週刊柏﨑 第708回_健康食品を摂って不健康になることもあります

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日中は気温的には30度近くなりますが、京都は完全に秋めいた陽気になってきました。

酔っ払って布団を掛けないで寝てしまうと、夜中に寒くて起きてしまう程です。

一頃に比べると観光客もかなり減ったような気がします。

先日、花屋でハロウィンの小さなカボチャを貰ったのですが、ハロウィンというのは確か10月31日。

もう始まっているのですかね。

私的には、先週台風で転倒した時の傷も癒えまして、身体的には絶好調であります。

先週、私の畏敬する2人のお姉さま、パピリオ稲田先生、千代一西田会長がQVCに立て続けでTSV出演しました。

お二人共お元気で、あっという間に用意した商品が無くなってしまって、本当に凄いと思います。

やはり、商品力が違いますし、それを皆さんに常に支えて頂いているのですね。

私も含めていつまでQVCでやっていけるか分かりませんが、支持して下さる皆さんがいる限りは頑張らなくてはなりません。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

大方の予想通り、衆院解散、総選挙という運びなりました。

まあ、先週このコラムで書いた通り「今なら大きく負けんでしょ解散」であることは間違いないでしょう。

確かに解散から選挙まで日程が詰まっているため、野党の選挙態勢は完全に整っておらず、その点は与党の思惑通りと言えそうです。

ただ、急遽小池百合子都知事が代表となって新党「希望の党」が立ち上がり、そこに何と野党第一党の民進党が合流し一躍自民、公明の与党に対抗できるような勢力が出来ました。

まあ、安倍首相にしてみれば寝耳に水状態で、自ら過半数と言っていた勝敗ラインさえ分からないようになってきました。

考えるにこれは多分小沢一郎自由党主が暗躍したのでしょうね。

思い起こせば前回の衆院選の時に滋賀県の嘉田知事を担いで未来の党という新政党を造ったのが小沢一郎氏でありました。

ただその時は、悪役キャラの小沢一郎氏が全面的に前に出てしまって惨敗したのです。

ですから、その学習効果、小沢一郎氏は全く表に立たないで完全に黒子に徹しています。

今の処、共産党との調整が上手く進んでいませんが、話が付けば「希望の党」の圧勝さえあり得ます。

与党の大義というか国民に問う問題が消費税の増税分を教育の無償化や社会保障費に回すというもので、もし与党が勝てば自動的に再来年の消費税増税が決まるということで、零細企業の経営者にとっては何としても増税を容認する与党に勝って欲しくはありません。

それでなくとも我々通販業者は、クロネコや佐川の運賃値上げで送料の負担が上がってしんどいのに、増税で売価が上がることは何としても避けたいことです。

今や、物価上昇率2%なんてアベノミクスを声高に提唱していた安倍首相からして全く発言しなくなっているのですから、増税分を価格に転嫁するのは難しいと思います。

森、加計とお友達に大盤振る舞いし、大企業の法人税を減税して今や大企業の内部留保は今迄の我々国民が払ってきた総消費税額とほぼ同額なのです。

要は、我々国民の財布から400兆近い大金を法人税減税という形で大手企業に移し替えたのが消費税の果たした役割でありました。

政府日銀が執ってきたマイナス金利政策は、確かに株高、不動産高と資産価値を高めました。

しかしながら、資産価値を高めると言うのは、資産を沢山持っている人にしか恩恵はありません。

今や、国民の大部分が預金さえ出来ないのが日本の現状です。

ある意味、日本の経済の根幹と言われる個人消費を動かしているのはお年寄り世代であります。

実際、テレビ通販の圧倒的な購買層は60歳以上の方でありまして、将来の日本を支えるのはいったい誰か考えると怖いですな。

さて、先日若い世代の方々と話していて、驚いてしまったことがあります。

その中の何人かが100円ショップで販売しているサプリメントを飲んでいて、それで身体に良い物を摂っているという意識を持っているのです。

また、その100円ショップのサプリメントと私達が販売しているサプリメントと中身はそれ程変わらないと思っているのです。

こういった考えは、100円サプリとまでは言いませんが、結構安価な商品を摂っている方には共通した認識だと思われます。

まあ、エーエルのお客様には、こういう認識をお持ちの方は皆無でありますが、はっきり言って健康食品も立派な食品であるということを忘れてはなりません。

食品である以上、野菜や肉などの自然食品は素材の、料理などの加工食品には原料の値段と言うものがあります。

色が悪くなった輸入牛と松坂牛のA5ランクの牛肉、当たり前ですが、味も柔らかさも見た目も違いますし、値段も何十倍も違うでしょう。

要は、食品は消費者からその価値が明らかに判別できる訳です。

ところがサプリメント(健康食品)の場合は、見た目でその優劣を判別することは出来ません。

また、実際の飲んでみたところで味はありませんし、結果商品の値段以外は殆ど差が分からないのです。

健康食品は加工食品でありますから、様々な原料からできています。

当然、原料には同じ成分であっても、それこそ輸入牛肉と松坂牛くらいピンからキリまで値段があります。

見た目には同じ原材料の何がそんなに違うのかというと一番がその原料の安全性であります。

ここに多くの方が誤解している点があります。

健康食品というのは国が認めたものであるから中身はどれも絶対に安全であると思っている方が本当に多いのです。

これは、はっきり言いますけど全くの誤解であり、多くの方が健康に気を使いながらも逆に身体に良くない物を毎日摂っているのです。

勿論、健康食品全部がそうだと言うつもりはありません。

この事実は私が20年前にこの業界に入って一番ショックを受けたことです。

2番目が、しっかりとした原料を使いながらも、その成分をほんの耳かき程度しか入れずに、平気で物凄く沢山入れてかつ凄い効果があるように宣伝していることです。

そしてその成分をみれば大体の商品原価を推測できる私からみるととんでも価格で販売している、これは大手の会社に多く見られるケースです。

私は、そういう業界の悪習を払しょくしたいと思っています。

より良い安全で、高品質の原料を予算の限り多く含有した商品を作り、皆さんの健康をしっかり支えていきたいと考えています。

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