疲労を回復できる「イミダペプチド」を賢く摂取する方法
前回まで、2回にわたって鳥の胸肉に含まれるイミダペプチドが脳の疲労回復に役立つという内容を掲載しました。
第3回目となる今回は毎日食べていただきたいイミダペプチドが含まれる食材についてです。
イミダペプチドが多く含まれる代表的な食材
・鳥の胸肉
・豚ロース
・カツオ
・マグロ
・豚モモ肉
鳥・豚・カツオ・マグロ(尻尾)に多く含まれている、ということだけ覚えていただければイミダペプチドを賢く摂取していただけるのではないか?と思います。
調理不要ですぐに食べられるものは、前回ご紹介したからあげクンや鳥の串焼きなどの食べ物がいいのではないでしょうか。
1日100gを目安に食べてください。イミダペプチドはビタミンC同様、水溶性なので、1日にいくらとっても人体に害はありません。仕事や勉強で、脳が疲れている…と感じた時はぜひ食べていただきたいです。
これも知っていれば得!脳のサビは口の唾液を調べればわかる
脳がサビると唾液にヘルペスウイルスが出てきます。これは口元にヘルペスができる原因でもあります。
この唾液中に存在するヘルペスウイルスの数は、唾液を染み込ませるだけで簡単に計測することが可能。
ボーダーラインは10万です。
カラダが疲労しているかどうかを数値で知りたい人にオススメの検査です。
意外と知らない人が多い、疲労感と疲労のちがい
ところで、疲労と疲労感のちがいをキチンと認識されていますか?感覚と体感的なちがいです。
疲労…カラダの中で実際に起きている酸化(頻繁に使用し、発生した活性酸素の影響で脳の自律神経の細胞がサビる→細胞の老化)
疲労感…疲れた、だるいと感じること(自分で感じるもの)
一番危険なのは疲労です。
ビジネスで例えれば、仕事が楽しくて全然疲れを感じないという状態ですね。
実際はかなり疲労が蓄積しています。
芸能人のスギちゃんがいい例です。
ブレイクして仕事が忙しく、楽しくて疲労をあまり感じないというスギちゃんがとある番組で唾液中のヘルペスウイルスを検査したところ、なんとボーダーラインを大きく超える120万という数値がはじき出されています。
その2日後にスギちゃんは過労で倒れました。
重ねて記載しますが、疲労と感覚は別ものです。
なんとなく感覚に頼りがちになってしまいますが、感覚に頼るのはやめておきましょう。
イミダペプチドを摂ることも大切ですが、何よりも睡眠が一番大事です。
次回の記事ではこれまでのイミダペプチドをまとめて記載します。