週刊柏﨑 第418回_TPPと混合診療は別の問題です

先週までの温かさが嘘のように寒くなってきました。今の気温が平年並みと思うのですが、これだけ気温差があると私のような老体にはきついものがあります。当然、風邪をひく方が多くなっているようですが、私も含めてエーエルの人間は毎日厭と言うほど、クロワール茶を飲んでいるので、スタッフ一同皆元気であります。人間にとって大切な栄養分は大抵の成分が水に溶けます。栄養分はその水にとけた状態で栄養を必要としている体の部位まで運ばれるのです。ですからお茶のような形はまさに理想的であります。
先週のクロワールプラスのキックオフイベントでありますが、沢山のご注文、本当に有難うございます。来週の木曜日も朝6時からご案内させて頂きます。早朝ではありますがご覧いただけたら幸いです。この時期、早朝といえばまだまだ真っ暗であります。寒さも多分一番身にしみる時間でもありますが頑張ります。
そして、12月はいよいよクロワール・アイネオがパワーアップし登場予定であります。内容はまた後日に廻させていただきますが、多分最強の「瞳のサプリ」であると思っています。これだけの円高で原料がやっと少し下がったのにも関わらず、コストは大分上がりました。それでも、体感を求めて私達はとことんこだわりたいと考えています。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
相変わらず混迷を極めるTPP問題でありますが、多くの与野党議員や識者が反対する中、どうやらルール造りの話し合いに参加するようです。TPP推進派はここで納得出来なければ離脱すれば良いと言っていますが、アメリカに何も言えない日本は多分そんなことは出来ないでしょう。ここで決められるルールというのは、アメリカに有利なものになることは明白です。極端な話、サッカーでいえばアメリカだけ手を使ってもいいとか、バスケットボールならアメリカのリングだけ倍の大きさであるとかの理不尽なルールを作られてしまう恐れがあります。全く参加するつもりが無い中国、この国は本当にしたたかでありますな。
さて、癌というのは現在、死亡原因で断トツの恐ろしい病気であります。この癌の画期的な治療方法が今週、アメリカで発表されました。体の外から光を当ててマウスの体内のガン細胞を破壊する実験に米国立衛生研究所のチームが成功したのです。正常な細胞は傷つけず、効果的にガン細胞だけを攻撃する治療方法として、数年以内の臨床応用を目指すとしています。チームは、主にガン細胞に存在するタンパク質と結びつく性質をもった「抗体」に注目しました。この抗体に近赤外光をあてると発熱する化学物質を取り付けて、悪性度の高いガンを移植したマウスに投与し、その後、ガンがある部位に体外から近赤外光を30分程度当てました。すると計8回の照射でガン細胞が破壊され、10匹中8匹でガンが消失、再発も無かったそうであります。元々ガン治療には光を照射することが有効であり、放射線や他の波長の光が使われていますが、健康な細胞への影響が避けられなかったのです。それが今回、抗体がガン細胞と結びつくことによって、ピンポイントでガン細胞だけを攻撃でき、しかもこの近赤外光自体が無害のために、体の負担をかけずに繰り返し照射出来、しかも効果が絶大であるという画期的なものであります。是非、早期にガン治療に応用出来るようにして欲しいものです。ちなみに、この米研究チームの主任研究員は小林久隆氏という日本人であります。
皆さんは「混合診療」というものをご存じでしょうか。TPPで今この混合診療が医療分野で問題になっています。簡単にいうと1回の診察で自由診療と保険診療を同時に病院でしてもらうという事であります。現在はこれが出来ませんので、日本は混合診療が認められていません。実はこの混合診療が出来ないというのは、私達にとって不便なことだと思っています。例えば、人間ドックにいったとします、検査をして最後に医師から結果を聞きます。そこで「あなたは血圧が高いから薬をのんで下さい。」といわれました。あなたは、「じゃあ薬を出して下さい。」と言って薬を処方してもらえるでしょうか。答えは「もらえません。」なぜなら、人間ドックは自由診療、薬を処方してもらうのは、保険診療、要するに、混合診療になるからです。あなたは出直して、外来に並んで、薬を処方してもらわなければなりません。もしくは、薬を実費、保険無しでもらうしかないのです。実はこの混合診療の禁止は医師会が一貫して主張していることです。医師会は混合診療を認めたら国民皆保険制度が崩壊するといっています。私はそんなことはあり得ないと思いますし、元々診療方法は私達国民が選択する問題だと考えています。医師会が反対するのは、もはや医師、特に開業医の既得権益を守るだけのことであると思います。なぜなら、大概の開業医は高度な自由診療をすることが無いからです。
前に書きました、画期的なガン治療でありますが、なんせアメリカで認められても、日本で承認されるかは解りません。私は以前、ガンに侵され、とても苦しい生活を強いられました。混合診療を認めない今の日本の制度ではこのような高度の自由診療である治療が受けられない可能性が高いのです。混合診療の問題をTPPの枠組みの中で論議するのはおかしいと思います。私達には、自分の生命を守るために最善の治療を受ける権利があります。TPPで医療が変わるのは、決して混合診療のことではないということを理解してください。今の既得権益に固執する医者の世界では、小林研究員のような優秀な医者は本当に日本から居なくなってしまいます。

柏崎

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