週刊柏﨑 第381回_言ってる事と違うじゃん
庭の梅の木に紅い花が咲きました。まだ２分咲きぐらいなのですが、生命のいぶきを感じます。いつもながら植物の持っている力には驚くばかりであり、こういった無限のパワーをなんとか私達の健康に役立てたいと思っています。気温が昼間は20℃近くまで上昇して、梅の花どころかすぐに桜の花まで咲きそうな陽気であるのですが、多分このまま暖かくなるはずもなく、3月にもう一回、大雪が降るような予感がします。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ここ6週に渡って、ケニア出張について書いてきましたが、終わってしまえば「さて何を書こうか」と、いつも思い悩む週末に逆戻りであります。
QVCさんから4月のバースデーイベントの参加申込書が届きました。今年は、有明のビックサイトで恒例のイベントが開催されるのですが、なんせ10周年ということで今迄よりも尚一層、盛大に取り行われるということであります。今まで1回だけこのバースデーイベントに参加しなかった年があるのですが、お客様より「楽しみにしていたのに」というお声を多数いただき、やはりこれからは必ず参加しようと思い改めました。今年もしっかり出展しますので、何卒、宜しくお願いします。去年は何人かの方々から、このコラムを楽しみにしているとのお声も頂きましたので、今回も再びお会いできることを楽しみにしています。
今週、ニュージーランドで大地震がありました。インターネットのニュースでこの地震を知ったのですが、マグニチュード6.3という規模。その印象は「たいして大きくないな」というものでした。実際、去年の9月にこのニュージーランド、クライストチャーチにマグニチュード７規模の地震があったのですが、その時はなんお被害も出ていません。しかしながら、今回の地震は直下型ということで、さながら阪神・淡路大震災に勝るとも劣らないような災害状態であります。日本からの留学生の方26名が未だにビルの瓦礫の下に閉じ込められているようであり、今日で72時間目、なんとか全員無事に救出されてほしいものです。
さて、「KARA」という韓国の女性アイドルユニットをご存知でしょうか。実は私の場合、なんとなくは知っていたのですが、このところのテレビのワイドショーの報道によって、5人グループでなんとなく全員の顔までうっすらわかるようになりました。はい。何が言いたいかというと、以前からずっと言ってきましたが、メディアの国民に対する伝達の能力であります。このところの「KARA」のテレビでの報道は多分、どんなプロモーションや宣伝よりも知名度アップにはつながったと思います。メディアの力は偉大であります。
この頃、こういう様々なメディア報道に対し、私はなんとなく変化というか、以前とは違うものを感じるのです。というか、メディアを通じて私達に対して発信してきた情報が、なんか「違うな」と思えるようになってきているのです。たとえば、その代表的な常識が「円高によって日本の経済が破綻する」というものです。要するに、日本の経済は外需依存だというものです。私が証券会社に勤務していた頃、プラザ合意という先進国が集まって、アメリカを助けるためにとにかく円高にしようという約束があって、1ドルが150円から一気に1ドル100円になった時も日本は終わりだという報道がありました。今は1ドル80円です。
上場企業、だいたい日本の大手上場企業で、海外売上高比率が50％を越しているのは、3,800社中、たったの２８５社であります。このところGDPで中国に抜かれて世界3位になったといっても、この狭い国土で中国の人口の十分の一にも満たない人口の日本が、中国と同じ位のGDPがあるのですから、十分、円高による原料安などのメリットを受けて、国内でしっかり稼いでいるのです。しかも、そのしんどい輸出だって今期はものすごい貿易黒字を出しているし、政治はひといけど、やっぱり日本の企業は凄いのです。それに、こりゃ何かあるなと勘ぐりたくのが、アメリカの格付会社による日本国債の評価の引き下げであります。
そもそも、詳しく書くと長くなるので触れませんが、国債の格付けなんていうもの自体存在しないのです。それでもS&Pとかムーディーズがどんなに評価を下げようが、日本の国債はびくともしないし、円の価格は逆に上がってしまうし、そもそもトリプルA（1番の評価）がアメリカというのですから「なんだかな」と思うのは、私だけではないと思います。そう考えると、何か日本のメディアを使って「日本というのは、大した国ではないんだよ」ということでメリットを受ける勢力があるとしか思えないのです。この国の政治にしても、政権を取ると、同じ政治運営をせざるを得ないような何かがあるような気がします。あれだけ自民党のやってきたことを否定してきた民主党が、なぜ同じことをしてしまうのか、私はそちらの方が不思議でありません。
