週刊柏﨑 第534回_遅くともいつか花咲く!

京都では、まだまだ寒い日が続いています。

毎年この時期に開花する北野天満宮の早咲きの梅でありますが、やっとこさ開花したとのことであります。やはり寒さの影響で例年よりも2週間程遅れた模様です。テレビを観ていたら、早咲きの熱海桜も開花したそうでありますし、確実に春に向かって季節は流れているのですね。昨日、節分の恵方巻を予約しました。関東出身の私は、この毎年違う方向を向いて、巻きずしをリコーダーを吹くように食べる節分の行事を京都に住むまで知らなかったのですが、今は大手コンビニの営業努力のおかげで全国的にポピュラーになりました。まあ、節分と言えば基本思い浮かぶのは豆まきでありますが、掃除するのが面倒でありますし、すしを食べる方が簡単でいいと思っています。但し神社、仏閣ではやはり節分と言えば豆まきであります。京都では、京都大学に隣接している吉田神社が節分では有名でありまして、毎年かなりの人出があります。因みに今年の恵方は東北東であります。

節分が終わったら、終わったで日本は、恒例のイベント、バレイタンデーとなるのですが、全く忙しい話ですな。

皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。

それにしても今年のノロは半端ではありませんね。各地で猛威を振るっています。食中毒というと、どうしても夏場を連想してしまうのですが、ノロはウィルス感染であり、菌で感染する0―157とは全く違うものです。大体パンから感染するって想像もつきません。ノロはかなりウィルスの力が強力でありまして、ちょっとやそっとではやっつけることが出来ません。かと言って感染しないよう外出しない訳にはいかないので、やはり常日頃から体に抵抗力や免疫力をつけることが必要であります。多分これからはインフルエンザが蔓延しそうであります。今年のインフルエンザウイルスは香港AとBそして2009年にパンデミックになると問題になったN1H1型と3タイプが均等に発症する特別な年であるそうであります。要は一冬に何回もインフルエンザにかかる可能性があるそうです。また、中国では鳥インフルエンザ患者が、かなり増えていまして、死者も出ています。こちらもいつ日本に飛び火するかもしれませんしね。私としては、体の抵抗力や免疫力を付けるためにクロワール茶を飲用したり、うがいしたりすることをお薦めします。流石に直ぐにとは言いませんが、確実に体質は変われると思いますよ。

薬大に通う娘の試験が終わりました。現在4年生、今まで試験に於いて追試が無かったことは一回も無かったのですが、最後の最後(5、6年は試験がありません。)の試験で全通、追試無しとなりました。まあ、本人が一番驚いている訳でありますが、朝から友人からメールで「ウソやろ」「信じられん」「奇跡や」と言う声が数多く寄せられております。全通したら回らない寿司を奢ると言っていた先輩からは、「証拠を見せろ」と全く信じてもらえなかったそうです。結局寿司は奢ってもらえるそうであります。回る方ですが。これも、正月に偶然乗ることが出来た、幸運の2葉タクシーの御利益なのかもしれませんな。

都知事選挙の状況が驚くほど報道されていません。告示直後に与党が応援して舛添氏が優勢とメディアは一斉に言っていましたが、その後はどうなっているのでしょうか。京都は、東京都と離れていますし、流す必要がないのかも、しかしながら東京の友人に聞いてもこっちと変わらないようであります。前にこのコラムで原発廃止問題は東京知事選で争うマターではないかも、私は書きましたが、それは誤りでありました。今日本で問題になっていることは、消費税、TPP、中韓との外交、沖縄の基地、そして原発廃止、この中で東京都として大きな影響力を国に対して持ちうるのは原発廃止しかない訳で、これをきっかけに与党に確かな対立軸を作って頂きたいと思うのです。それだけ東京知事選は国政に大きな転換をもたらすよう期待できるチャンスです。原発廃止は続けるか、止めるかというより、やる気があるか、ないか、ということで、現にドイツでは原発の廃止を決定いました。ドイツは地震が殆ど無いし、津波も無いのにですよ。ドイツは日本の福島原発事故を見て廃止を決めたのであって、当事者の日本が原発を続け、しかも海外に国を挙げて売りつけようとするなんて、信じられません。政治家の公約は嘘ばかりと思いますし、これからも信じることはないと思います。しかし、あるコメンテーターが「この東京知事選挙というのは、やりたいことを実現するために都知事になろうとする人と、都知事になりたいが為にやることを発言している人を見極める選挙」と言っていましたが、正にその通りと思います。前に雑誌で読んだのですが、今まで出来もしない使用済み原発燃料の再生サイクルに投じた資金がなんと約19兆円、国を動かす官僚でさえもうダメと感じているのにも拘わらず、ここまできたら止めることが出来ないと関係者は語っています。確かに原発事故前までは、こと発電コストだけみれば、原発が安かったのですが、今の事故後の除染とか保障費用を考えると、石炭火力が一番安く、次が天然ガス火力、で原発は3番目となり、このコストは今後もっと高くなる可能性があるのです。

さて、マルハニチロの子会社、アクリフーズ群馬工場での冷凍食品農薬混入事件で容疑者が捕まりました。この行為事態は犯罪であって、決して許されることではありません。しかしながら、この事件を単純なコスプレに凝る気味の悪い中年の犯罪と片付けることは、事件の根本的な解決にはならないと思います。この容疑者は50歳近くになっても手取り10万円そこそこの契約社員であったそうであります。それもこの会社では近年コストカットにより給与体系を変更し、ただでさえ少ない賞与も半額に減額していたといいますから、かなりの契約社員は会社に不満を持っていたと思います。この事件を見て、数年前に起きた中国の毒餃子事件を思い出したのですが、まあ、根っこは一緒です。あの秋葉原での無差別通り魔殺人や広島で起きた無差別殺人も派遣社員の犯した犯罪です。これらの犯人が必ずいうのが「相手は誰でもよかった」というとんでもなく無責任な発言。今回の農薬混入などその最たるものであります。ある意味職場テロであって、原因にあるのは、社会に対する鬱積した不満です。

世界の金持ちトップ85人の富が世界の富の半分であるそうであります。全世界で貧富の差があまりにもかけ離れている訳でありますが、世界の趨勢はこの金持ちの富をもっと増やすような政策ばかりで、そのしわ寄せがその他の人たちにふりかかっていて、特に派遣社員などの人たちがこうむるダメージが大きいのだと思います。ですから日本のアベノミクスなどの経済政策も恩恵をうけているのは金持ちや大手企業であり、一般の人たちは持っている人たちの恩恵分を負担させられる、それが今日本だけではない世界の仕組みなんですね。現在日本国民一人当たりの借金は、な、なんと899万円であります。多分この数字は増え続けるでしょうね。そして、アグリフーズのような事件は今後も無くならないのでしょう。

柏崎

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