週刊柏﨑 第785回 精製魚油を摂るか微細藻由来DHA,EPA油を摂るか

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先週に、かつてない遅さで梅雨入りとなった九州や近畿地域なのですが、こうも気候が変わると驚きますな。 特に鹿児島や熊本の九州南部では、エグイ雨が降っているようで、地域住民の方は充分に気を付けて欲しいです。 兎に角、大雨の予報が出た時点で、避難することが必要です。 気象庁は今回の大雨について、以前西日本豪雨の際に発表した 「大雨特別警報」 を出す可能性あるとして、「早めに命を守る行動」 をとるよう強く求めました。 「まあ、命を脅かす雨ってどんなよ」 と思う方も多いと思いますが、テレビのニュースであの氾濫した河川を観れば納得しますな。 毎週末にテニスの為に京都郊外に出かけますと、季節の変化が感じとることが出来ます。田んぼの稲はかなり伸びて、オタマジャクシに足が生えてきてと、夏はもうそこまで来ています。 先日はセミの鳴き声も山の中から聞こえてきていました。

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

7月21日が投票日となりました参議院選挙ですが、私は山本太郎氏に注目しています。 確かに理想を語るのは誰でも出来ますが、与党にも野党にも期待できない今、彼の行動力と勢いに魅力を感じます。 選挙資金を寄付金で集めるのも、彼自身が現状では当選が困難な比例代表3位で立候補するのも凄いと思います。 国会議員でいることだけに、執着する今の政治家とは違った、我が身を捨てて国民の為に行動できる政治家であると思います。 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」 こんなことが出来る政治家が果たしているのかということですな。 まあ、トランプ氏とか安倍氏、麻生氏と対極にいる政治家ですな。 今は小さな種であるかもしれませんが、将来大輪の花を咲かせる可能性を持っていると願いたい人ですね。

緑のDHA・EPA&ゴールデンユーグレナに使用している藻由来のDHA・EPAについて新しい情報を一つ。

殆どの方がDHA・EPAというオメガ3脂肪酸は青魚由来と思っているのですが、本当は特別な藻がDHA・EPAの起源であること、このことについては私が再三このコラムやQVCのオンエアで言ってきたことです。 ではこの青魚由来のDHA・EPAは原料としてどのような表記になっているかというと、 「DHA・EPA含有精製魚油」 このように書かれています。 まあ、色々な魚のアラを煮詰めて作りますので、決して何の魚の油かということは分かりません。 実はこの精製ということはどのように手を加えたことか説明しましょう。 魚のアラを長時間に詰めますので、様々な不純物が混じった液体が出来上がります。 当然、色も黒いですし、酸化して臭いも強烈です。 このままでは食用として使えることは有りません。 要は、「不純物や細菌、臭い、色、酸化といったものを取り除くこと」、これが精製です。 これだけ色々なものを除去するのですから、工程は4~5工程必要になります。 アルコールや酸、苛性ソーダを使って無色透明な魚油を作ります。 そして最後に残ったあの魚の臭いを250℃で加熱し飛ばして出来上がりです。 でもこの魚油に含まれるDHA・EPAは僅かですので、濃縮して魚油に含有するDHA・EPAを20%~30%位にします。 この高温処理によって魚油に含まれるビタミン類は無くなるし、トランス脂肪酸が出来てしまいます。 この工程は数か月かかかって精製します。まあ、余り進んで摂りたくは無いですね。 では藻由来のDHA・EPA、エーエルジャパンが使っているライフズDHA・EPAはどのようにして作っているのでしょうか。 ライフズの原料である藻はDHA・EPAの元々の起源であり、藻の内部に油として存在しています。 だから、水を使えば容易に取り出すことが出来ます。 皆さんにははっきり申し上げたいのは、この油の正式名称です。 「微細藻類由来DHA・EPA油」 要はDHA・EPAの油ですよということです。 だから、この油にはDHA・EPAが50%以上含んでいるし、コレステロール値は殆ど無いし、トランス脂肪酸はゼロです。 しかも化学薬品は全く使っていないし、酸化もしづらいです。脳や心臓や健康の為にDHA・EPAは間違いなく補いたいものです。 何回も化学薬品で精製した魚油よりも、自然の植物性のDHA・EPA油がいいのは当たり前の話であると思いますね。

先日の朝刊一面に書いてありましたが、日本の半分の高齢者世帯の収入が年金だけなのだそうです。

確かに、この状況で年金が減額されて、その上消費税が上がればしんどくなるのは当たり前の話です。 ここにきて、日本の景気の落ち込みは誰の眼にも明らかでありまして、将来の自分の生活が不安になる人も日を追って増えていると思います。 過去、今の8%の消費税を増税しようとした時期は2回あった訳ですが、その都度順延してきました。 この商売をしていますと消費税増税は死活問題ですので、順延はそれなりに有難かったと思っています。 でも、今の経済状況を考えると、過去2回の延期前より環境はメチャ悪く、もし消費税増税したら大変なことになると思うのですが。 メディアでは、デフレ不況が続いていると言いますが、昨年末位から明らかに商品の値段は上がっています。 与党も野党もアベノミクスで給料が 「下がった、上がった」 と言い合っていますが、本来我々が使える給料というのは、所得から税金や社会保険料などの国民負担金を引いた手取り金額であります。 ウチの娘も息子も社会人になり給料を貰う身になり余りに高額な税金、社会保険料に驚いています。 国民の負担率はなんと42,8%でありまして、給料の4割以上を毎月払わなければなりません。 国民が喜ぶような政策、減税とか教育無償化などを言い出すとすぐさま財源がとか言う方がいますが、そりゃ戦闘機とかイージスアショアなどという兵器や設備を買わないとか、大手企業の法人税を挙げるとかすればあっという間に財源は出来そうな感じがします。 国民受けしそうな政策を語る政治家をポピュリストと言いますが、国民が喜ぶことをすることのどこが悪いのか私は思います。 少なくとも、その政策を実現する具体的な方法があれば、未来の子供の為にと言って現役世代に負担を強いるよりよっぽど私は支持したいです。 昔、誰かが言った 「痛みに耐えろ」 という言葉、国民は信じて今迄我慢してきて、最近は慣れてきているのかも知れません。 でも、もうホント何とかしましょうよ。

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