中東では、このような矛盾に対し、市民主導の革命が起こっています。日本もなんとなくですが、少しずつ変化しているような感じがします。
今動画をやっているのですが、結構これがうまくできません。ひつこくアナウンスしているので、ご覧になっている人は増えているとおもうのですが、今回は「国産お料理３点セット」であります。合計3,980円（送料・代引手数料込）なんですが、利益が百円程度だそうで育ちゃん（責任者）に怒られました。なんでも楽天さんに手数料を払うと赤字になっちゃうんですって！！
私が動画でお得な商品を紹介しています。是非一度ご覧ください。
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今週、ニュージーランドで大地震がありました。インターネットのニュースでこの地震を知ったのですが、マグニチュード6.3という規模。その印象は「たいして大きくないな」というものでした。実際、去年の9月にこのニュージーランド、クライストチャーチにマグニチュード７規模の地震があったのですが、その時はなんお被害も出ていません。しかしながら、今回の地震は直下型ということで、さながら阪神・淡路大震災に勝るとも劣らないような災害状態であります。日本からの留学生の方26名が未だにビルの瓦礫の下に閉じ込められているようであり、今日で72時間目、なんとか全員無事に救出されてほしいものです。
さて、「KARA」という韓国の女性アイドルユニットをご存知でしょうか。実は私の場合、なんとなくは知っていたのですが、このところのテレビのワイドショーの報道によって、5人グループでなんとなく全員の顔までうっすらわかるようになりました。はい。何が言いたいかというと、以前からずっと言ってきましたが、メディアの国民に対する伝達の能力であります。このところの「KARA」のテレビでの報道は多分、どんなプロモーションや宣伝よりも知名度アップにはつながったと思います。メディアの力は偉大であります。
この頃、こういう様々なメディア報道に対し、私はなんとなく変化というか、以前とは違うものを感じるのです。というか、メディアを通じて私達に対して発信してきた情報が、なんか「違うな」と思えるようになってきているのです。たとえば、その代表的な常識が「円高によって日本の経済が破綻する」というものです。要するに、日本の経済は外需依存だというものです。私が証券会社に勤務していた頃、プラザ合意という先進国が集まって、アメリカを助けるためにとにかく円高にしようという約束があって、1ドルが150円から一気に1ドル100円になった時も日本は終わりだという報道がありました。今は1ドル80円です。
上場企業、だいたい日本の大手上場企業で、海外売上高比率が50％を越しているのは、3,800社中、たったの２８５社であります。このところGDPで中国に抜かれて世界3位になったといっても、この狭い国土で中国の人口の十分の一にも満たない人口の日本が、中国と同じ位のGDPがあるのですから、十分、円高による原料安などのメリットを受けて、国内でしっかり稼いでいるのです。しかも、そのしんどい輸出だって今期はものすごい貿易黒字を出しているし、政治はひといけど、やっぱり日本の企業は凄いのです。それに、こりゃ何かあるなと勘ぐりたくのが、アメリカの格付会社による日本国債の評価の引き下げであります。
そもそも、詳しく書くと長くなるので触れませんが、国債の格付けなんていうもの自体存在しないのです。それでもS&Pとかムーディーズがどんなに評価を下げようが、日本の国債はびくともしないし、円の価格は逆に上がってしまうし、そもそもトリプルA（1番の評価）がアメリカというのですから「なんだかな」と思うのは、私だけではないと思います。そう考えると、何か日本のメディアを使って「日本というのは、大した国ではないんだよ」ということでメリットを受ける勢力があるとしか思えないのです。この国の政治にしても、政権を取ると、同じ政治運営をせざるを得ないような何かがあるような気がします。あれだけ自民党のやってきたことを否定してきた民主党が、なぜ同じことをしてしまうのか、私はそちらの方が不思議でありません。
中東では、このような矛盾に対し、市民主導の革命が起こっています。日本もなんとなくですが、少しずつ変化しているような感じがします。
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クロワールカフェ：http://www.al-japan.com/movie/index.html
楽珍堂：http://www.rakuten.ne.jp/gold/al-japan/movie/index.html
