週刊柏﨑 第789回 プロバイオティクスで免疫力を高めましょう
相変わらず、凄まじい暑さで、何も考えず外出すると命を落とす危険性もあります。 現在、夏の甲子園大会真っ最中なのであります。 あの野球のユニフォームというのは、余りに、この季節には似つかわしく無いですな。 何も日中の一番暑い時間帯に野球しなければならない理由はありませんし、甲子園の近くにはドーム球場も有る訳ですから、「球児や観客の身体も考えろよ」と思うのは、私だけでは無い筈です。 多分、フィールドの温度は50℃近いのではないかと。 来週からお盆に入りますが、日本近海には二つの台風が発生していて、同時に日本に上陸する可能性があります。 天気予報によりますと、滝のような雨が降るらしく、くれぐれもお気をつけ下さいませ。 来週の16日は、京都は恒例の五山の送り火なのですが、私はQVCでのオンエアの為に関東に出張の予定です。
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
免疫というのは、体内で病原菌や異常な細胞を認識して、それらを除去することによって私達の身体を病気から守ってくれるシステムのことを言います。 私達の身体には毎日多数の病原菌が侵入してきたり、通常細胞が異常細胞に変化しています。 それでも人間が持っている免疫力によって未然に病気に罹患するのを防いでいるのです。 実は、私達の免疫力を司る免疫細胞の内70%が腸に集中しています。 何故か?それは私達の身体の入口が腸であるからです。 口から入れた食べ物や薬は口から食道を経て胃を通ります。 勿論、私達は身体の中に入れたのですから吸収したと思っていますが、胃までの過程では身体の内部には吸収してはいません。 要は口から胃までの過程は、家でいうと門から玄関までのアプローチと同じです。 家に入るためには、玄関を入って初めて家の中ということです。 即ち、この玄関に相当するのが腸であります。 口に入れたものは腸に入って、初めて体内に吸収されるのです。ですから、腸ではヤバイ危険な物を体内に入れないよう、多量の免疫細胞を集めて防御網を張っている訳です。 この腸の免疫システムを正常に機能させているのが腸内細菌です。 腸の機能いうと、消化、吸収、排せつとすぐ思い浮かぶと思いますし、それはとても大切なことです。 案外知らない人が多いのですが、腸は免疫システムに於いても大きな役割を果たしています。 プロバイオティクスが病気予防にも必要であると理解して下さいね。
世界経済がアメリカと中国の喧嘩でとんでもないことになっています。
ヨーロッパでも間近に迫ったイギリスのEU離脱と、まあヤバイことはこうやって複合的に重なり合うものであります。 これら世界経済に与えるインパクト程では無いですが、我が国もお隣韓国と対決モードですし、世界の為替市場と株価は間早クラッシュと言ってもいいくらい下がっています。 アメリカを始めとする各国は、景気悪化を回避する為に金利を引き下げています。 金利を安くすることにより、企業や個人の借金の負担を少なくしたり、市中にお金を廻り易くするのです。 まあ、誰が考えたって世界の景気は悪いですから、転ばぬ先の杖であります。 ああそれなのに、世界である国が一国だけ景気を尚一層悪くしようとしています。 ハイ、それが日本です。 世界中が、自国の景気が悪化しているから、なんとかしようと奮闘しているのに、我が国は、10月から増税であります。 日本人って皆そんなに金回りが良いのですか?私には良く分かりません。 昨日のニュースでお盆の予定を様々な人に尋ねていたのですが、40%近い人がどこにも出かけないというのです。 また、殆ど人が節約すると答えていました。 日本のGDP(国内総生産)の内、個人消費は半分近くを占める訳で、増税で間違いなく日本の景気は悪化するでしょう。 景気後退確率というものが有るらしいのですが、何でも今84,6%に急上昇したといいます。 まあ。この数字通りならかなりヤバイですし、今回の景気後退は全世界共通でありますから、外需が日本経済を救済するのは難しいと思います。 日本だけ恐慌ということになるかも知れませんね。
韓国では今反日運動が盛り上がっています。
今回、日本から韓国に輸出していた数種の品目の優遇措置(ホワイト国待遇)を外したのが原因です。 韓国では日本製品の不買運動が起こっていますが、打撃としては日本より韓国側の方が大きいのではないかと思います。 韓国では日本製品は人気で、現在かなりの日本製品が韓国の倉庫で在庫となって積み上がっているでしょう。 それが、一部韓国の過激な政治家や国民のせいで、販売出来ない状況であるのは韓国の経済には得策と言えないでしょう。 日本製に代わる代替品を調達出来なければ、物不足にもなります。 何よりも厳しいのは、韓国の主要産業である半導体や電気製品が製造出来なくなり工場が止まる恐れがあることです。 日本企業が撤退したり、工場の操業が止まったりすれば、大量の失業者が出る可能性も有ります。 ただでさえ、韓国の若年層は失業率が高い訳であり、文政権が点けた支持率アップの為の反日運動の火は韓国という母屋を燃やす大火になるかも知れません。 実際、その兆候は出ています。韓国通貨ウォンと韓国の株価は暴落しています。 韓国に投資していた外資が韓国から逃げている可能性が高く、もしこの資金流出が続けば、韓国は財政再建国に転落すると考えています。 今の処、文政権は責任を日本に転嫁するだけで全く対策を打ち出していません。 大体、韓国製の製品で賄える食品や衣料品などはいいですが、電子部品や工業製品は、そうはいきません。 今から補助金を出して、メイドインコリアを目指すそうですが、半導体大手や自動車会社はそんな悠長なことを言ってはいられない訳です。 まあ、徴用工問題や慰安婦問題でいい加減ムカついていた日本政府の気持ちも分からない訳では有りませんが、大人の対応が必要です。 多分、日本政府、とりわけ安倍首相はトランプ大統領にお伺いを立てて今回の措置を発動していると思いますが、小さいと言っても韓国は日本に毎年2兆円の貿易黒字を出して頂いているお客様です。 少なくとも、日本には、韓国に物を販売して生きている企業もいる筈で、お互いこんな無意味なチキンレースは止めるべきだと思います。 日韓両国でお互いの足の引っ張り合いをしていたら、両国とも底なし沼に沈んでいくかも知れません。 来週はお盆の為に、一週お休みにさせて頂きます。