週刊柏﨑 第656回_こまめに水分補給をしましょう。

先週のこのコラムで、気温が上がらないなどとほざいていたのを、お天道様があざ笑うように気温が急上昇しています。昼間など、「ここはインドか」と思うような猛暑日であります。しかも、梅雨なので湿度も高いと言う、不快指数がピークに達している状態です。まあ、そうなると気を付けなければならないのが、毎度の熱中症なのですが、全国各地でかなりの人が病院に担ぎ込まれているようです。35〜36度でこの状態であるのですから、インドで記録した51度なんてちょっと想像がつきません。ただ確実に言えることは、気軽に外出したら、命を失う危険性が高いということで、今回のインド出張の目的のマリーゴールド畑を視察、撮影したら直ぐにホテルに帰って夜まで表に出ない事でありますな。しかしながら、先週末にインドのお隣のバングラデシュで起きた、レストランを襲撃したテロ事件みたいなこともインドの夜に起きないとも限りませんので、正直日本にいるのが正しい選択であるのでしょう。今回のテロ事件で犠牲なった方には、本当にお気の毒としか言いようが無い訳でありまして、心からご冥福をお祈り申し上げます。日本として、安倍首相がイスラム国と闘うことを全世界にアナウンスしている訳ありまして、最早イスラム国は日本人を欧米人と同様敵と見なしています。以前のような日本人は大丈夫という感覚でいると、とんでもないことになります。海外は勿論、日本に於いても繁華街などでは、テロには十分注意を払う事が必要でしょう。まあ、いずれにしても物騒な世の中になったものです。そういうことで、いつもの御挨拶は割愛させて頂きます。7月10日、日曜日は参議院選挙です。この時点で、「投票に行きますか?」というアンケートを取りますと、なんと90パーセント近くの有権者が「行きます」と答えるそうです。ところが、これが本当に実行されているかというと、そうではなく前回の参議院選挙では52パーセントと最低を記録しました。自分達の将来を決める選挙を平気で棄権することには、毎回必ず投票してきた私から見るとビックリなのですが、それも最後は有権者が責任を取ることになるのですからしょうがないことかも知れません。オーストラリアやベルギーでは、投票が義務づけられていて、棄権すると罰金などのペナルティーがあります。しかもベルギーの場合罰金の他何回も繰り返し投票を棄権すると選挙資格が10年間停止され、公職に就くことが困難になります。当然、投票率は跳ね上がり、両国とも投票率は90パーセントを超える訳で、まあこれなら選挙に全国民の意見が反映されていると言っていいと思います。日本の場合もマイナンバー制を導入したのだから投票を義務付けするべきであると思います。半分近い有権者が棄権した選挙が果たして有効かどうか問われているのですから、義務化は必要でしょう。殆どの国民が支持した政権が行う政策でありますから、もし意にそぐわない事でも少なくとも納得するしかないことです。現在の日本の選挙では、投票率がかろうじて半分を超えるという、低投票率のことが多く、これでは国民の総意が政権に反映しているとは言い難く、日本国民の選挙に対する意識が低いなら、何らかの対策が必要でしょう。多分、この傾向は今回の参議院選挙でも続くでしょうから、堅い組織票を有する自公が勝つと思います。さて、ウルトラクロワールアイネオからプレミアムクロワールアイネオにバージョンアップしたことは、皆さんご存知であると思いますが、そのバージョンアップの内容でもう一度皆さんにご説明したいことがあります。プレミアムクロワールアイネオの新しいオンエアーをご覧の方はお気づきであると思いますが、オンエアーの冒頭でルテインとゼアキサンチンの説明を強く言及しています。何故かと言いますと、瞳の健康の為にはルテインとゼアキサンチンがとても大切な役割を果たしていることが再確認されたからであります。今迄瞳のサプリの成分と言いますとブルーベリーのアントシアニンであったのですが、私達の身体の中にアントシアニンは存在していません。皆さんも眼に良いものと言うとブルーベリーという感じであって、それが何故と考えたことは無かったと思います。私達の眼は様々な機能を持っています。例えば、明るい場所から暗い場所に入ってきたら、眼は自動的に瞳に入る光の量を調節して、暗い場所でも視界が保てるようにします。逆の場合も然りです。まあ、カメラで言うオートフォーカスシステムなのですが、これを当たり前のようにやっていますが、これはこれで凄いことなのです。