将来の夢について 週刊柏﨑 第231回

あんなに寒かった冬が、何かあっという間に終わった様な陽気であります。
先週、京都市の最北部に位置する我が家の梅が開花したと、このコラムに書いたのですが、今週出張した関東では、早くも早咲きの桜が満開であります。ただし今の季節、昼間は20℃近くまで気温が上がったのが、朝は0℃近くなんてこともありますので、くれぐれもお体ご自愛下さる様に。
私は、出張先の東京で風邪をひいてしまいました。毎年一回位風邪をひくのですが、いつも長期出張の時で、その為に携帯出来るクロワールジンジャーを作ったのに、不覚にも持っていくのを忘れてしまいました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
つい先日、新聞を読んでいたら、ある記事が目に留まりました。内容はというと、関西にある大学の学生が、交際相手とグルになって、地下鉄で痴漢行為をされたとウソをついて示談金を取ろうとした事件です。これって電車に乗る可能性のある成人男性だったら、誰でも事件の当事者になる恐れのあることなのです。そしてもしこのような冤罪に巻き込まれて、TVなどで「痴漢行為をした柏崎容疑者」と報道されたとたん、私は確実に全てのものを失ってしまうのです。そしてもしこれが冤罪だと解ったとしても、裁判が長引けば多分、元には絶対戻らないと思います。
それだけにこの大学生は絶対に許せないのです。それでなくても嫁に言わせると「あなたが真っ先に狙われるよ。だってしそうだもん。」と、とんでもない事をいうのです。
私は絶対にそのような事はしませんから!
と、前置きが長くなってしまいましたが、私の近い将来のリタイアについて書きたいと思います。
相変わらずガソリン暫定税率や年金やら、食の安全などの問題が山積されている日本。またそれらの問題について何も出来ない日本。私はこんな日本に対し、見切りをつけた方が良いのではないかと考えていました。
約20年程前、私はアメリカ・香港・台湾などの国に、4~5年住んだことがあり、海外に住むということにあまり抵抗はありません。ただアメリカや香港・台湾などは、物価が高かったり人種差別があったりと、日本と住み辛さという点ではあまり変わりはありません。
しかし、タイやマレーシアの郊外などは、物価面や治安面、また環境面でも本当にすばらしい処で、将来はこちらに移住したいと思っていました。何故「思っていました」という過去形になっているかというと、新しい場所が出来たからです。
そこは『宮古島』です。1ヶ月程前に、池間さんという宮古島でアップルマンゴーを作られている方が弊社に見えられました。用件は、アップルマンゴーにまく農薬の代わりに「元気!おやさい(焼成カルシウム)」の水溶液を散布したいというお話で、業務用の焼成カルシウムをお分けしたのです。(マンゴーに農薬を散布し、それが原因で身に黒い斑点がつくのを防ぎたいとのことです。)
その時に池間さんが、宮古島がいかに素晴らしいところであるか話してくれて、いっぺんで気候や島に住む方々の人柄、環境面でも、宮古島に対し魅力を感じるようになりました。それに沖縄に位置しているのですが、宮古島にはハブが全くいないそうなんです。日本にもこの様な場所があったのです。
その後宮古島に帰った池間さんからは、お礼のお手紙と手造りのマンゴージャムと黒糖が届きました。その時は冗談で「宮古島に住みたい」と言ったのですが、池間さんからのお手紙には「絶対サポートするから来て下さい」と記されていました。今はまだこんな私ですが、私を頼って下さるお客様が沢山いらっしゃるのでいつとは言えませんが、将来は宮古島で農業でもやって暮らしたいと考えている今日この頃です。
ちなみに嫁も子供も「一人で頑張ってね」と醒めた口調で相手にしてくれません、ハイ。

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