週刊柏﨑 第635回_ プレミアム茶TSV、ありがとうございました

今年も早や一か月が経過しまして、毎日それなりに忙しい日々を送っています。アメリカから帰ってきて2週間程たちまして、日本の陽気に慣れますと、やはりとっても寒い訳でありまして、人間というのはどうやら環境に大きく影響される生き物であるようです。私がアイオワデモインから帰国してから本格的に始まった民主党と共和党の大統領予備選挙でありますが、結構波乱含みの展開になってきました。

共和党候補ではあれだけ多くの支持を集めてきたトランプ氏がアイオワ州で負けまして、宗教関係に強いクルーズ氏が勝利しました。また、あれだけ圧勝が予想された民主党では、ヒラリー、クリントン氏が74歳のサンダース氏と大接戦を演じまして勝ったものの本当に僅かの差であったのですから、11月迄続くアメリカ大統領選挙、まだまだ分かりませんな。

まあ、選挙に熱狂的になるということは、国民の将来に関わる大切なことであるのですから、当たり前のことであるのですけど、この日曜日に執り行われた京都市長選挙の投票率は35%であります。ホンマに「なんだかなー」であります。

 

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。この日曜日は、QVCさんでベストセラーTSVという大イベントでありまして、クロワールシリーズということで、早朝30分だけでありましたが、クロワール茶をご紹介しました。驚いたのですが、殆ど宣伝告知もしていなかったにも拘わらずソールドアウトとなりました。皆様には心から御礼申し上げます。と同時にクロワール茶の底堅い人気を改めて認識した次第です。

エーエルジャパンとして皆様にご紹介している商品は成分、配合、安全性、メセナ度そして値段と総合的な価値がトップレベルではなくトップを目指すものだということを強く考えています。そりゃ、販売量は小さいかも知れませんが、内容は絶対に負けないものにしていきたいですね。

 

元プロ野球の清原選手が覚せい剤の使用で逮捕され、大騒ぎになっています。今となれば、以前の言動や素行を考えれば、遅すぎた逮捕であり、別に驚きはありません。色々報道されていますが、まあ、野球選手としては一流であったかもしれませんが、人間としては三流以下であったということでしょう。知り合いの話では、清原選手は非常に義理堅く、優しい人であるということを聞いていましたので、現役時代の晩年は応援していたのですが、残念ですね。50歳にもなろうという大の大人ですから、彼の置かれた現状は全て身から出たことな訳で、それをしんどいとか寂しいと言って薬物に走るというのは、一言甘いとしか言いようがないです。あくまで、報道にある通りであればですが。

 

それにしても覚せい剤を始めとする薬物というのは、本当に恐ろしいものであります。大体薬物というのは、人間の中枢神経に作用して、ドーパミンという快楽ホルモンを発生させます。そのことにより、覚せい作用や快感、疲労減退などの効果をもたらします。薬学部に通う娘によりますと、覚せい剤を使用すると、ブレーキの無い車を200キロのスピードで走っているような状態になるといいます。だから、まっすぐの道を走っている時は物凄く気持ちがいいのですが、常用者の人が薬が切れるともう全てものがスローモーに見えて身体が順応しなくなるそうです。

元々戦時下、医療用として使われていた薬であり、今でも末期がん患者の疼痛対策などに当然医者の指導の下に使用されています。使用を停止した場合、今迄の常用者見れば分かる通り、幻覚、幻聴や強い倦怠感、不眠など総合失調症的な状態になります。また怖いのがフラッシュバックと言って、使用を止めて元に戻ったと思っても、いきなり覚せい作用状態になることがあることで、使用したら最後、中々覚せい剤から抜け出せないことです。良く聞くのが、「一回だけ興味本位で試した。」という言い訳であります。「人間止めますか。覚せい剤やめますか」という標語、本当の話であります。わが身を振り返れば、あれ程「止めろ、止めろ」と言われてきたタバコも中々止めれなかった訳でありまして(今は立派に禁煙しました)、タバコを止めるより100倍辛いという覚せい剤、多分一回ハマったら絶対に廃人コースまっしぐら間違いなく、絶対に手を出したらいけないものとして肝に命じております。清原選手は非常に子煩悩であり、話によると息子さんは野球の才能もあるそうなので、自分と家族の為にも薬物から立ち直って欲しいですね。彼の人生、これからがホントに試練になると思います。

 

マイナス金利だそうで、日本をもう滅茶苦茶、多分将来、日本史の教科書にマイナス金利不況とかアベノミク不況とか記されそうな感じがします。民主党政権の後を引き継いだ安倍内閣がアベノミクスで株価を上げ、円安にしたというのが一般的な見方なんですが、基本、相場は下げ続けることも無ければ、上げ続けることもありません。株式市場もドル相場も、あの民主党時代が値段的、日柄的にも底値、だからアベノミクスが無くても外国が株高、ドル高になっているのだから上がって当然だったと思うのです。しかしながら、アベノミクスの効果で、上げ幅が大きくなったことは事実です。しかし、ここにきてマイナス金利にするほど副作用が出ている、まあ、覚せい剤使用みたく、穏やかな効き目で無かった分だけ、反動は大きいですね。でも、本当に政府日銀が取っている政策は覚せい剤のような気がします。当初は、慣れてないだけ金融政策は大きく効きましたが、でる政策が金融緩和策だけでしかも無理くりのものばかり、しまいに相場にはなんの目新しさが無く効果も薄れてきました。だって政府日銀がやろうとしているのは、金融緩和して株価を上げ、円安にしようとするもの、ちっとも日本の景気を上げる政策ではありません。

経済と言うのは生き物です、頭の良い人が机上で考えていてもその通りには絶対になりません。だって世界経済は色々な国とリンクしているし、天災だってあるし、予測不能であります。体力をつけることも練習をすることもなく、ドーピングで記録を上げてきた運動選手みたいなもの、言わば覚せい剤で元気だったあの人みたいなものであり、先に書きましたが、これからが試練であります。

 

だから、言いたいのは先ず現状を理解する事、要は日本が不況でありこのままだと恐慌状態になる可能性があること、そしてそれはアベノミクスや消費財増税が失敗であったことを認めることであります。今を「景気が良い」というのは勝手ですが、不況と認めなくては対策は打てません。中国や原油価格のせいにしたいのは分かりますが、そういうことをトータルで考えるのが本当の経済対策でありますな。まあ、それでもそんな日本の通貨円が買われているのですから、訳が分かりません。

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