週刊柏﨑 第626回 エーエルの新しいサプリメント
12月、師走になりました。今年も早一か月を残すだけになった訳でありますが、本当にあっという間でありますな。先週同様全国的にかなり冷え込んでいまして、北海道や東北の一部では相当雪が降っている模様であります。何でも今年は65年間で最強のエルニーニョ現象の当たり年だそうで、この冬がどんな陽気になるか全く分からないようです。要するに、大雪が各地で降り、冷凍庫状態の厳寒になるかもしれないし、10度以上の暖冬になるかも知れないということです。ただ、地球は確実に温暖化の道を歩んでいて、昔に比べるとかなり気温が上昇しているのだそうです。まあ、何千年、何億年という途方もないスパンの中で、数度の気温の変化を感じ取ることは難しいですけどね。
京都は相変わらず沢山の旅行者で賑わっています。11月の連休でピークは過ぎたと思うのですが、今や京都は世界一の観光都市、一年を通して多くの旅行者が訪れるのでしょうね。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
インフルエンザが流行っているようです。受験生の方々はこれからが、追い込みですので、クロワールを飲んで、頑張って下さいね。まあ、子供の受験というのは、親の方がイライラして心配してしまうのですが、ここでの努力は決して無駄にはなりませんよ。国家試験で大変な娘にも言えることであります。
ここのところ、我々の年金基金で株式運用を増やしていることは、知っていたのですが、8兆円近くやられていたことが判明しました。まだまだトータルで儲かっているから大丈夫って、パチンコで負けた私が、嫁に言う言い訳と一緒ですな。まあ、私も以前株式投資でえらく儲かっていた時もありました。今は散々です、と言うか私の記憶から無い物として忘れ去っています。博打とか株は手仕舞いして、現金に換えてからもう二度とやらない、それで初めて儲かった、損したというものです。途中経過ははっきり言って全く関係ないです。特に、この年金運用での株式投資、倍々で資金を増やしていったのが話しにならない位愚行であります。こんなどっちに転ぶか分からない状況下、年金(GPIF)が膨れ上がった持ち株を、売ったら間違いなく暴落であります。要は、年金の代わりに奇特なところが、ここから上値を数百兆円買わなくては、年金の持ち株は、売れません。まさに、池の中の鯨、身動きがとれない状態であります。
自分で買いまくって、気が付いたらすっ高値、まあ自分で値段を上げているのだからしょうがないです。でも民主党のダウ7000円からアベノミクス20000円まで年金基金の買いで上げていたのだから、これって加藤あきら先生や村上ファンドがこの前捕まった相場操縦ではないでしょうかと。国が主導する官製相場操縦は、いいのですかね。まあ、ここからまた自分で持ち株は売らずに買い続ければダウだけは上がります。そうすれば、また利益は出たようになります。多分やるでしょうね。後にはひけないと思います。ただそれは、砂上の楼閣、年金のような基金でリスク資産は買うべきではありません。
私も、もうすぐ年金が貰えるようになるのですが、果たして予定通り貰えるのか、心配であります。それでなくとも、今は何が起きるか全く予測不能の世の中であります。にも拘らず、不確定要素満載の株式に大事な年金の資金を大量導入するなんて、考え直すべきでしょう。
ユニクロが2003年に東レと組んで開発、販売したヒートテックでありますが、今やすっかり冬の定番化となりました。ヒートテックという名称ではありませんが、ほぼ同じ形状、機能の物をイトーヨーカ堂、やイオン、しまむらなどで販売しています。以前、ある下着メーカーの社長に聞いたのですが、このヒートテック系が使用している、いわゆる発熱保温素材が現在の冷え性の増大をもたらしているというのです。確かに、人間は外部から本来人間がすべき機能を助けてしまうと、だんだんその力が衰えていきます。要は、素材に発熱作用があることにより、人間が自ら身体を温める機能が衰えていくのですな。その結果、冷え性の人が増えていく、考えなくてはならないことでしょう。正直、これからの季節、ヒートテックのパッチが必需品であります私には大問題です。話は変わりますが、この頃ユニクロのお客さんが大分減っているらしいです。