この瞳に入る光の調節をしている物質がロドプシンといいまして、私達はこのロドプシンを使って明るい処でも暗い処でも視界を保てる訳であります。この大切なロドプシンを何故かブルーベリーやカシスのアントシアニンから人間は作ることが出来るという話が広まりまして、ブルーベリーを食べると眼が良くなるという都市伝説が出来たということです。当然の話ですが、アントシアニンからロドプシンが出来るという医学的根拠は何も無いのです。ロドプシンはビタミンA(レチナール)とタンパク質から出来ているので、ロドプシンを摂りたいなら、アントシアニンよりビタミンAやベータカロテンを摂った方が有効です。ビタミンAの栄養機能で「夜間の視力の維持」というのは、ビタミンAを摂ればロドプシンが合成できるということの裏返しなんですね。ルテインとゼアキサンチンは私達の眼の中の水晶体や黄斑部、網膜に存在しています。ロドプシンと違いまして、このルテインとゼアキサンチンは身体の中で作ることが出来ない所謂必須栄養素と呼ばれるものです。必須栄養素の特色は摂って身体に吸収出来れば間違いなく不足している部位に運ばれるということです。眼の中にはルテインとゼアキサンチンがあってその色素によって青色光を吸収して炎症を防ぐことは分かっていたのですが、以前はルテインさえ摂っていれば、眼の中でルテインの一部が勝手にゼアキサンチンに変換するということで、ゼアキサンチンを特別摂らなくてもよいと言われていました。ところが、近年ルテインから変換するゼアキサンチンはメゾゼアキサンチンと言われていてゼアキサンチンと違うことが解りまして、ルテインとゼアキサンチンはセットで摂った方がいいのです。何故なら眼の中心部や黄斑部にはゼアキサンチンの方が多くあることから、ゼアキサンチンを摂ることがとても大切だからです。即ち医学的に摂ることが眼病予防に効果的なことが解っているルテインとゼアキサンチンという成分は、医学的に実証のないアントシアニンよりも眼のサプリには絶対必要なものなのです。去年の4月から始まった機能性表示でありますが、前にも書きましたが簡単なレビューやデータだけで習得出来ますので、機能を謳う成分にはいいものとそうでもないものとにはかなりの優劣がありますし、その含有量にも大きな差があります。ですから、身体的に効果が望める成分とそうでもない成分には、AからE?と段階的に評価されているのですが、その評価を消費者が知る由もなく全て同等な機能性表示食品とされています。瞳のサプリの機能性表示食品として断トツに発売されているのがルテインでありまして確か評価も高い筈です。ただそのルテインの品質と含有量にはかなりの開きがあります。それに、前述したようにルテインと同様というか寧ろルテインより必要かもしれないゼアキサンチンを含む機能性表示食品はケミン社のフローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリものだけだと記憶しています。この配合のルテインとゼアキサンチンの機能性表示食品は瞳のサプリでは最大手のW社が眼科医だけで販売するものと、コンタクトレンズの大手のB社が販売していると思います。このフローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリの配合はケミン社の長年の研究から導き出された含有量でありアメリカ眼病学会からも認められた毎日の取得量でありまして、ケミン社からの言及からは、この量を毎日摂ることにより黄斑変性症の予防及び進行の改善が期待出来るということです。プレミアムクロワールアイネオには、ケミン社フローラグロールテイン10ミリとゼアワンゼアキサンチン2ミリが一粒で摂ることが出来ます。機能性表示食品の認可は勿論取ることが可能ですが今の法律で機能性表示食品にしますとビタミンA、Eの栄養機能やSOD酵素、DHA、EPAについて全く言及出来なくなりますので、今の処はあえて機能性表示食品にはしていません。ここにきて、機能性表示食品の効果、効能を信じて商品を購入した人から全く体感が無いというクレームが消費者庁に沢山寄せられているようです。基本、機能性表示食品と言っても健康食品でありまして、データもそれなりの物ですから機能性をうたったからと言ってそんなに効くものではありません。その中でもルテインとゼアキサンチンは体感のある数少ない成分だと思います。

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