週刊柏﨑 第698回_予防することの大切さ
6月も今週で終わり、今年も早半分が経過しました。
京都では祇園祭の準備が進んでいまして、街中に行きますと祇園祭特有の鐘の音が聞こえてきます。
梅雨らしいと言ったら梅雨っぽい天気になってきました。
ただ、突然雷雨を伴った大雨が降るので、毎度のことですが、土砂崩れや川の氾濫のリスクがある場所にお住いの方は十分気を付けて下さい。
7月は前半にQVCさんでのオンエアがあります。
先週の新幹線の遅延、運休などのアクシデントがいつまた起きるとも限りませんので、早めの移動を心がけなければなりません。
長野で大きめの地震が発生しました。
後で知ったにですが、この地震は群発地震だそうで、そうなると今後も地震の危険性がある訳でありまして、長野近辺にお住いの方々は注意が必要です。
自然の前では私達はどうしようも無いですからね。
ただ、自分でリスクマネイジメントすることで、避けられることもあることを忘れないで下さい。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
将棋界で14歳の新星藤井四段がデビューから29連勝と今迄の連勝記録を更新しました。
このところ、卓球など10代前半の年代の選手の活躍が目立っていますが、大したものです。
現代の棋士というのは、私がイメージする棋士と大分違います。
将棋に没頭した生活を送っていることは今も昔も変わらないと思いますが、風貌というかその生活スタイルは変わってしまったような気がします。
あの村田英雄が歌った「王将」の伝説の棋士坂田三吉と藤井君は全く違いますな。
なんたって「吹けば飛ぶような将棋の駒に賭けた命を笑えば笑え」、まあ今の藤井君のイメージとはかけ離れています。
藤井君が「どんな将棋を目指したいか?」という質問答えたのが、「AI(人工知能)の終盤の粘り」というものです。
その理由は、「心が折れないから」、競技としての将棋は全く同じですが、それをプレーする棋士は大きく変化しています。
でもああいう天才が、沢山いるのが今の将棋や囲碁の世界です。
この中で一握りの棋士が生き残り、名人や竜王になっていきます。
現在、これだけ騒がれている藤井君だって未来が保障されている訳ではありません。
私も、高校位の時は結構将棋が好きで、友達とやっていました。
藤井君には飛車、角、香落ちで1000回やっても絶対に勝てない自信がありますな。
これからは、どんどん強い棋士と戦いますけど、行ける処まで行って欲しいです。
小林麻央さんが亡くなりました。
34歳という若さであります。
まだ年端もいかない二人のお子さんを残して亡くなったのですから、さぞかし心残りがあったろうと思います。
数年前に乳がんが発見された時点で、多臓器への転移があったらしく、ステージⅣで余命宣告ですから、本当にショックだったでしょう。
麻央さんは、最後までブログで近況を綴っていましたから、最近は延命というより終末期のQOLと家族との交流を図っていたと思います。
最近は骨への転移もあったようで、聞いた話でありますが、その痛みは想像を絶すると言います。
本当にお気の毒としか言いようが無く、心からご冥福を祈ります。
こういうことがあると、矢張り大切と痛感させられるのが、予防医療です。
麻央さんは、毎年必ず人間ドッグを受けていたそうですが、ガンが発見された時は、既に手遅れの状態でありました。
早期にガンなどの難病を発見するためには、ペットCTやMRI、3次元マンモグラフィーなど高度の医療器械を使った綿密な検査が必要になります。
様々な意見はあるでしょうが、矢張りガンなどは、早期発見、早期治療が大切であると考えています。
ですから、私も含めて皆さんもこのような検査を受けられるのなら、絶対とは言いませんが、受けた方がベターであると思います。
但し、当然日本の場合、予防検査に対する医療費には保険は適用になりませんから、かなり高額になります。
現在、日本全体の予防医療にかける費用は全部で約9000億円と言われています。
かたや、住まいのリフォーム市場の総額は6兆5千億円です。
我々は、家やマンションを手直しするのにこれだけのお金をかけているのに、一番大切な身体のメンテナンスにはリフォームの7分の1以下しかかけていないのです。
確かに正しい生活習慣というのは病気にならないようにするには、大切なことです。
しかし、バランス良い食事をして、一日7時間睡眠を取り、1~2時間運動して、ストレスのない生活をする、分かっていてもこんなこと出来る人は少ないでしょう。
そうなると、恐い病気は早く見つけて、対処すること、後悔しない為にも私は必要であると思います。
多少はお金がかかりますが、屋根や窓のリフォームより身体のリフォームが私は、大切であると思います。
あと、毎日のクロワール茶、これは毎日の身体のメンテナンスに大切なものですね。