2009年私の言葉

謹賀新年
 
新年明けましておめでとございます。旧年中は大変お世話になり有難うございました。
本年もひとつ、見捨てることなく何卒よろしくお願い申し上げます。
 
今年の正月は、全国的に晴天に恵まれ、割と先週も暖かかったと思います。私は2日の日に、下鴨神社に初詣に行った位で、例年どおり酒びたりでありましたが、皆様はどのような新年をお迎えになりましたでしょうか?
 
去年から新年にかけて、本当に憤りを感じるのが、中東でのイスラエルのパレスチナに対する攻撃であります。女性、子供に至るまで、見境なく450人以上を攻撃し、殺害することは、血も涙もないと言わざるを得ません。確かに、パレスチナの過激派は、イスラエルに対して自爆テロなどで大量の死傷者を出すような事をしていますが、力関係でいえば圧倒的にイスラエルの軍事力はパレスチナを上回っているのです。 元々、パレスチナ自治区に建造したイスラエルは、その宗教色の違いを見ても無理があったのです。パレスチナ過激派の一部が起こしたテロも非難されて当然ですが、イスラエルという一国がパレスチナ国家の殲滅を目的に起こしたこの攻撃は、世界平和という人類の考え方からみると、到底許されるものではないと思います。
米国ブッシュ大統領は、やはりというか、イスラエル寄りの発言をしていますが、穿った見方をすると、戦争を起こさせ武器輸出によってアメリカ経済の回復を計っているかもしれません。新しい中東戦争の恐れから、1バーレル 32ドルまで下がっていた原油価格は、45ドル位まで反発しました。
 
本当に、裕福でなくても平和で明るく生活するというのは、簡単のようで大変な事なんだと感じます。今日の新聞によると、デパート・専門店などの初売りは、人手は例年を上回ったものの、売り上げは軒並み前年を下回ったそうです。やはり消費者の方々の財布のヒモは固くなっているようです。
 麻生首相の新年の挨拶での今年の言葉は「安心・活力」でありました。麻生さんが辞任するのが一番「安心・活力」だ!!と言われないように、視界不良の世界経済の中で日本国民が平和で明るいくらしが出来るよう、舵取りをしていただきたいと思っています。
 
私の今年の言葉は1990年のバブル崩壊時に流行った「清貧」です。
これは私欲を捨てて正しい行いをする、質素でありながらそれは決して貧しいをいう事ではなく、清く潔いものという意味です。厳しく大変な一年かも知れませんが、いつも心に太陽を、他人を慈しみ、金銭的に裕福でなくても、家族、友人と、明るい生活をしたい。これが私の目標です。
 
繰り返し、今年一年、ご指導、ご鞭撻お願いいたします。

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