【第952回】新政権で日本 は立ち直れるか?
いきなり冬がやってきました、10月初めぐらいは半袖で外出していたのに、それから僅か2週間程で防寒着を着ているほどです、
今年は秋がほとんど感じられないまま冬になってしまった感じです、
一年を通して、物凄く暑いか、寒いかという二季の時代になったのですな。まあ、テニスをするにはとても良い陽気ですけどね、週2回は頑張っております
皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか?
東北や北海道では熊によろ被害が後を立ちません、
私も毎日朝晩と犬の散歩に出かけますが、いきなり熊が襲ってきたらたまったものではありません、まず、どうしていいかがわからないです、全速で逃げようとしても、何せお爺ちゃんですのであっと言う間に追いつかれて、あの爪のついた大きさ手で右フック一撃、ひとたまりもないでしょう、
あれだけ頻繁に被害にあう方が多いということは、人里に現れる個体数が増えているということなのでしょう、
京都の街中なので熊は現れませんが、その地域にお住まいの方はくれぐれも武器やクマスプレーなどで自衛をするようにしてください、
国としての対策は絶対に必要であると思います、
高市新総理が就任して数週間経ちました、株式市場は活況で景気対策の期待感が伺われます、
ただ心配することもあります、基本、高市氏の政策は安倍ノミクスを踏襲するものと言われています、
アベノミクスというは、大胆な財政出動とゼロ金利政策、それによる円安とインフレ誘導であります、
もし、今の日本で同じことをやったら間違い無くメチャクチャになります、
高市氏が語るのは、再び日本経済を世界レベルにするとか、成長路線に乗せるとか、どうも抽象論が多くて結局何がしたいのかわからないのです、
大きな財政出動をすれは莫大なお金が必要です、防衛費も増やす、補助金も出だすとなれば、明確な財源が必要です、
今の日本ではもう赤字国債を増やす以外方法は有りません、
なのに、高市氏は責任ある財政を主張するのです、
私には、このまま進めば必ず行き止まるのではないかと思っています、
どうせ、やるからには日本を良い方向に導いて欲しいです、
成長戦略というのは、決して付け焼き刃でお金をばら撒くことではありません、
正しい成長戦略というのは、未来の日本を引っ張っていく新しい産業を国が主導して創っていくものです、
今のままではじきに日本経済は行き詰まります、
漫画とインバウンドしか世界に誇れる産業が見当たらない、
それが今の日本なら、若い方はどんどん海外に出るべきです、
私は1988年になんと無くですが、海外で活躍する人間になりたいと思い、会社のアメリカ留学制度に手をあげました、
その後、香港駐在となり、台湾の担当として日本株のディールをしてきました、正直もっと上手く立ち回れば違った人生を送れたと思いますか、
アジア圏で日本人として誇りを持って生きてきましたし、それを裏付ける日本の力を感じていました、
あれから、35年、日本はとんでもない間違いをしてきました、
多分、ちょっとやそこらではたちなおれないくらいの過ちです、
その覚悟を持って日本再生に取り組んで欲しいと切に願います