週刊柏﨑 第496回_ストレス社会

ゴールデンウィークが終わり、平常運転の生活に戻っています。ゴールデンウィークの後半、あれほど汗ばむ陽気であったのがゴールデンウィーク終了と同時に5月とは思えないように肌寒くなっています。
特に一日の寒暖差が激しく、各地で10度以上気温が違うのですから、体調を崩す人が増えているようであります。
通常私達が耐えられる一日の寒暖差は7度位と言われており、このところの乾燥状態の湿度と相まって私達の体には相当なプレッシャーがかかっているのです。実際、この温度差によって花粉症によく似たアレルギー反応を発症する人がいるようです。いつも以上に水分補給が大切であります。特に寝起きの常温のクロワール茶をお薦めします。
常温の水分摂取は基礎代謝を上げますし、SOD酵素は血流を良くしますから。

家に帰って気がついたのですが、庭の梅、今年は小ぶりでありますが、梅の実がかなりついています。葉もかなり多く茂っています。厳しい環境の方がそれに耐える力がつくのでしょうか。人間と同じですね。そういえば、クロワールの原点、アフリカカメリアシネンシスの産地ケニアの山岳部は寒暖差が20度以上あるような場所であります。

皆さん、お元気にお過ごしでしょうか。
アベノミクスというのは何か、というと国をあげたお金をばら撒いての円安政策なのであります。基本それが全てであって株や不動産が値上がりしたというのはあくまで副産物にすぎません。
ここのところ凄い勢いで株が上がっているのですが、個人投資家は株を売り越しています。また事業法人も株を売り越していまして、多分銀行や保険などの金融法人もそんなに株を大きく買ってはいないと考えています。
なぜなら日本の実体経済は全く良くなっていないからです。証券会社の営業体は昔であれば大きな買い手となったはずですが、今や株の売買手数料の自由化でほとんど動けないというのが現状で、ブローカー業務はダメ、唯一証券会社の自己売買ディーリングは活発でしょうが基本証券会社のディーリングは超短期売買いわゆる日ばかりが普通でありまして、今流行りのネット投資家もこのスタイルであります。
どこが大きな買い手であるかといえば外人投資と投資信託の買いであることが推測されます。本来であれば円をジャブジャブにして強引に円安にすることはアメリカは嫌がっていたはずであります。またアメリカのお許しなくしてこの異次元の金融緩和が出来ることはないのです。
だとすれば、この異次元の金融緩和での円安政策はアメリカのメリットになっていると考えるのが妥当であって、株の外人買いによる値上がりや銀行、保険による日本国債投資から外債投資に変えざるを得ない日銀のやり方も全て出来レースであるのではないでしょうか。
株や不動産はこの先どうなるか解りませんが、はっきりしているのは円はもっと安くなるということです。円の量を倍にするというのだから円は最高値倍160円ぐらいまで充分下がる可能性はありますな。

さて、話は変わりますが「ストレス」。もはや小学生であっても使うこの言葉、現代の様々な生き方の中、ほとんどの人達が感じる精神的なプレッシャーみたいなものであります。
ストレスには段階があり、体に厭なことが有って精神的にSOSを出す「警告期」、それを我慢してなんとか続けていくと心や体が反発する「抵抗期」、そして疲れきってうつ病など精神的な疾患となって出てくる「疲はい期」と進行していくのです。
日頃大抵の人がなんらかのストレスを感じている訳で、実際90パーセント以上の人がストレスが有ると答えています。そしてストレスが原因と思われる体調不良の経験はという質問に87パーセントの人が「有る」と答えています。まあ、ストレスが無いと言っている人の中には、ストレスのプレッシャーが余りに日常的になってしまっているのが今の実情で、自覚するのが難しくなっている場合もあります。
私や娘のようにストレスが有っても、日頃からよく言えば頭の切り替えが早い、悪く言えば能天気、なまけものであればあまりストレスを引きずるようなことは、無いのですが、頑張りすぎる真面目な人や潔癖な人はストレスが大きな病気になるリスクがある訳です。
人間の体は、身体の動きを調節する「自律神経系」、ホルモン分泌を調整する「内分泌系」、ウィルスや細菌などの外敵から身を守る「免疫系」という3つの動きがバランスを保ちながら健康を維持しているといわれています。ストレスはこのバランスを崩してしまうのです。
脳はストレスを感じると脳から指令が出てアドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されます。また体内ではストレスによって過剰な活性酸素が出て血流が悪くなったり、血管や筋肉が収縮させたり硬くなったりします。
活性酸素については、呼吸をすれば発生するものですが、添加物や化学物質の摂取、ストレスを多く感じるといった現代の生活スタイルが昔に比べて私達の体内での活性酸素を過剰に発生させているのです。活性酸素対策にはクロワールでSODを摂ることを重ねてお薦めしますが、ストレスにクロワールが効く訳ではありません。しかしながら、実際にストレスには抗酸化物質をとることが良いと言うのは実証されていまして、「ビタミンCやE、」ミネラル、コエンザイムQ10なども合わせて摂ることは良いと思います。
人間、ストレスを感じる出来ごとは配偶者の死が一番、以下2位が離婚、3位が別居と夫婦間のトラブルであると一説にはあります。
まあ7位が結婚というのですから、あんまり結婚事態に良い事がなさそうです。ウチは本当に良い嫁さんでありますのでこんなことはありませんけど、なにか?と、少しゴマをすらせていただいときます。(笑)

柏崎

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