先日、新聞で国内と海外の店舗の数が逆転したというのですが、確かにユニクロは値段が高くなりました。客数は6か月連続で前年割れしているそうです。私も殆ど行きませんしね。この前、イオンに行く機会がありまして、なんとなく洋服のコーナーを眺めていたのですが、下着とか靴下など私が、ユニクロで買うような品物、品質は分かりませんが、ユニクロより安いです。
まあ、今のユニクロには以前のような「驚き」や「発見」がありません。どんなビジネスモデルもいつの間にか陳腐化するものであり、それは宿命みたいなものでしょう。ここのところの「円安」や「中国や東南アジアの賃金上昇」はユニクロのような低価格を売りにしてきた企業には死活問題であります。ただユニクロは、海外で売り上げを伸ばしていますので業績的には問題は無いようですけどね。
エーエルでは、今新しいサプリを企画しています。DHAとEPAのサプリ、えごま油と亜麻仁油も入れてオメガ3の栄養機能食品です。DHAとEPAは皆さん青魚に含まれる油として考えていたのではないでしょうか。でも実はDHAとEPAに関しては、青魚と人間は一緒で、体内でDHAとEPAを創ることは出来ません。じゃあ何でイワシとかサバは体内にDHAとEPAがあるのか、それは人間と同じで、DHAとEPAを含んでいるものを食べているからなんです。要するに食物連鎖、DHAとEPAを含むものを次々と食べることで身体に蓄えられます。
それでは、何がDHAとEPAの元かと言うと、それが藻、海草であります。以前、原油を藻から造れるという話をこのコラムで紹介したことがあるのですが、これと一緒、藻には元々油が含まれていることが多いのです。藻を食べているプランクトンにDHAとEPAが蓄えられ、それをエビとか小魚が、それを魚がというふうに、DHAとEPAは様々な魚に蓄えられていきます。DHAとEPAは青魚に含まれるものというイメージが私達にはありますが、ホントのオリジンは藻なんです。ですから、新しいDHAとEPAのサプリは藻由来で、名称は「クロワール緑のDHA、EPA」といいます。
この植物性DHAとEPAを造ったのが、DMSという世界一のビタミンやミネラル素材、食品添加物の会社であり、あの超大手製薬会社ロッシェの関連会社であります。このDMSは、実は世界で一番、魚由来のDHAとEPAを造っています。そこが、何故植物由来のDHAとEPAを造ったか?それは、海外での粉ミルクの事情によります。日本も含めて、乳幼児の為にということで、DHAを粉ミルクに入れるのですが、アメリカなどでは、魚由来のDHAはどうしても魚に蓄積してしまう水銀などの汚染物質がある為に、粉ミルクに入れることはしません。日本でも近年、妊婦さんは、魚を頻繁に摂らないようにと厚労省が勧告しています。まあ、粉ミルクというのは、乳幼児が毎日摂るものでありますから、やはりリスクが無いDHAが望ましい訳であります。そこで、タンクで培養した植物DHAは汚染物が全く含まれませんし、異物が混入することもないのです。当然、魚アレルギーもありません。
アメリカの全ての粉ミルクには、DMSの植物由来DHAが配合されています。また、DHAとEPAはとっても酸化し易いのですが、造ったらすぐ冷凍していて、酸化に対する対策もしっかりしています。下町ロケットではありませんが、スペースシャトルに酸素を供給する植物として藻が持ち込まれ、それからロケットの乗組員の健康を考えるとことからNASAの推奨をうけています。DMSはこの植物由来DHAとEPAをライフオメガと命名しています。サプリの内容についての詳細はまた触れたいと思います。このところの健康番組やニュースなどでは、認知症の話題をよく見かけるのですが、DHAとEPAは絶対に摂った方がいい成分であります。素晴らしいDHAとEPAのサプリを造りますね。