週刊柏﨑 第678回_金持ちトランプには貧乏人の気持ちは分かりません

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先週末からこの冬一番と言われている寒波が日本を襲いました。

久しぶりに京都でも大雪が降りまして、市内は真白に染まりました。

今週は週初めの月曜日から九州に出張して昨日帰ったばかりなのですが、会社のある北山には、雪がかなり残っていて、今の寒さを窺い知ることが出来ます。

ただ、以前に暮らしていた市内の最北部国際会議場付近から、市内の中心部に越したので、今の住まいは、車が凍ったりするような冷凍庫状態の寒さではありません。

充分寒いですけどね。

一年ぶりに訪れた博多では、例の道路が陥没した近所のホテルに泊まりまして、京都に帰る日に近所のホテルから人が飛び落ちたりして驚いたりしたのですが、まあそれなりに博多は活況でありました。

取引先の社長さんと夜は食事に行ったのですが、流石に魚は新鮮で安い、呑兵衛の私には九州はとても優しい街であります。

皆さん。お変わりなくお過ごしでしょうか。

今朝、起きたら娘に「お父さん、タンスにゴンみたいな匂いがする」と言われました。

今年に入って、元スマップの木村拓哉さんと草彅剛さんの主演する2本のドラマが始まって、それなりに話題になっているようです。

特に、木村拓哉さんのドラマはTBSの様々な番組で紹介、宣伝され、絶対に失敗できないジャニーズ事務所の思惑がみえみえです。

今のテレビは一週間分勝手に全番組を録画する機能がついていますので、私も暇なときに早送りしてその両ドラマを観たのですが、内容が余りに支離滅裂で「〜な訳ないだろう」という感じですな。

私は基本ドラマを殆ど観ないのですが、出演の役者や話題性では無く、やはり内容がとても大切であると思います。

まあ、それなりに視聴率は採るでしょうが、余りに現実離れしている設定に最後の方では苦笑いしか出ません。

多分、2本とも今後観ることはありません。

娘と共に、心情的にはキムタクよりも草彅君を応援したいですけどね。

日本時間で今日の深夜にトランプ氏がアメリカ大統領に就任します。

日本のメディアでは、トランプ大統領になったら、やれどうなるこうなると不安が先行しているようですが、多分私達の生活には殆ど影響ないでしょう。

為替の上下によってスパーで買う食品の値段が数十円変わる位でしょう。

そんなものです。

ただアメリカ国内では、トランプ大統領によって国民の生活が大きく変わる可能性があります。

トランプ氏を大統領選挙で支持した多くは、移民や大手企業の工場移転などに雇用を奪われた貧しい白人です。

彼らはトランプ氏に今の生活からの脱却を託しています。

ですから、就任前のトランプ氏は事あるごとに、アメリカ国内に不法移民を入れないよう国境にフェンスを作るような発言をしたり、国外に工場建設を予定している大手企業にツイッターで警告したりしていたのです。

ただ、大統領に就任して、実際にそれによって貧困層の白人の生活が良くなり「強いアメリカを取り戻す(MEKE..AMERICA..GREAT..AGAIN)」が出来るかというと私は出来ないと考えています。

何故なら、トランプ氏はご存知の通り金持ちであります。

彼の友達や関係者も金持ち、セレブばかりでしょう。

今回のトランプ政権の主要閣僚には、ウォールストリート出身のエリートが何人も選ばれています。

元々、アメリカは1%の金持ちが国の99%の利益を持っていると言われていている訳で、当然、トランプ氏や閣僚達は1%に入る人達です。

彼らが、自らの資産を失うような政策を採る筈がないと思います

私は、トランプ大統領就任後、国民の期待は失望に変わると考えています。

まさかの暗殺だって無いとはいえないでしょう。

さて、糖質制限の続きであります。

ダイエットとすると心に誓った経験は、かなりの人が一度くらいはあると思います。

まあ、確実に痩せる為には、食べないことが一番であり、食べたいご飯を抜いて、何キロかの減量に成功したものの、元の食生活に戻したとたんリバウンドして前より体重が増えてしまったなんてこともあった筈です。

ダイエットを考えた時、カロリー制限と言うのが、常識であって要は、摂ったカロリーより消費したカロリーが多ければ痩せる、殆どの人がそんなカロリーを制限するダイエットこそが全てと考えていたのです。

ところが、一部の糖尿病の専門医が、「糖質を食べないようにすれば、別にそこまでカロリー制限しなくとも簡単に体重や血糖値が落とせますよ」と色々な処で提唱し、試しに実行した人に本当に効果があったことから、糖質制限ダイエットが一躍脚光を浴びたのです。

まあ、確かに糖質さえ取らなければ、肉とか卵、乳製品、油分などカロリー制限ダイエットの時は摂ってはいけないものを食べても構わないのですから目からうろこです。

この糖質制限を最大限に活用したのが「ライザップ」であります。

ライザップで一番重要視しているのが糖質を徹底的に摂らないことであり、糖質を含むものご飯、麺類、パンなど主食は勿論、果物や清涼飲料、菓子類からビール、日本酒は全てNGであります。

ただ、この糖質制限というのは、思っているよりかなり難しいのが現実です。

肉も魚も、卵も食べていいのですから我慢もそんなにしなくてよい、しかもそれで痩せれるし、血糖値も下がるからこんなにいいことないでしょうと考える筈です。

しかし、実は糖質こそが、私達のエネルギーを造っているものというのは、前回触れました。

という事は糖質こそが人間が一番欲しているものなのです。

ですから、糖質制限というのは、ちゃんとやると本当に難しいというのが現実です。

「食べることは生きること」、要は食べることを我慢することは毎日を送る上で一番しんどいことかも知れません。

この糖質というのは、摂らないようにすれば確実にメリットはあるのですが、摂らないのは難しいという厄介なものです。

理想的なのは、糖質を摂っても全てを身体に吸収しないようにすればいいのです。

ではそんなものがあるのでしょうか?

次回に続きます。

                                                                 

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