週刊柏﨑 第377回_ケニア珍道中【part3】

本当に本当に寒いです。今日も朝は雪がちらほら降っています。一月も早、終わろうとしています。特に今年は新年早々、ケニアに行きましたし、その後、QVCさんの放映、そして今週の九州でのなたまめ茶の打ち合わせと、出張がたてこんでいたために、あっという間の1ヶ月でありました。あれだけあった大量のピッチャーカップもすっかりなくなって、会社内の私のスペースがやっと確保できるようになりました。クロワール・アイネオのピッチャー付き特別セットもソールドアウトで終了することができました。皆様には厚く御礼申し上げる次第であります。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
やはりというか、鳥インフルエンザの感染被害が全国で拡大しています。食肉用や鶏卵用に養鶏されている鶏は、全国で約1億4万羽(成鶏メス)、養鶏経営数は、約4,500戸いると言われています。去年の口蹄疫同様、畜産業界にとっては大問題です。国や自治体の対応をすみやかにして、被害がこれ以上拡大しないようにしてほしいものです。それにしても、人間も含めて様々なこのような病気、昔も存在していたはずなのですが、近年は本当に多く発症するようになりました。何が原因であるかは確かではありませんが、確実に生物の免疫力が低下していると思います。それは多分、私達人間もペットや家畜などの動物も同様で、食生活や環境面などが昔とは大きく悪化してしまったのが原因であると考えざるを得ません。特に今回のケニアの何も汚染されていない未開地などに踏み入ると、その思いはことさら強く感じる訳です。
ということで、ケニア出張編part3であります。
ケニアヒルトンで1泊し、時差ボケのせいなのか、朝4時頃目覚めてしまいました。ベットの中で、うとうととしていたのですが、6時過ぎ頃から外がやっと明るくなってきました。やることがないので、街中に散歩に出かけました。ナイロビは、ケニアの首都であり、ヒルトンホテルはそのナイロビの中心部、官庁街にあります。通勤ラッシュ時なのか、人は非常に多いです。
現在、アフリカはテロの危険性が大きく、どこでもボディチェックや持ち物検査があります。私がケニア滞在中、チュニジアでは大統領が国外に逃亡したり、今日の新聞では、エジプトのデモが大問題になっています。だたし、ホテルの周りの一等地は治安もよさそうであり、散歩をしていても全く問題ではありませんが、先週も触れた通り、とにかくほとんど出会う人が黒人であると、私的には非常に身構えてしまう訳です。ちなみに、ケニア人ガイドの話では、ケニア人は東洋人がみんな武術の達人と考えているらしく、向こうは向こうで私達に結構ビビっているとのことです。現地の人が私に「東洋人は、日本人か中国人か韓国人か区別がつかない」と言っていましたが、それはそれでお互い様で、私にはケニア人かエチオピア人かなんていうのは、知るよしもありません。食べ物は、カレーぽい料理が主流であり、米はタイ米を砕いたような米を食べていましたが、ナイロビから海よりのモンバサでは、じゃがいもを主食としているとのことです。私の感想としては、それほどにおいも強くないし、ものすごく辛い訳でもないので、それなりに食べることができます。生野菜は結構、高価であり、果物は安くておいしいという感じです。多分、ケニアだけでなく、アフリカに旅行した場合、気を付けてほしいのは、旅行者用のおみやげ屋やマーケットであります。ここには、ほとんどの場所に旅行者のふところを狙っているブローカーちっくの人間が数多くいます。彼らは店の人間ではなく、市場価格の5倍~10倍ぐらいをふっかけてきますし、気を許すと、10人位のブローカーに取り囲まれて、おもいっきりボラれます。こうなった時は、彼らの要求を断ることほぼ不可能であり、有り金を取られてしまうこともあります。実は、私はこれにひっかりまして、ケニア在住2日目にして、ケニアの印象を悪くしてしまったのです。しかしながら、ケニア人の大多数は明るく、非常に友好的であったことを付け加えさせて頂きます。
20年近く前の私が香港在住時代、タイやマレーシア、フィリピンなどの東南アジアから、台湾、中国と様々な国のそれなりのヤバイ場所に行っていたのですが、その頃は私自身がもっと緊張感を持っていたり、自分で自分の身を守ろうとする思いを持っていた訳です。そして、現在日本という治安も秩序も安全で守られた国に生活することによって、自分がとてもあまちゃんで弱くなってしまったと思うのです。今や中国、香港、タイなども裕福になって、その地に一人でいても、危険度をあまり感じない時代になってしまいました。それはそれで、各国の民意が向上して、素晴らしいこととは思います。それがこのアフリカのケニアにはやはり甘い気持ちを持って行動していると、とって食われてしまうような危険性や、それをしなければ一部ケニアの貧困層は、生きていけないという貧富の差という問題があります。
この後、ケニアの北西部のキスモという高原地方都市から車で2時間位のケリチョというところにあるお茶畑に行くのですが、その行程にある閑村部は電気も水もない、それは想像を絶するような環境であるのです。ナイロビにあるスラム地区は、地平線のかなたまで、バラックが建ち並び、100万人以上の人がそこに住んでいて、地元の人の話では、ほぼ不法地帯で普通のケニア人も危険で入れないと言っていました。この貧富の差とそれに起因する治安の悪さが、ケニアの今の現状であり、この国の発展に対しての問題点であります。クロワールの原点カメリアシネンシスの産地は、5,000ヘクタールという想像を絶するような広大な高原になる場所であったのです。

私が動画でお得な商品を紹介しています。今回はクレールソープ・ゼロをとってもお得な価格で紹介しています。是非一度ご覧ください。
クロワールカフェ:http://www.al-japan.com/movie/index.html

楽珍堂:http://www.rakuten.ne.jp/gold/al-japan/movie/index.html

柏崎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする