしい野菜の味を知ってほしいのです。おいしい野菜というのは、少なくとも農薬や添加物よって育てられた野菜ではないのですから。
もう一度くらい、寒くなることはありそうですが、今年も早2ヶ月経過してしまいました。遅くなりましたが、2月14日のQVCイベントデ―でのクロワール・アイネオ特別セットですが、出来る限り商品を用意したのですが、あっという間にSoldOutとなりました。本当に有難うございます。クロワールの女神こと、田代ナビが16時の放映をわざわざ担当してくださいました。次回は4月中旬に弊社にとっての、一大イベントを予定しております。皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
テレビや新聞の報道だけが、熱くなっているバンクーバー冬季オリンピックでありますが、昨日、フィギュアスケートの浅田真央選手が登場して、やっと私のまわりでも、オリンピックの話題が出るようになりました。
初日の競技を終えて、韓国のキム・ヨナ選手に次いで2位でありますが、がんばってフリーでの逆転を期待しています。
それにしても、朝のワイドショーは全てのチャンネルが浅田真央選手のことで、どれを観ても全く変わらない内容でありました。これは少し前の小沢一郎氏の政治資金規正法違反問題と全く同じであります。この金太郎飴のような番組作りというのは、私は考えものだと思います。特に小沢氏の問題のように、検察とマスコミがタッグを組んで問題となっている人物を攻撃したら、どんな人間だって犯罪者に仕立て上げることが可能になってしまいます。
特に小沢氏の件については、あの麻生政権時に副官房長官の「捜査は自民党に及ばない」との発言があって、実際その通りになっていることもあり、尚更邪推してしまいます。確かに小沢氏にも全く問題はないとは思いませんが、その話とは別次元の力が恣意的に介在しているような思いがあるのは、私だけではないはずです。
さて、最近家庭菜園など土をいじる楽しみに目覚める人が増えている模様です。このコラムでも書いていますが、私も自宅の庭で無農薬野菜を作っています。
毎朝、畑の野菜が少しずつ成長していくのは、本当に楽しいものですし、成長した野菜を収穫して食すると、なんだかとっても地球に良いことをしているような感覚を持つことができるのです。それに、ここ数年残留農薬や産地偽装などの事件が相次いで起こり、食の安全に対する意識が高まったところに、実益を兼ねた趣味として家庭菜園に注目が集まったのは、当然の流れだったのかも知れません。
このような家庭菜園をされる皆さんが言うには「何より採れたての野菜は新鮮でみずみずしいく、味が違う」ということです。
私も庭で野菜を作っているので、よくわかります。しかしながら、家庭菜園で作った野菜の形は不揃いであるし、色もそんなにきれいではない。更に葉っぱが虫に食われて穴があいていたりします。
そこで皆さんに質問があるのですが、もしスーパーの野菜売り場にこのような野菜が並んでいたら、買いますか?たぶん、この家庭菜園をしている人たちも買わないと思います。実は、日本人というのは世界でも有数の食材に対する美意識を求める国民なのです。
スーパーで売っている野菜は、どうしてあそこまで色も形も大きさも均一なのでしょうか?多分いくら新鮮でおいしい野菜でも、私達が作ったものは規格外で売り場に並べてももらえないでしょう。キュウリはまっすぐで大きさが同じものが3本袋に入っています。人参も同じです。インゲンは同じくらいの直径で長さも均一です。
これらの野菜を私達のように自然に作っていたら、きっと収穫量の半分以上を捨てなくてはならないでしょう。だから農薬や化学肥料、添加物を使わないとやっていけないのです。私達の常識では、中国やアメリカはこんなにも農薬や添加物をまみれの野菜を作って海外や自国に流通させていると思っていますが、実際はそうではないのです。なぜなら、中国やアメリカの人達は、野菜のサイズや色や形にあまりこだわりがないからです。それゆえに、カビ防止剤が付いて着色した果物や、農薬や添加物まみれの野菜は、あくまで日本に輸出するものであって、自国では食べないのです。
中国やアメリカの残留農薬事件が数多く起こっていますが、日本は農薬の使い方や管理がきちんとしているからであって、決して国産物に農薬が使われていないわけではないのです。ですから、日本の要求通りに農薬や添加物を使用して、日本のニーズに合った商品を作っているのに、農薬に対するクレームを入れる日本という国は、本当におかしな国だと思われていると思います。
家庭菜園でできる色や形も悪い野菜がおいしいと、園芸ブームになっているにも関わらず、安くて形や大きさがそろっていて、見た目がきれい、ということが消費行動にとって一番重要視されています。
これでは、農薬や添加物で育てられた野菜を、好んで食べていると思われてもおかしくないのです。皆さんにはこういった不揃いであっても、本当においしい野菜の味を知ってほしいのです。おいしい野菜というのは、少なくとも農薬や添加物よって育てられた野菜ではないのですから。