知るともっと幸せになれるセロトニンを強くする腸内細菌

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人の腸には約100種100兆個の微生物が棲みついており、我々の健康状態に深く関与していますが、個々の微生物の役割に関しては未だよくわかっていないところが多く残されています。

 

最近、腸内環境が影響していると判明している疾患
クローン病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患、うつ病、自閉症などの精神疾患

 

とくに消化管の異常な炎症が特徴の炎症性腸疾患は化学食品が普及した現代、添加物を摂取することが多くなったため、発症率が上昇しています。

そんな中、2017年1月に学術誌PLOS ONEに腸内微生物についての最新知見が掲載されていました。

美味しいものを食べた時には腸から幸せホルモン「セロトニン」が出て、脳に良い影響を与えることは広く知られていますが、このセロトニンレベルを調節している腸内細菌の微生物が一つ特定されています。

TLR2と呼ばれるタンパク質がセロトニンレベルの調整に一役買っているとのこと。これはつまり、どういうことかと申しますと、セロトニンは人の感情や行動、生理に影響を与えますから。

腸内環境が良くなって、TLR2タンパク質が増えてセロトニンの伝達状況が良くなると心の状態が良くなって、今よりいい行いができるようになるということです。最近心が荒んでいるかも知れない…ストレスが溜まりやすくなった…なんて感じている方!腸内環境を良くする生活を意識していきましょう!

Gut microorganisms affect our physiology
https://medicalxpress.com/news/2016-12-gut-microorganisms-affect-physiology.html

Common food additives alter gut microbes, causing inflammation, colitis, obesity and diabetes
http://www.naturalnews.com/049229_microbiome_obesity_additives.html

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