失敗するダイエット 週刊柏﨑 第134回
いきなり暑くなって、体がついてこないのは、私だけではないと思います。
このところ毎週の様に、QVCの出演がある為に東京へ行く機会が増え(ありがたいことです。ハイ)、なんだかんだで疲れが残る毎日です。
先日、出張先の東京から家に帰った際、クロワール・アイとゴールドを飲んだのですが、20分~30分後には、目も体もシャキーン!
お世辞なしで、この商品はすごいと思いました。
今週は、ゴールデンウィークということで、お休みの方も多いと思いますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
お体の調子だけではなく、車でお出かけの方は交通事故にも十分に注意して下さい。
今週は、ほとんどの女性の関心事、ダイエットについて書きたいと思います。皆様、特に女性は、一度は何らかのダイエットに挑戦し、ほとんどの人は、そのダイエットに失敗しているとおもいますが、いかがですか?
それは、はやく結果を出したい(痩せたい)あまり、今までの生活習慣を無視した無理なダイエットに走ってしまうためなのです。
またよくダイエットに失敗した人がいうセリフ、
「私は水を飲んでも太るんで、どんな方法でもヤセない」、
「父も母も家族全員太ってるんで遺伝なんです」、
「私は太る体質で食べると全部吸収して脂肪になっちゃう」
こんなことを口にしたことはありませんか?
私が仕事柄思うのは、ヤセない理由は、はっきり言って、
「取り入れるカロリーの方が、使ったカロリーより大きい」
これにつきます。
かと言って、取り入れるカロリーを限りなくゼロにするということは、初めに述べた通り、ダイエットの失敗、リバウンドという形で、前よりも太ってしまったりするのです。
人間の体は、50~60%を水分、15~20%を筋肉、残り15~25%を脂肪という割合で構成されています。
私達が、目指すダイエットというのは、このうち脂肪を落とすことであって、無理なダイエットをすると、脂肪だけではなく筋肉を落としてしまう。これではヤセたのではなく、やつれただけなのです。
しかも筋肉を落としてしまうと、この筋肉を元に戻すのは簡単ではなく、ダイエットをやめると落ちた筋肉は脂肪となって身体に戻ります。
これが、リバウンドなのです。
ここではっきり述べておきますが、絶対に簡単には、ダイエットは出来ません!
脂肪1kgを落とすのには、成人で約7000kcalの消費が必要です。
これは当然、
食べたカロリー - 使ったカロリー > 7000カロリー
ということです。
ちなみに約30分のウォーキングで約150kcalなので、2ヶ月弱の回数が必要です。
また、脂肪が皮下についている時はいいですが、内臓についてしまった時は、これは太っていることよりも深刻な健康的ダメージになる可能性が高いのです。
確かにダイエットは簡単には出来ません。しかし、その太るというメカニズムと自分の体をよく知っていれば、決してできないことではないのです。
今はやりの様々なサプリメント、これだけを摂ってヤセられる程、甘いものではないこと(体に負担のない器具なども)をまず、認識してください。
脂肪というのは体のエネルギーの元になるもので、私達が忌み嫌う体脂肪というのは、貯蓄用のガソリンみたいなものなのです。
だから、この脂肪分は、丈夫に出来ていて、もみ出したり、ジェルを塗った位では、ビクともしないのです。また私が趣味としている銭湯のサウナの説明に書いてある「サウナに入りますと汗と体脂肪が減ります」という文句、これも先に述べた体の構成分の一番多い水分が少し、汗となり出るだけで、脂肪は少しも落ちません。
こういうことをふまえて、次回、私が考える絶対に痩せられるダイエット法について書きます。