週刊柏﨑 第788回 いつまでも元気で生きる秘訣
早くも8月に入りました。
「ちょっと、前のあの陽気はなんだったんだ」という位暑くなっています。
まあ、違う国みたいですな。
京都では、毎日が猛暑日でありまして、表に出かけるのは最早、命がけですな。
全国的には当然のように熱中症になる方が増大しています。
エアコンで室内の温度を管理して、こまめな水分補給、これだけで大切な命を守れるのですから、どうぞ徹底して下さい。
犬の散歩で近所の顔見知りの方に会うと、「暑いですね」というのが挨拶変わりですね。
まあ、これだけ暑く成れば、夏物の洋服とか夏用の家電が動いて、景気的には良好であると思います。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
無敗の三冠馬、ディープインパクトが死去しました。
17歳でありました。
ディープインパクトの現役の成績はご存知の方も多いと思いますが、それはもう凄まじいものです。
生涯獲得賞金は、14億5千万円と当時としてはブッチギリの歴代1位です。
実はこのディープインパクトの場合、本当に凄いのは種牡馬になってからです。
4歳に引退した後、2012年から7年連続、7リーディングサイヤーで、なんと5頭のダービー馬を始めG1で数多くの産駒がタイトルを手にしたわけです。
近年は種付け料が1回当たり3千万円~4千万円、年間の種付け料だけで80億円と最早、毎年生涯獲得賞金の6倍近い稼ぎがあり、正に男の鏡であったのです。
たいしたものです。
まあ、腰の骨折と頸部の骨折が原因で立つことが出来なくなって、予後不良(薬殺処分)となったのですが、種付けのペースがハード過ぎたのですかね。
ちょっと複雑な気持ちです。ご冥福をお祈りいたします。
さて、日本の平均寿命が男女共伸びているのですが、多分もうすぐ百歳以上に生きるのが珍しくないようになるのは間違いないと思っています。
今回女性が約88歳、男性が約82歳となったのですが、前から言っているように健康寿命はどうなったんだという事です。
幾ら、長生きしても寝たきりでは何にもならない訳で、平均寿命と健康寿命がほぼ一緒になるのが理想的な長寿国家であるのです。
日本という国は、世界でも類がない程の薬を消費する国家であります。
日本が長寿であるのが薬のお陰であるというというのは、確かにそうであるのかも知れませんが、反面薬のせいで健康を損なっているといことも現実としてあると思います。
私は、お客様と電話で健康相談を受けることがあるのですが、殆どの方が多くの薬を処方されています。
例えば、かなり長い期間、抗生物質を摂っている方が年配者には多いのですが、私は余りお薦め出来ることでは無いと思っています。
抗生物質を長期で使用することにより、体には耐性が出来ます。
要は、効かなくなるということです。
大抵の場合、抗生物質に胃薬はつきもので有りますので、抗生物質と胃薬を長期間服用することで、肝臓や消化器官などの臓器には負担がかかります。
こういったお年寄り、かなりの確率で便秘なんですよね。
便秘というと若い女性の悩みと思うかも知れませんが、実はキツイ便秘の症状を訴えるのは男女共お年寄りがトップなのです。
ガンの治療方法として抗がん剤がありますが、抗がん剤は薬として私達の身体に最も重篤な副作用があるものです。
抗がん剤の考えは、正に「毒を以て毒を制す」です。
私も、以前経験したことがありますが、それは、それは辛いものでした。
基本的に、抗がん剤でガンを根治することは困難であると思います。
多くの場合、抗がん剤によってガンのサイズを小さくして、外科手術を容易にすることが大きな目的です。
また、ガンの外科手術の後に再発予防の目的で抗がん剤をすることも良くあるようです。
点滴や飲み薬で抗がん剤を摂りますが、まあ、どちらも大きな副作用があり、途中で抗がん剤治療を中止しなければならない位の重篤な副作用が出る方も少なく有りません。
私は、外科手術の前に点滴で抗がん剤をしました。
3種類の抗がん剤を点滴で入れていきましたが、約4日間かけて点滴をするのです。
長い間、点滴針は入れっぱなしであり、日を追って身体は衰弱していきます。
私の場合、実は抗がん剤の副作用には驚く位耐久性がありまして、強い副作用は無かったのですが、それでも髪の毛は全て抜けましたし、食事の味は全くしなくなりましたし、ムカつきなどもそれなりにありました。
ただ、4人の相部屋で私も含めて3人がガンで、抗がん剤をしていまして、私を除く2人が、相当キツイ副作用を訴えていました。
抗がん剤治療を受けている間、毎日血液検査を受けます。
そこで注意しなければならない数値いくつかありますが、一つが白血球の数値です。
この数値が低くなると、身体の免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。
二つ目が腎臓の数値クレアチンです。
この数値が高くなりますと、場合によっては腎機能が失われ、透析が必要になるのです。
これらの数値が危険ゾーンになると注射をしたり、利尿剤を入れたりして機能回復を図ります。
まあ、そのくらい抗がん剤を身体に入れることには注意を払う必要があります。
何故なら、抗がん剤は毒だからです。
私が、驚いたのは正に抗がん剤の毒性です。
点滴針は基本血管にずっと刺しっぱなしになりますので、何日して動いたりすると抗がん剤が血管から漏れたりする訳です。
そうなると漏れた部分が真っ黒に変色します。
放っておくと、抗がん剤によって筋肉が壊死してしまいます。
その時、思ったのが、「抗がん剤によってガンを叩くために、自分の寿命は確実に短くんっているんだろうな」ということで、多分それは間違いないということです。
今、このような抗がん剤治療を受けるかと言われれば、私は受けないと思います。
実は、この抗がん剤治療を受けている間、毎日クロワール茶とクロワールゴールドを飲んでいたのですが、抗がん剤投与が終わった時の検査でガン細胞が消えていました。
ですから、本来なら堀ちえみさんと同じで、舌を半分切除しなければならなかったのが、3分の1で済んだのです。
お陰様で、食事や喋ることも、完全では有りませんが、何とかこなすことができるのです。切除した舌部分からガン細胞が出ませんでしたが、これをクロワールを飲んだからというつもりは有りません。
ただ、運が良かったと考えています。
今、自分が健康を守る為に一番注目しているのが、免疫力です。
私達の免疫の70%以上は腸の中で造られています。
腸内環境を良好にすることは、健康寿命を伸ばす為に必要なことです。
腸内細菌は我々の身体の腸の中で考えられないような役割を果たしています。
12種類の生きた善玉菌を小腸、大腸に届けることは何よりも100歳まで元気で生きることに最も大切なことであると思います。